Sarala

雑草と呼ばれている草たちが大好きです。 草花は私にとって1番身近に感じられる地球です。…

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雑草と呼ばれている草たちが大好きです。 草花は私にとって1番身近に感じられる地球です。 地球に生きてることを喜び、自分が自分であることを喜びながら暮らしたいと思っています。 よろしくお願いします。 Instagramなどやってます。 ⇨ https://lit.link/Yuki

記事一覧

野草茶のおはなし

私は、富士山の麓、静岡県富士宮市で自生している「雑草」と呼ばれる草や、樹木、花たちを収穫、加工、乾燥、焙煎して「野草茶」を作っています。 全て天然の、農薬などの…

Sarala
2年前
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私が皆さんと分かち合いたいもの

  【草たちが私たちにもたらしてくれる「生きる実感」というギフト】 野草たちと触れ合う楽しさをお伝えしたいんです。そして、一緒に楽しみたい。私は月に一度、野草の…

Sarala
3年前
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わたしの事について。

【はじめまして】野草茶と野草塩のshop「sarala」オーナー。 季節の野草を使ったお茶とブレンド塩の製造、販売。 毎月第4もしくは第五土曜日(月によってかわります)の野…

Sarala
3年前
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体いっぱい、感じてみたら

雨上がりのお散歩は特別な時間。 水の香り 土の香り 草の香り 花の香り あちこちから、香ってくる。 鼻の奥、胸の奥、お腹の奥に香りと共に息を吸い込む。 冷たい感…

Sarala
3年前

美しくあること

花って ちゃんと自分が美しいってわかってる 自分を美しく 香り高く 甘い蜜で 虫たちを誘う それは太古からの命を繋ぐための知恵 美しくある事を 女性である事を …

Sarala
3年前
2

存在感

今年もまた会えた 「オオイヌノフグリ」 毎年毎年、必ず会えるのに、今年も会えたらやっぱり嬉しい。 こんなに小さいのにね。 ここにいるよ、と、力強く主張する。 そ…

Sarala
3年前

心と体にも春を迎えている

2月3日は立春 春のはじまり✨ 小さな命たちが、ものすごいエネルギーで土の中から顔をだす。 土を、大地をじっと眺める ムクムクムク ザワザワザワ パチン! グググ…

Sarala
3年前
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動物の命 植物の命

今日は草ではなく、その草を食べる鹿のお話からはじまります。 猟師さんから、鹿のお肉と脂身をいただきました。 脂身を、肌用のクリームを作るために水からコトコト煮て…

Sarala
3年前
1

ヤエムグラ〜自分の世界に新しい世界を迎え入れること〜

林を歩いていたら、土や落ち葉のたまった側溝にヤエムグラが群生していました。 なんだかそこだけやけに輝いて見えて 側溝の中に入ってじっとそのヤエムグラを見ていまし…

Sarala
3年前
1

一期一会の芸術

富士山の一合目にドライブ。 久しぶりに雪で真っ白な富士山✨ おおきな自然から、小さな自然の世界に目をやると、たくさんの草木が氷とコラボレーション。 太陽の熱で…

Sarala
3年前

太陽のおつかい

大好きな「ソシンロウバイ」 その香り、色、手ざわり、透け感も、とても好き。 木の枝に、柔らかい太陽の赤ちゃんが咲いてるみたいだな、と思う。 もしかしたら、太陽の…

Sarala
3年前
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カラスノエンドウ カスマグサ スズメノエンドウ

ひとりでは 倒れてしまうの だから手をつなぐ それが私の強さ 自分の弱さを知っているの 自分の弱さを愛しているの だからこそ 頼るという強さ 支え合うという強さ…

Sarala
4年前
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ムラサキケマン

大口開けてわらってるよ 毒がある? そんなの知らんよ 笑いたいから笑うんだよ 生きたいように  生きるんだ

Sarala
4年前
2

タチイヌノフグリ

私のこと 見えないでしょう? あなたの足元で 小さく 小さく  咲いています わたしは わたしの美しさを知っているの 誰に見られなくとも 誰に褒められなくとも …

Sarala
4年前
5

夜のヨモギ

そっと 自分で自分を暖める 自分を抱きしめてあげる 今 自分に出来ることを 自分にあるもので そっとやる それだけ

Sarala
4年前

キュウリグサ

そんな儚くないの 弱くもないの 以外としたたかなの 可愛さばかりみないでね わたしにだって色んな顔がある どんな物にも 人にも 深さがある 表面だけでは決してわ…

Sarala
4年前
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野草茶のおはなし

野草茶のおはなし

私は、富士山の麓、静岡県富士宮市で自生している「雑草」と呼ばれる草や、樹木、花たちを収穫、加工、乾燥、焙煎して「野草茶」を作っています。

全て天然の、農薬などの心配の無い野草たちです。自然界のスピードは、とても早くて、意識しなければすぐに過ぎ去ってしまいます。

春の芽吹き、梅雨時期の喜び、夏の成長の勢い、実をつけ、種を残し、次の命へと繋げていき、枯れて土に還り大地の糧となっていくその命の営み。

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私が皆さんと分かち合いたいもの

私が皆さんと分かち合いたいもの

 

【草たちが私たちにもたらしてくれる「生きる実感」というギフト】
野草たちと触れ合う楽しさをお伝えしたいんです。そして、一緒に楽しみたい。私は月に一度、野草の観察会を開催しています。

ゆっくりと林を歩き、季節の移り変わりとともに変化していく植物たちを見て、触って、嗅いで、摘んで、時には食べて、知識だけでなく、五感で感じます。

一つ一つの植物には個性やストーリーがあり、歴史があり、人との長い

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わたしの事について。

わたしの事について。



【はじめまして】野草茶と野草塩のshop「sarala」オーナー。
季節の野草を使ったお茶とブレンド塩の製造、販売。
毎月第4もしくは第五土曜日(月によってかわります)の野草の観察会を開催。
野草の化粧水や野草を使ったシロップ作り講座。
「見て、感じる瞑想」として、日々出会う草たちの写真とそこから感じた気付きを綴ったポートフォリオサイトをInstagramでやっています。

▶︎各種SNS、野

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体いっぱい、感じてみたら

体いっぱい、感じてみたら

雨上がりのお散歩は特別な時間。

水の香り

土の香り

草の香り

花の香り

あちこちから、香ってくる。

鼻の奥、胸の奥、お腹の奥に香りと共に息を吸い込む。

冷たい感覚

気持ちの良い感覚

呼吸をしているんだ、という感覚

太陽があったかい

肌に感じる暖かさ

風が強い

暖かさと、冷たさが混ざる風

春を乗せてくる風

草が肌に触れた時のしっとりとした感覚

冷たさ

肌の上で水滴が

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美しくあること

美しくあること

花って

ちゃんと自分が美しいってわかってる

自分を美しく

香り高く

甘い蜜で

虫たちを誘う

それは太古からの命を繋ぐための知恵

美しくある事を

女性である事を

誇らしく受け入れたいな

花たちに、そんな事を学ぶ。

存在感

存在感

今年もまた会えた

「オオイヌノフグリ」

毎年毎年、必ず会えるのに、今年も会えたらやっぱり嬉しい。

こんなに小さいのにね。

ここにいるよ、と、力強く主張する。

それは、溢れ出る自信のような

あるがまま、自分であることを喜ぶような

そんなエネルギー

卑下もない

遠慮もない

奢るわけでもない

「これが私だよ」

そう、静かに、力強く、主張しているように見える

その姿はどこまでも美

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心と体にも春を迎えている

心と体にも春を迎えている

2月3日は立春

春のはじまり✨

小さな命たちが、ものすごいエネルギーで土の中から顔をだす。

土を、大地をじっと眺める

ムクムクムク

ザワザワザワ

パチン!

グググググっ!!

いろんな音が、動きが感じられるような気持ちになる。

そして、同じ生き物であるこの体や心の中でも、同じように春を迎えているのだろうと思う。

笑ってるみたい✨

春、なんだかムズムズ、ワクワクします🌱✨

動物の命 植物の命

動物の命 植物の命

今日は草ではなく、その草を食べる鹿のお話からはじまります。

猟師さんから、鹿のお肉と脂身をいただきました。

脂身を、肌用のクリームを作るために水からコトコト煮て、油だけをとりました。

表面の脂が固まると

真っ白!ロウソクのロウの様にカッチカチです。鹿の脂は融点が高くて、あっという間に固まってしまいます。

これをまた水に入れて煮溶かし、固まったら表面の脂を取る。それを繰り返しました。

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ヤエムグラ〜自分の世界に新しい世界を迎え入れること〜

ヤエムグラ〜自分の世界に新しい世界を迎え入れること〜

林を歩いていたら、土や落ち葉のたまった側溝にヤエムグラが群生していました。

なんだかそこだけやけに輝いて見えて

側溝の中に入ってじっとそのヤエムグラを見ていました。

気がつかなければそのまま踏み付けてしまいそうな小さな小さな葉っぱ

それは、まるで花が咲いたような不思議な葉のつき方

葉の先の尖り、色

葉脈

産毛

繊細な色のグラデーション

足もとの小さな世界に意識を向けたとき、自分の

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一期一会の芸術

一期一会の芸術



富士山の一合目にドライブ。

久しぶりに雪で真っ白な富士山✨

おおきな自然から、小さな自然の世界に目をやると、たくさんの草木が氷とコラボレーション。

太陽の熱で溶けてゆく。

ぽた、ぽた、ぽた。

水の音。

今、この時にしか見ることのできない一期一会の芸術。

氷の冷たさ

太陽の熱

草木のあたたかさ

ざわざわと命の音が聞こえる。

太陽のおつかい

太陽のおつかい

大好きな「ソシンロウバイ」

その香り、色、手ざわり、透け感も、とても好き。

木の枝に、柔らかい太陽の赤ちゃんが咲いてるみたいだな、と思う。

もしかしたら、太陽のおつかいで

「もうすぐ春がくるよ」

って教えに来てくれているのかもしれない。

カラスノエンドウ カスマグサ スズメノエンドウ

カラスノエンドウ カスマグサ スズメノエンドウ

ひとりでは 倒れてしまうの

だから手をつなぐ

それが私の強さ

自分の弱さを知っているの

自分の弱さを愛しているの

だからこそ

頼るという強さ

支え合うという強さ

私は強さをもっている

手をつなぐ

あなたと

あなたと

あなたと

ムラサキケマン

ムラサキケマン

大口開けてわらってるよ

毒がある?

そんなの知らんよ

笑いたいから笑うんだよ

生きたいように 

生きるんだ

タチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ

私のこと 見えないでしょう?

あなたの足元で

小さく 小さく 

咲いています

わたしは

わたしの美しさを知っているの

誰に見られなくとも

誰に褒められなくとも

わたしはわたしであることが美しいと知っている

それはとても大切なことなの

だから、こうして凛と立っている

あなたは 

あなたの美しさを知っていますか?

夜のヨモギ

夜のヨモギ

そっと

自分で自分を暖める

自分を抱きしめてあげる



自分に出来ることを

自分にあるもので

そっとやる

それだけ

キュウリグサ

キュウリグサ

そんな儚くないの

弱くもないの

以外としたたかなの

可愛さばかりみないでね

わたしにだって色んな顔がある

どんな物にも 人にも 深さがある

表面だけでは決してわからない

どこまでも潜ってみる

知ってみる

その奥の世界

無限の世界