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私が皆さんと分かち合いたいもの

 

【草たちが私たちにもたらしてくれる「生きる実感」というギフト】


野草たちと触れ合う楽しさをお伝えしたいんです。そして、一緒に楽しみたい。私は月に一度、野草の観察会を開催しています。

ゆっくりと林を歩き、季節の移り変わりとともに変化していく植物たちを見て、触って、嗅いで、摘んで、時には食べて、知識だけでなく、五感で感じます。

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一つ一つの植物には個性やストーリーがあり、歴史があり、人との長い付き合いがあり、虫や、動物や、大地との繋がりがあります。

今まで「雑草」と一括りに思っていたものに意識が向いた時、そこにはとてつもなく広い世界があったのだと、気付きます。

食べることができる、お風呂に入れて心身を癒すことができる、化粧水にしたり美容に役立てることができる、そして草たちと触れ合う事で、気持ちが柔らかく、ほっとするんです。

草たちと暮らしていくことで、どれだけの恩恵を受けたかわかりません。

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身近にあるもので、こんなにも生活を豊かに彩ることができる。

その恩恵にお礼をするために、私には何ができるだろうか、と考える。
それはとても小さなことです。飲んだ野草茶のガラを木の根元に撒いて土が豊かになるようにしてみる、とか、草のことを皆さんにお伝えする、とか。
自己満足かもしれないけれど、そうすることで草とともに生きている、という気持ちが湧いてくるんです。

それは、地球の生き物として共に活かし、生かされている、という感覚。
野草は、私たちにとって、一番身近に「地球」を感じさせてくれる存在です。

生き物として生きている喜び。野草は、私たちに「生きる実感」というギフトを与えてくれています。

そんな感覚、喜び、楽しさを一緒に分かち合えたら嬉しいな、と感じています。


【自分のハートに繋がる】

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私にとって「野草」はとても大切な存在です。
草たちと触れ合うことで、頭で考えがちだった私の「五感」が豊かになっていきました。

じっくりとその草たち見て、触って、嗅いで、食べて、その草自身やそれを取り巻く自然の音を聞いて、体いっぱいで草を、そして地球を感じることによって、気づいたら頭の中が静かになり、自分がとても穏やかな気持ちになっている事に気付きました。

頭の中が静かになる時間が私たちには必要です。そして、ゆっくりとハートの声に意識を向けてみる。思考とは違う、自分の中から溢れる声。それを優しく引き出してくれるのも、草木や野草の力なのだと感じています。

そして、草と触れ合うほどに、草たちから大切な「人間が生きるために大切なメッセージ」を教わるようになりました。

なので「野草」という存在を通してお一人お一人が本来持っている豊かな感覚を思い出し、日々を見る眼差しがキラキラと彩りを放つような体験を分かち合いたいと思っています。

私が一方的に教えるような距離感ではなく、私も一緒に、それぞれが感じたことを分かち合いながら、「あなただけの大切なハートの声」が見つかるような関わり合いや場を大切にしています。


ぜひ一緒に、そんな世界を体験しあえたらとてもうれしいです。


【私にとっての「野草」に対する想い】

ドクダミ


私には、人生の転換期に出会った大切な「師」が何人かいます。
その中の一人の師からは植物のことではなく、「五感」や「ハート」で物事を感じること、愛なんて世迷言だと思っていた自分の中に「愛というものがあったんだ」という事を気づかせてもらい、自分の存在をこの世にシェアしながら生きて行くことの素晴らしさを学びました。

そして、私にとっての「師」は人間だけではありません。
それが「草木たち」です。
師というだけでなく、親のように、友人のように感じる事もあります。

   
私は、草花の中でも「雑草」と呼ばれる植物たちをとてもとても愛しています。誰かに栽培されるわけでもなく、自力でその土地を選び、増えて、たくましく育っていく。こんなに身近に、私たちのすぐ足元で多くの恵みや学びをストレートに与えてくれる。力強く、愛に満ちたエネルギーを感じるからです。

ただ草を使う、食べる。
それだけでも驚かれる方がいらっしゃいます。
私も最初は、その魅力に惹かれて草との付き合いが始まりました。

草の美味しさや、多岐にわたる利用方法が素晴らしいのはもちろんなのですが、それだけではない事に気付きました。
草木たちと日々触れ合うことで彼らの生き方や美しさ、力強さを目の当たりにし、人間に通じる大切なメッセージや学びを感じるようになりました。

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草木を尊敬の眼差しで見る日々を送る中で、こんなことに気づきました。

「草木たちは本当にすごい。けど、その草木たちと同じように”私の肉体”も物凄い仕組みやシステムが備わっているんだ」ということに。

この体が動くこと。
命を次の世代に繋ぐシステムが備わっていること。
自由に表現できる言葉が、表情が、手や足があること。

草木たちが、その独自の仕組みで綿々と命を繋いできたこと。
芽吹き、成長し、あるものはその体にトゲをまとい、あるものはその体に自分の身を守るための独自の成分を作り出し外敵から身を守り、あるものは虫たちと協力関係を結びながら今生きていること。

草木たちと私という人間は、「同じ生き物なんだ!!」当たり前といえば当たり前のことなのですが、心の底から「同じ」という事を実感したんです。

それが心の中にズドン!落ちたとき、植物が素晴らしいと思っていたけれど、同じように『自分もとてつもなく素晴らしい存在なんだ!』と頭ではなく、ハートで、体感で感じることができました。

草たちと触れ合う事で、「五感」が豊かになっていきます。
頭でしか考えていなかった思考の世界が、「五感」で感じる事で私もこの地球に生きている生き物なんだと実感することができます。

じっくりとその草たち見て、触って、嗅いで、食べて、その草自身やそれを取り巻く自然の音を聞いて、体いっぱいで地球を感じることによって、気づいたら頭が空っぽになり、自分がとても健やかな状態になっている事に気付けます。

こういった体験を私自身がしてくるなかで、
ああ、これが「動物としての、生き物としての感覚」なのかもしれない、とも今は思っています。

草たちは、一番身近に感じられる「地球」。
そして、私たち人間もその地球の一部なのだと教えてくれる存在なのだ、と感じています。

そして、「生きる」という事に遠慮しないその姿にまた勇気や学び、様々な気付きを与えてもらっています。

ナズナ


私が販売しているものやワークショップたちも
こんな想いで草を摘み、扱いながら「1つの作品」のように捉え、表現しています。

お茶を実際味わってくれた方からは
「このお茶のエネルギーは「自然そのもの」だと思った!」          「お茶を飲んでいるとゆきちゃんが野草と一緒に部屋に遊びにきて寄り添ってくれているようです」                             そんなご感想をいただいています。

あなたともそんな想いが共有でき、ちょっとでも心が豊かになるきっかけであれたら、これほどうれしいことはありません。

長文を読んで頂けて嬉しいです!ありがとうございます!!


いろいろ書きましたが、ただただ、あなたと「楽しみたい」んです。この地球を、大地を、飛ぶように、子供のように、駆け回るように、一緒に楽しみたい。ハートの声はとてもシンプルなんだと思います。

いつか、あなたにお会いできる日を楽しみにしています。

【私のこと】

もう少し詳しい「私のことについて」別の記事で書いています。ご興味があったら読んでみていただけると嬉しいです(^^)

▶︎各種SNS、野草茶・野草塩販売サイトのリンクはこちら           
https://lit.link/Yuki


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