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アニータ少尉のオキナワ作戦(10)、石垣島Ⅴ

 過去アップした「エレーナ少佐のサドガシマ作戦」は、「エレーナ少佐のサドガシマ作戦、時系列」「マガジン『エレーナ少佐のサドガシマ作戦』」こちらからどうぞ。

 まだ、サドガシマ作戦、終わっていませんが、アニータ、スヴェトラーナとソーニャの物語でも。台湾侵攻をぜんぜん触れていませんでしたので。単なる輸送任務ということだったですが、それで終わりになるはずもなく・・・

アニータ少尉のオキナワ作戦(10)、石垣島Ⅴ

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アニータ少尉のオキナワ作戦(9)、★ペレスヴェート艦上、アニータとスヴェトラーナ(前回までのお話)

「だけど、アニータ、J-20(殲20)に対して闇雲に撃っても当たりゃしないよ。最大速度はマッハ2だ」とスヴェトラーナ。
「それはスーパークルーズ時だけだ。J-20(殲20)は、普段は音速以下、せいぜいマッハ0.8か0.9の音速以下だ。アフターバーナーを使わないと音速以上にならない。それも秒単位でしか持続しない。敵戦闘機とのドックファイトならいざ知らず、対艦戦闘に燃料を食うアフターバーナーなど使わない。エンジンがロシアの設計だから、アメリカ製と違って耐久力に劣る」とアニータ。
「つまり、マッハ0.8か0.9程度を想定しておけばいいんだな?」
「その通り。秒速270~300メートルを考えておけばいいんだ。
戦闘機の「スーパークルーズ」ってなに? F-35はF-15より速いといえてしまう理由

「オリジナルのTOS-1A用のロケットは射程2,700メートルだが、こいつは改良型。射程6,000メートル。こいつに時限信管をセットして、敵機前方で、艦から6キロ、5キロ、4キロ、3キロで起動するように設定する。そうすると、直径500メートルの圧力波、それに続く真空の球ができる。それが6、5、4、3キロで続いてできる。高射砲の弾幕みたいなものだ。しかも高射砲弾幕と違って、この球は十数秒持続する。ここにJ-20(殲20)が突っ込んでくれば、圧力差で一瞬で飛行不能、墜落する」
「なるほど。うまく行きそうだ。で、時限信管の設定時間は?」
「このロケットの場合、初速は秒速850メートル。加速するが、仮に平均で1,000メートルとして、6、5、4、3秒で着火、自由空間蒸気雲爆発をさせればいい。500メートルの球なんだから、精度は高くなくても良い」
多連装ロケット弾
爆発物と起爆装置(3)近接信管

「え~と、どうやるんだ?スヴェトラーナ、時限信管のマニュアルを見てくれ」とアニータ。
「ヘキサゴンボルトが弾体横についているはず」
「これだな?旧式のトピード(魚雷)の設定みたいだな?それで?」
「ボルトは、12ノッチあって、1ノッチ0.5秒。だから、最大の6秒から2ノッチずつ設定すればいい。アニータ、ペレスヴェートとオスリャービャの対空ミサイルとバルカン砲はどうなのさ?」
「あんなもの、低空で来る敵の巡航ミサイルにあんまり当たらないのはおまえも知っているだろう?だから、保険の意味でこいつを使えば、撃墜確率は上がるよ。4発1セット。24発あるから6セット。2セットで1機に対処するとして、3機、またはミサイル3発は撃墜できる」
「まあ、ペレスヴェートとオスリャービャに積載しているんだから、念のため、ロケット弾を装填しておいて、時限信管をセットしておくか」
「あくまで念のためだからな。ジュネーブ条約禁止兵器だ。使えば問題だよ」
「大量殺戮兵器としてならね。でも、対空兵器なんて使い方、ジュネーブ条約に書いてないわよ」
「確かに、こんなバカげた使い方は誰も思いついていないわね。そうだ、これを『Operation Okinawa(オキナワ作戦)』と呼ぼう。サドガシマ作戦みたいに」
「アニータ、ここはイシガキジマだよ?」
「ロシア人に『Ishigaki-jima』なんて発音させてご覧よ。舌を噛むよ。それに、石垣島も沖縄県なんだから、それでいいんだよ」
「『Lieutenant Anita's Operation Okinawaアニータ少尉のオキナワ作戦)』、いいんじゃない?使わなそうだけど」
「そうだといいな・・・」


★紺野二佐の戦略

 石垣島の人口は4万8千人である。中国人民解放軍の侵攻が予想される5日後という期日内で、島民を避難させることは可能だろう。佐渡ヶ島でも人口約5万人の退避は、フェリーなどの船舶を使用し、5日間の予定で行ったのだ。
エレーナ少佐のサドガシマ作戦(5)

 しかし、石垣島と佐渡ヶ島では事情が違う
 
 佐渡ヶ島で全島民が避難、島がもぬけの殻になったとしても、新潟市の西方約45キロ、本土との最短距離約32キロ。北朝鮮、ロシアとは約800キロ北朝鮮やロシアが全島を占領、島の領有・維持することは難しい
 
 ところが、石垣島や宮古島は、台湾から230~300キロ、中国本土から500キロ弱の距離だ。沖縄本島からは400キロ離れている。九州鹿児島からは千キロの距離にある。
 
 もしも、南西諸島の島民が島から避難をし、全島の民間人がいなくなる、もぬけの殻となった場合、中国の民間人が大挙押し寄せ、島を占拠したとしたらどうだろう?台湾有事が発生し、台湾の民間人が避難して、島を占拠したとしたらどうだろう?
 
 ウクライナでは、プーチンはゼレンスキーの政府要人たちがキエフから逃げ出すことを想定した。そうなれば、その行政上の空白を突いて、傀儡政権を樹立することは容易いことと考えた。そうはならなかった。ゼレンスキーはキエフに踏みとどまり、行政上の区分としての国家が存在していることを世界に示したのだ。
 
 つまり、国土を保全するということは、一時たりとも行政行為を停止してはいけない時代になったということである。
 
 もしも、中国人民間人と称する人々が島民が退避してもぬけの殻となった南西諸島に入植と称して生活し始めたとしよう。それは民族を基盤とする行政基盤となり、その土地の国家の編入先は、島で生活する島民の意思で決定されることになる。
 
 国際法などと言っても無駄なのだ。それが、ウクライナ東部で事実起こっていることである、
 
 南シナ海の第一列島線の主張で中国に占領された島嶼群はどうであったろうか?当初、習近平はなんとオバマに説明したのか?民間人が居住し、平和裏に中国領土となると言っていた。それが、アメリカの弱腰でなし崩し的に事実となり、民間人と称する人間たちが、いつの間にか軍属となり、島を埋め立て、滑走路を作り、事実上の領土となし崩し的にしてしまったのだ。
 
 そこに、佐渡ヶ島などの本土周辺の島嶼群と南西諸島、沖縄の違いが有る。
 
「つまりだ、広瀬二尉、島民が退避したとしても、我々自衛隊は、一歩たりとも退くことは許されないということだ。退却はあり得ない。また、人名尊重などという理由で、台湾の避難民を野放しに受け入れることも許されない。避難民はすべて隔離し、ここからはるか遠くに送致、南西諸島には一名も受け入れてはいけないのだ。さもなくば、日本人の島が中国人の島に入れ替わってしまう

「住民の意思などという甘ったれたことを尊重できない。それでは国土の保全は不可能だ。ナチスドイツをみたまえ。三十年戦争以来、フランスとドイツの間で争われたアルザス・ロレーヌの領有権問題を。民族的にドイツ系が優勢であったりし、ヒトラーはアルザスをドイツのバーデンに、ロレーヌをドイツのウェストマルク管区に併合した」

「ウクライナも同様。プーチンは、ウクライナ東部でロシアへの編入を求めるウクライナ東部の分離独立派が実効支配する『ドネツク人民共和国』および『ルガンスク人民共和国』を国家として承認する大統領令に署名しただろう?住民の意思などロシアや中国のような国家ではどうとでも操作できるのだ」

土俵が違う、ルールが違うスポーツをしているようなものだ。日本国民、日本政府の信じているのは、相手も同じルールに則ってくれる、という希望的観測にすぎない。そんなものは通用しないのだ。そんなことを日本の国土で起こしてはならない。相手が話し合いなどという甘っちょろい土俵に乗ってくるという期待をしてはならないのだ。相手に見せるのは、相手に多大な犠牲を払わせ自身も血を流す覚悟、姿勢なのだ」

武力による現状の変更は、武力以外では解決できない敵国の土俵と同じルールで闘うのみなのだ。それ以外に選択肢はあり得ない

★航空自衛隊、那覇基地

 那覇基地に駐機していた陸自のV-22オスプレイのキャビンは左右の壁面に背を付ける向きで座面跳ね上げ式のトループシートが24席あった。

 一番奥は、石垣島に搬送する物資で4+4席は跳ね上げられていて、網をかけられた物資がワイヤーで固定されている。

 積載物の手前の左側の奥の席からエレーナ少佐と石垣島で海上陸上部隊を受け入れるロシア軍先遣隊で、日本語が堪能な准尉1名、曹長2名が座った。「この機体で24名プラスサイドシート1名で空挺部隊を運べるのね?4機あれば百名展開できるわね?」などと話している。
 
 その横に空自南禅二佐、羽生二佐、鈴木三佐の順で座った。南禅と羽生は、我慢して制服を着ている。澄ましていれば二佐に十分見えるのになあ、と鈴木は思った。「今度のグレネード(実は燃料気化爆弾の手榴弾)なら、敵の頭上20メートルで起爆させて、直径60メートルの自由空間蒸気雲爆発を起こさせると、数十名は戦闘不能状態にできるな?」などと物騒なことを言っている。
 
 対面の右側の席は、陸自ミサイル部隊の連絡将校、海自の将校が座っていて、物珍しそうにモデル級のロシア人女性四名を見ていた。そりゃあ、目立つよな、エレーナたちは。鈴木はちょっと優越感に浸る。
 
 操縦席から「あと、すぐ一名来ます!乗せたら離陸します!」と副パイロットが言った。
 
 後部貨物扉の斜路を駆け上がって、迷彩服の男が入ってきた。鈴木三佐の隣に腰掛ける。「おい、鈴木じゃないか?」と男が言う。「畠山か?おまえも石垣か?」と聞いた。畠山三佐は鈴木と防大の同期で、水陸機動団所属、広瀬二尉の上官にあたる。
 
「急遽、石垣島に増員が決まった。千名派遣する。その先遣で航空機を探したら、この機がちょうどひとつ座席が空いているってことでな」
「お~!思い切ったな。水陸機動団も手薄だろう?佐渡にも残しているし、広瀬の部隊が四百人。残りをかっさらったか?」
「さすがに、今の部隊編成じゃあ、南西諸島と沖縄を見きれないので、ロシアの圧力がなくなった陸自の北海道からかき集めたんだ」
「そうか。まず、良かったよ。広瀬の四百人におまえの千人、ミサイル部隊の六百人。それで、ロシア兵が千名だ。合計三千名。なんとかなればいいが・・・」
「そのロシア兵だが、どうなんだ?おまえ、ロシア人のかあちゃんをもらったっていうじゃないか?」
「ああ、ほら、奥に座っているぜ。嫁のエレーナ少佐だよ。ロシアの女性兵士六百名、男性兵士四百名の総指揮官だ」
「え?彼女が?・・・あ!本当だ!テレビで見たぞ!卜井アナ、藤田アナにインタビューされていたじゃないか?すげえべっぴんだ!」

 席が遠く、離陸間近なので、鈴木は畠山を指さしてエレーナに「同期の畠山!広瀬の上官だ!」と叫んだ。エレーナは親指を上げてニコっと笑っておじぎした。「後でゆっくり紹介するけど、こちらが」と隣の席を向いて「航空装備研究所の南禅二佐、羽生二佐。南禅さん、同期の畠山三佐です」と手短に紹介した。「お!よろしく!」と南禅が敬礼もせず、畠山と握手する。「あの」と小声になって「レールガンの?」「そうそう」「ここは佐渡ヶ島の有名人ばっかじゃないか?」と鈴木に言った。
 
「向こうに行ったら有名人、まだいるよ。ロシア人の美人がいっぱいだ。それに、卜井さん、藤田さん、カメラの佐々木さんも取材で来てるって話だ」「そりゃ、すごい。サインをもらおう」「まあ、向こうに着いたら紹介する」

「しかし、鈴木、久しぶりだな」「まったく。もう、三年くらい会ってなかったな」「お前は佐渡勤務だし、俺は沖縄と南西諸島回りだったからなあ」「向こうで酒でも飲もう。細かい話は着いてからだ」「了解!」

★中国人民解放軍、石垣島・南西諸島侵攻作戦

 まだ、紺野・富田・広瀬も、そして、エレーナたちも中国がいかに本気であるのか、知らなかった。佐渡ヶ島の北朝鮮人民軍とは比較にならない物量を石垣島に対して中国人民解放軍は用意していたのだ。
 
 海上戦力だけでも、エレーナ部隊は、90年代に就役した満載排水量4,080トンの揚陸艦ペレスヴェートとオスリャービャ2隻に対して、人民解放軍は最新鋭の満載排水量25,000トンの071型揚陸艦4隻。(中国南海艦隊:長白山(Changbaishan)、祁連山(Qilianshan)、中国東海艦隊:龍虎山(Longhushan)、四明山(Simingshan))
 
 ホバーに関しては、エレーナ部隊は、満載排水量550トンのポモルニク型エアクッション揚陸艦4隻に対して、人民解放軍は最新鋭の満載排水量170トン726型エアクッション揚陸艇12隻
 
 兵数は、広瀬二尉の陸自水陸機動団400名と石垣島陸自ミサイル部隊600名、沖縄本島から増援の畠山三佐の水陸機動団1,000名、エレーナ部隊1,000名、合計3,000名に対して、人民解放軍海兵隊は5,000名である。

 海上戦力は、揚陸艦に関しては劣勢、ホバーはやや攻撃力で優勢、陸上戦力は圧倒的に劣勢であった。航空戦力に関してはいまだ未知数だった。

 中国本土と石垣島はたった500キロの距離だ。沖縄本島との距離400キロのほぼ中間地点なのだ。


中国人民解放軍、石垣島上陸作戦、中露戦力概要

▼ 中国人民解放軍、071型揚陸艦 x 4隻

中国人民解放軍海軍のドック型輸送揚陸艦の艦級。

ドック型揚陸艦。ウェルドック(船内ドック)は艦全長の2⁄3(約140メートル)に達する。ウェルドック(船内ドック)には726型エアクッション揚陸艇(ACV)4隻が収容されるほか、揚搭作業用として、両舷のレセス内にLCVP(車両人員揚陸艇) 2隻も搭載している。上部構造物後端にはハンガーを備え、その後方の艦尾甲板はヘリコプター甲板。Z-8輸送ヘリコプター(シュペル・フルロンの中国軍仕様)を通常2機、最大4機搭載可能とされている。

南海艦隊:長白山(Changbaishan)、祁連山(Qilianshan)
東海艦隊:龍虎山(Longhushan)、四明山(Simingshan)

満載排水量:25,000トン
全長:210メートル
最大幅:28メートル
主機:ディーゼルエンジン4基
速力:37 km/h
航続距離:11,300 km
武装:60口径76mm単装速射砲 x 1基、30mm6砲身ガトリング砲 x 4基
乗員:120名

▼ 中国人民解放軍、726型エアクッション揚陸艇 x 12隻、上陸部隊5,000名

就役した最初の3隻はウクライナ製の「UGT 6000」である。

満載排水量:170トン
全長:33.0メートル
最大幅:16.8メートル
主機:UGT 6000ガスタービン×2基、或いは、QC-70ガスタービン×2基
推進器:シュラウド付き大型プロペラ×2軸
速力:74 km/h
航続距離:370 km/64 km/h時
搭載能力:装甲戦闘車両と兵員、または重量約60トンの貨物
乗員:2名以上
その他:車両甲板長:28.8m
車両甲板幅:7.2m

▲ 東ロシア共和国海軍、大型揚陸艦ペレスヴェート

満載排水量:4,080トン
全長:112.5メートル
最大幅:14.9メートル
主機:ディーゼルエンジン2 基
電源:ディーゼル発電機(500kW)
速力:29 km/h
航続距離:11,300 km
武装:個艦防空用艦対空ミサイル9K38 x 2基、76.2 mm単装両用砲 x 1基、30 mm6砲身機関砲 x 2基、122 mm20連装ロケット発射システム x 2基
乗員:98名

▲ 東ロシア共和国海軍、大型揚陸艦オスリャービャ

満載排水量:4,080トン
全長:112.5メートル
最大幅:14.9メートル
主機:ディーゼルエンジン2 基
電源:ディーゼル発電機(500kW)
速力:29 km/h
航続距離:11,300 km
武装:個艦防空用艦対空ミサイル9K34 x 2基、57 mm連装両用砲 x 2基、30 mm6砲身機関砲 x 2基、122 mm20連装ロケット発射システム x 2基
乗員:87名

▲ 東ロシア共和国海軍、ポモルニク型エアクッション揚陸艦 x 4隻、東ロシア軍1,000名、陸自水陸機動団400+ロシア軍1,000名、陸自ミサイル部隊600名

ポモルニク型はエア・クッション揚陸艦艇としては世界最大で、LCACのように母船である揚陸艦から海浜に車両などを運搬する「揚陸艇」ではなく、洋上を高速自力航行して戦車揚陸艦のようにビーチングして揚陸を行う、単艦運用される大型の揚陸艇である。

積載能力は、150tのペイロードを持ち、400平方メートルの広さの車両甲板を有する。車両搭載用のランプは艦首にあり、1隻に戦車なら3両、歩兵戦闘車なら8両を搭載することができる。歩兵は360人が搭乗できるが、最大で500人が搭乗できる。

満載排水量:550トン
全長:57.6メートル
最大幅:25.6メートル
主機:推進用 M35-1ガスタービンエンジン ×3基、過給用 M35-2ガスタービンエンジン(リフトファン)×2基
推進器:AV-98型×3軸
速力:96 km/h
航続距離:540 km/88 km/h時
搭載能力:歩兵360~500名、装甲戦闘車両と兵員、または重量約180トンの貨物
乗員:10名以上

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島崎藤村 - 椰子の実

島崎藤村作詞・大中寅二作曲

名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ

故郷(ふるさと)の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)

旧(もと)の木は 生(お)いや茂れる
枝はなお 影をやなせる

われもまた 渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ

実をとりて 胸にあつれば
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)

海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ 異郷(いきょう)の涙

思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん


マガジン『エレーナ少佐のサドガシマ作戦』


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