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コミュニティのつくりかた

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記事一覧

【つぶやき】相談に乗るという仕事-コーチングやキャリアコンサルティングを超えて-

【つぶやき】相談に乗るという仕事-コーチングやキャリアコンサルティングを超えて-

「孤独に悩む誰かが、最後に助けを求められるように、掴めるように、
手を差し出し続けていたい。」

そんな想いで、昔はblogを書いていました。いのちの電話のblog版みたいなイメージで、最後のSOSを出せる場所、私のblogを読んだら、今日は生きられるかもしれない。そう思ってほしいなと思って。

今でもそれは変わらずで、伊豆高原に住んでいるときはIzuGraceSalonというコミュニティスペース

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【祝3周年】CLUB HUBlicをOPENして3年経ちました

【祝3周年】CLUB HUBlicをOPENして3年経ちました

あっという間の3年間でした。

ここにコワーキングスペースをつくるんだ!と決意したのが2020年の夏。コロナ禍になり、何かせねばといういろいろな危機感と、病気の手術が全部終わったタイミングでした。

やっと熱海へ恩返しができる。
そしてコロナ禍で混沌とする大好きな街を何とかしたい。

そんな思いからスタートしたプロジェクト。
思いを同じくする仲間たちとミーティングを重ねて、このスペースをやろうと決

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【居場所と役割】復興から日常へ-持続可能なコミュニティづくり-

【居場所と役割】復興から日常へ-持続可能なコミュニティづくり-

昨日は、熱海にて、熱海地域活動連絡会(旧 熱海女性連絡会)様からお誘いいただき、講演を聴いてまいりました!

南三陸町の社協さまの取り組み、「結の里」の高橋さんのお話をお伺いしてきました。

もともとは震災後、仮設住宅や地域を離れた方々を結び直す拠点としてOPENされた場所。熱海市も災害後に社協と行政による「ささえあいセンター」ができましたが、それと同じ。でも、今は、13年経ち、自然発生的に、地域

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【キャリア教育】自分を知ることの大切さ-自立・自律の一歩目-

【キャリア教育】自分を知ることの大切さ-自立・自律の一歩目-

これは日本人だけなのかわからないのですが、「世間」とか「常識」とか「こうあるべき」にかなり縛られているなと最近感じています。

大人の皆さんのリフレクションの講座などでもそうですが、子どもたちと講座をやっていても、同じような「belief(思い込みや考え)」を持っているなと気づくことがありまして。

もちろん間違っているわけではないのですが、自分にそのやり方が合わなくても、「こうあるべき」に縛られ

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【子どもたちの学び場づくり】HUB塾を開講して、3週間経ちました-いろいろな気付き-

【子どもたちの学び場づくり】HUB塾を開講して、3週間経ちました-いろいろな気付き-

HUB塾も早いもので開講して3週間が経ちました。前回の記事は下記。

1回目:目標の決め方
2回目:スケジュール管理の仕方
3回目:リフレクションを学ぶ

と進めてきて、4回目は2024年度のテーマを決めて、
Babystepをスケジュールに入れるところまでやる予定です。

HUB塾は、あくまでもCLUB HUBlicの部員さんになることが前提なので、保護者の方とお話しして、趣旨をご理解いただいた

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【コミュニティ】街に出る-マーケットのお手伝い-

【コミュニティ】街に出る-マーケットのお手伝い-

昨日は、熱海市の渚町というエリアの1つの通りを使った縁日(マーケット)でした。物販などの屋台と、通りにあるお店の路面販売やワークショップ、DJブースやパフォーマンスなど、1つの小さな通りがにぎやかになりました。

その縁日の裏方の実行委員長がHUBlicの部員さんでもあり、熱海にインターンにきている大学生だったこともあり、部員のみんなで「あたみん」というボランティア運営スタッフを担ってきました!

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【子どもたちの学び場】めぐみ塾あらため、HUB塾スタート

【子どもたちの学び場】めぐみ塾あらため、HUB塾スタート

以前、こちらに記事を書きましたが、「めぐみ塾」という名前にしていたものの、やっぱり子どもたちに場の名前を決めてもらおうと思い、初回の塾の日に、グループワークで名前を決めてもらいました。

その名もHUB塾。
たくさんのアイディアの中から投票制で選んだので、かなりいろんなアイディアに票は割れていましたがw、いったん、子どもたちが考えたアイディア、決め方で決めたので、こちらで落ち着いております。

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【参加支援】社会との接続-足りないものはつくればいい-

【参加支援】社会との接続-足りないものはつくればいい-

子どもたちの学び場をつくる話は前回しましたが、まだまだ足りない支援が多々あるので、今日はそんなお話を。

「コミュニティづくり」と言っても私自身がやりたいのは、地域を良くするためのコミュニティづくりです。地域を良くするために、一人一人が自立+自律できるための支援がやりたいのです。

「自立」はまずとても大事で、経済的な自立をメインに、一人で稼いで暮らせる力を身につけてもらう。これも大事。しかし、や

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【学び場】子どもたちの学び場づくり-足りないものはつくればいい-

【学び場】子どもたちの学び場づくり-足りないものはつくればいい-

この地域にあったらいいものは何か?

この地域の課題は何か?

ペイン(人々の抱える不や痛み)は何で、ニーズ(本来必要なもの、求めていること)は何か?

私の動機の源泉は、パブリックに必要なものってなんだろう?という問いから始まるのですが、コミュニティづくりを始めてきて、改めて、まだ足りないものや必要なこととかを探求した結果、中高生のための「生きるための学び場」が足りないなと感じました。

地域に

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コミュニティマーケティングについて

コミュニティマーケティングについて

昨日、三島にて行われた、CLS三島らへんのプレイベントに行ってきました^ ^三島にはご縁がいろいろありまして、お誘いいただいたのです。

結果、とても有意義な場でした。

CLS高知を立ち上げられた小島さんのプレゼンからスタート。マーケティングが軸なので、とても共感できました^ ^

コミュニティ×マーケティング

当社がやっていることと、とても似ていたのでそのあたりをシェアしていきたいと思います

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【支援】コミュニティの大切な機能のひとつー孤独にしないー

【支援】コミュニティの大切な機能のひとつー孤独にしないー

当社のようなコンセプトががっつりビジネスや仕事、学びに絞っているコミュニティであっても、大切な価値観のひとつに、誰も孤独にしない。というものはあります。

起業や移住、学びであれ、「仲間」や「同志」の存在は大切だと思っているからです。

そしてコミュニティをつくっていると、会員さんたちの最初の顕在化されたニーズ以外のもっと奥にある人生の課題や願いに触れることも増えていきます。

今日はこれからの、

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【視察・講演】有機的なコミュニティづくり・関係人口づくりなど

【視察・講演】有機的なコミュニティづくり・関係人口づくりなど

熱海市の人口は34,000人を下回るようになり、高齢化率は48%。むしろ若者のコミュニティが少なく、特に移住してきた方、別荘の方々は、もともとの自治会や町内会などとは別の別荘地のコミュニティやリゾートマンションのコミュニティしかない。異世代が交流する場所も少ない。

飲食店などに紐づくゆるやかなコミュニティを持っているところもありますが、若手が気軽に行けるお店が少ない熱海において、やはり若者だけが

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【コミュニティ】CLUB HUBlicのイベント-大人の社会科見学①-

【コミュニティ】CLUB HUBlicのイベント-大人の社会科見学①-

交流会などで大人の社会科見学のニーズがあったことと、たまたま熱海の経営者の方に会社見学会にお誘いいただいたので、企画したイベント。

企業様としては、ファンづくりの一環。新しい事業を手がけておられる企業様なので、いろいろなファンが増えることはきっとメリットがあるはず。

部員さんたちとしては、楽しいイベント。地域を知る、地域から学ぶことは当社のコンセプトにもピッタリ^^

そして当社としては、熱海

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【ハード】シェアオフィスの設計やワークスペースのつくり方にも工夫をしました

【ハード】シェアオフィスの設計やワークスペースのつくり方にも工夫をしました

コミュニティづくりにコミュニケーションやつながる場づくりなどソフト面の大事さは私も得意な方なのでいろいろ書いてきましたが、実はハード面が大事というお話を今日はしたいと思います。

当たり前ですが、私は設計士でも建築家でもないので、ハード面の設計はプロに任せているわけですが、誰に任せるか、どう任せるかは大事だと改めて思うので、そのあたりをまとめていきたいと思います。

正直、最初はよくわからないので

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