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動物の命 植物の命

今日は草ではなく、その草を食べる鹿のお話からはじまります。

猟師さんから、鹿のお肉と脂身をいただきました。

脂身を、肌用のクリームを作るために水からコトコト煮て、油だけをとりました。

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表面の脂が固まると

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真っ白!ロウソクのロウの様にカッチカチです。鹿の脂は融点が高くて、あっという間に固まってしまいます。

これをまた水に入れて煮溶かし、固まったら表面の脂を取る。それを繰り返しました。

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完成!!


私は時々、「菜食主義じゃないんですね」と言われることがあります。

草ばっかり食べてるという印象があるのかな??

私はなんでも美味しくいただきます♪お肉も甘いものも大好きです。


草と付き合っていて思うことがあります。

植物には、確かに「心臓」みたいな「臓器」はないけれど、動物と植物との命の違いってなんだろう?


植物は

動かない

刈っても、切っても赤い血は出ない

声を上げない

涙を流さない

動物と同じような目、鼻、口、体ではない


けれど


刈り取った後、その、まだ土と繋がっている部分からまた茎、葉を伸ばす。

どんなに小さくても、なんとか種を作るために花を咲かす。

引き抜かれてもなお、根を土に向けて伸ばす。

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生きる

生きる

生きる


次の世代へ命を繋ぐ

その狂おしい程の「命」の生き様


同じだ。

とおもう。


人を含めた動物も、草木も。

「生きとし生けるもの」

その言葉が自分の中にしっくりと染み込んでいると感じる。


そして、その狂おしさを愛しいな、と思う。

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そして、そんなものたちに触れるたびに、私もそうありたいな、と思うんです。


それは、人としての私の命を使い切るということ


心から笑うこと。

娘を抱きしめること。

草たちと戯れ、学び、生きていくこと。

沢山の好きな人たちに、好きだと言うこと。

自分の人生を自分でクリエイトすること。

自分で考え、自分で選び、自分で決めて、この命を生きること。


そんなことをね。

時には怖くてブルブルと震えながらも(笑)一歩一歩あゆんでいこうと思うんです。

人は思考がある分、めんどくさい(笑)

それもまた愛しいのだけど。

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