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夫婦関係に関する記事

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夫婦関係改善に関する記事だけをまとめました。
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#夫婦円満

夫婦の距離を縮める「コントロールへの恐怖」の理解とは?

夫婦の距離を縮める「コントロールへの恐怖」の理解とは?

夫に、妻に干渉されるのが嫌だ。

自由が奪われ、自分らしさがなくなってしまう。

物理的、心理的にも、夫婦には距離があった方がうまくいくんじゃないか?

そう思ったことはないでしょうか?

夫婦に適切な距離感はあるのか?

その答えは、ある二つのもののバランスだと言われています。

今回のアツの夫婦関係学ラジオでは、「コントロールされることに対する恐怖」についてお話ししました。

参考図書は「夫婦

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妻との関係を改善できる男、フェニックスマンが持つ3つの「マインドセット」

妻との関係を改善できる男、フェニックスマンが持つ3つの「マインドセット」

妻から嫌悪感を抱かれようとも、夫婦関係を改善できる男たち。

妻から信頼と尊敬、そして親密感を手にいれることができる、彼らフェニックスマンは、他の男たちと何が違うのか?

前回は、彼らの三つの特徴について書きました。

今回は、彼らがどういったマインドセット(考え方)で妻と向き合っているのかについて書きます。

夫婦関係に悩む男性の参考になれば幸いです。



前回記事でも書いたように、妻から嫌

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妻との関係を改善できる男、フェニックスマンが持つ3つの特徴とは?

妻との関係を改善できる男、フェニックスマンが持つ3つの特徴とは?

妻に不倫をされたり、嫌悪感を抱かれている場合、夫婦関係の改善はとてつもなく難しい。

ですが、不死鳥のごとく蘇った男性たちもいました。

死の淵から這い出し、妻との関係を再構築するその姿に、ぼくは何度も強いリスペクトを感じました。

彼らはなぜ、絶体絶命と思われるような状況から、関係性を立て直すことができたのか?

なぜ、夫婦関係を改善できる男性と、できない男性がいるのか?

その違いを考え続けて

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”柔らかな部分”で夫婦がつながるための三つのアイデア

”柔らかな部分”で夫婦がつながるための三つのアイデア

子どものことは大好きだけど、家事育児が大変でつい可愛くないと思ってしまうときがある。

励まして欲しくて夫に気持ちを打ち明けると、正論で返されてしまう。

「可愛くないって、子供がかわいそうだよ」

「母親は子どもに無償の愛を注がないと」

分かってもらえない孤独感だけが強まり、夫に気持ちを打ち明けたことを後悔する。

そんな経験はないでしょうか?

なぜ、夫は正論で返すのか?いったいどうすればい

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夫婦を惑わせる”円環的因果律”とは?

夫婦を惑わせる”円環的因果律”とは?

「あなたが悪い」

夫婦関係に悩みカウンセリングに訪れる夫婦の多くは、相手を批判する。

カウンセラーにジャッジを求めるかのように。

自分が正しいことを証明してもらおうとするかのように。

しかし、夫婦関係は永遠に回り続けるインフィニティループ(8の字を横に倒した永遠を意味するマーク)であるため、どちらかが圧倒的に悪いわけではない。

夫の言葉が妻に影響を与え、妻の言葉が夫に影響を与え、それぞれ

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「やっぱり、ママじゃなきゃダメなんだね」の本当の意味とは?

「やっぱり、ママじゃなきゃダメなんだね」の本当の意味とは?

「やっぱり、ママじゃなきゃダメなんだね」

この言葉って、否定的な意味合いで使われることが多いですよね。

夫が子どもをあやそうとしたけど、うまくあやせなくて子どもに言い聞かせるようにこの言葉を使い、妻をイライラさせたり。

ぼくもそう思います。

だけど、東京学芸大学の元教授であり「ちゃんと泣ける子に育てよう」の著者である大河原美以さんは、著書のなかで「母と子には生物的な絆がある」と書かれていま

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「感情に触れることへの恐れ」が夫婦に与える影響

「感情に触れることへの恐れ」が夫婦に与える影響

「こわい」「不安」「寂しい」、そういった感情を普段の生活のなかでさらけ出すことってあまりないですよね。

会社で「こわいんです」とか「寂しいんです」なんて言っても、まわりの人はどうしたらいいのかわからなくなってしまうだけですから。

恐怖や痛みを「自分から切り離して」生きている人って多いと思うんです。

ぼくも仕事を前に進めるためや、家庭生活を進めるために自分が感じる「不安」や「心の痛み」を見なか

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”悲しみを抱える”ことで、夫の借金問題と子どもの発達問題に向き合えた女性の話

”悲しみを抱える”ことで、夫の借金問題と子どもの発達問題に向き合えた女性の話

自分が心から切り離していた”悲しみ”を受け止めることで、夫婦間や親子間の問題が解決しやすくなる。

今、ぼくが夢中になっている読んでいる本「日本の夫婦 パートナーとやっていく幸せと葛藤」のなかに、そんなことが書いてありました。

妻や夫とのコミュニケーションのなかで、ちょっと嫌な思いをすることって、大なり小なりあると思うんです。

だけど、そのネガティブな感情をそのままさらけだすと、自分にとって不

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全自動洗濯乾燥機が妻とのコミュニケーションを教えてくれた。

全自動洗濯乾燥機が妻とのコミュニケーションを教えてくれた。

真冬の夜10時、ぼくは濡れて冷たくなった洗濯物をベランダに干していた。

子どもたちが2才になる頃まで、”それ”は寝かしつけ後のお決まりの家事だった。

本当は朝に干した方が乾きがいいのだけど、双子のお世話に追われ、ぼくと妻の朝はとてつもなく大忙しだった。

出勤までの短い間のなか、双子の食事や着替えだけでなく、自分たちの食事と身支度も終わらせないといけない。

とてもじゃないけど、そこに洗濯物を

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”悲しみを正しく抱える”ことが、夫婦関係だけでなく親子関係も改善させる

”悲しみを正しく抱える”ことが、夫婦関係だけでなく親子関係も改善させる

夫や妻と(本音でコミュニケーションが取れないな……)と、感じたことはないですか?

思っていることをちゃんと伝えられないな。なんだかガマンしてばかりだなって。

もしかしたら、その原因は「悲しみを正しく抱えられていないから」かもしれません。

人は辛いことがあったときに、それを忘れようとしますよね。あまりに悲しい出来事をずっと覚えておくのは辛いですもんね。

忘れるということは、悲しみを自分とわけ

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”コミュニケーションの悪循環”が離婚の危機を呼ぶ

”コミュニケーションの悪循環”が離婚の危機を呼ぶ

パートナーと会話をしているときに、”個人”として大切にされていない感覚を感じたことはないでしょうか?

”わたし”という個人よりも、”家族”としてどうあるべきかや、どうすべきかといったことを優先されていると感じたことは?

”わたし”という存在を軽く扱ってもいいと思われているんじゃないかと感じたことは?

ぼくは、ちょっとしたことで夫婦関係が悪くなる原因がわからず悩んでいたのですが、「日本の夫婦

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やさしくまわり続ける円が、ぼくと妻を包む空気をかえていく。

やさしくまわり続ける円が、ぼくと妻を包む空気をかえていく。

まだ上の子が2歳くらいの頃、ぼくら夫婦はケンカの仲直りに時間がかかっていました。

今では、そもそもケンカにならないか、険悪になったとしてもすぐに仲直りができます。

なんでこんな変化が起こったんだろうと考えていたんですが、「日本の夫婦 パートナーとやっていく幸せと葛藤」という本を読んで理由がわかったんです。

夫婦関係は三つのステップを踏みながら、円を描くように変わっていくんだそうです。

ふた

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「大切にされたい」と「大切にできる」タイミングのズレが離婚の危機を呼ぶ

「大切にされたい」と「大切にできる」タイミングのズレが離婚の危機を呼ぶ

「夫から大切にされたい」

「妻から大切にされたい」

そう思うタイミングってありますよね?

子育てが大変なときや、仕事が忙しいときって、パートナーを頼りたくなります。

ぼくら夫婦もなんどもそういうタイミングがありました。

だけど、そのときに自分のパートナーが『支えられるタイミング』じゃないときもありますよね。

ふたりとも仕事をがんばりたいときとか、子育てでふたりとも疲れ切っていたりとか。

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男性がガマンできない”曖昧さ”の先に、夫婦の絆があるのかもしれない。

男性がガマンできない”曖昧さ”の先に、夫婦の絆があるのかもしれない。

「わからないと言ってはいけないんです」

NPO法人パパノミクス代表の小森剛さんはそう言った。

出産や育児を控えて不安な気持ちを抱えている妻の気持ちを、ぼくら男性は100%理解することはできないですよね。

でも、妻は不安な気持ちをわかって欲しいと思っています。

(出産しないあなたは呑気な顔をしているけど、わたしの不安な気持ちをわかってる?)

そう思っているわけです。

だけど、子どもを産む

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