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音楽のはなし

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Kagrraのはなし。

Kagrraのはなし。

V系の世界では和物の要素の強い音楽はそう珍しくなかったけれど
個人的にはKagrraはとても綺麗なバンドだったと思う。

日本的な世界を構築していたバンドはほとんどロックやメタルの要素やアングラ要素が強く、激しいものが多かった。

そんな中で、Kagrraは平安時代の幽玄な世界を構築していて
一志の柔らかく中性的なファルセットは妖のようだった。

反抗的でインパクトの激しいものではなく
四季の美し

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黒執事のはなし。

黒執事のはなし。

黒執事はアニメを観て好きになったんだけど、サントラや絵に衣装、もちろんキャラも好きだし、内容も好きだった。

小野大輔さんの声はやっぱり大好きだし、小野さんのセバスチャンは本当に素敵だと思う。

1番好きなのはアニメ1期。3期のラストも好きだった。

黒執事は、もう言う間でもないけれど、執事が悪魔で執事の仕事をしながら優雅に敵を処分するのが面白いし

屋敷や庭や死神や天使
彼等の出入りする図書館

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エリザベートのはなし。

エリザベートのはなし。

ミュージカルエリザベートは名曲揃いなのもあって有名な作品なので、ご存知の方も多いと思う。

自分はミュージカルや舞台に詳しくないけれど、これだけは好きでディスクを所有している。
宝塚の宙組公演で、花總まりさんがエリザベートを、姿月あさとさんがトート役を演じた時のもの。

詳しくはないけれど、昔から宝塚の男役が好きだった。

初見では大袈裟に見えてしまったりもすると思う。舞台は遠くから見てもわかるよ

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Plastic Treeのはなし。

Plastic Treeのはなし。

今日はプラトゥリの話。

前にも少し書いたけれど、黒羽に最初に借りたCDがプラのパペットショウだった。後から自分でも購入した。
このnoteにはよく出てくるバンド。remや遙さんがプラ好きで、楠本まき作品のKISSのカノンと竜太朗が似ていて素敵なあのプラです。

90年代世紀末系は殆ど黒羽経由で知ったり好きになったりしたけれど、プラはその当時から今もずっと活動していて安定の人気なので、いずれにして

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BUCK-TICKのはなし。

BUCK-TICKのはなし。

今日はBUCK-TICKの話を。

BUCK-TICKのコンサートには4回行った事があって、1回目の時はまだあまりよく知らなかった。黒羽が誘ってくれたので行ってみた。
音源で聴く以上にずっと素敵だったので、BUCK-TICKを聴いたり観たりするようになったのはこの時から。
BUCK-TICKはやっぱり視覚も共に鑑賞するのが良いなぁと思う。

2012年の10月には、2回目のコンサートへ行った。夢み

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ラルクのはなし。

ラルクのはなし。

今日は好きなアーティストの話。

好きなアーティストはたくさん居るけれど、一番影響を受けたのはラルクだった。

子供の頃に初めて聴いたのは、やっぱり全盛期だったarkとrayの辺りで、虹のMVが特に好きだった。
それから遡って全て聴き、その後に発売されたものもずっと聴いてきた。最新のミライは、自分にとって少し違和感があって、まだ聴いていないけど……

そして結局だいすきなアルバムはTierraとD

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ROUAGEのはなし。

ROUAGEのはなし。

今日はバンドの話。外の白い雨降りでなんだか丁度良いので、ROUAGEの話を。

黒羽に教えて貰った、黒羽が最も好きだったROUAGEというバンドは、活動停止後に知った。

黒羽については此方の記事で。

自分は00年代の90年代よりも少し平和になったバンギャ世代だったので、90年代の活動をメインにしたバンドはほぼ活停後に知った。事実上解散みたいなものだけど活休だったり活停だったり、可能性を残した形

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Lucifer 薔薇の哲学、堕天の美学篇

Lucifer 薔薇の哲学、堕天の美学篇

前回に引き続き、Lucifer Luscious Violenoueの話を。

薔薇の哲学、堕天の美学
これには付属の冊子が付いていて、これはなかなか入手困難かもしれないけれど(自分は定期的に検索してなんとか入手した)とても素敵な本。

すごく細かい字が改行少なく並んでいて、読むのが大変だった。それでも内容が好きで三回読んだ。

この物語、Paranoid Androidは、Radioheadが元

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Lucifer 幽霊館の薔薇の庭篇

Lucifer 幽霊館の薔薇の庭篇

今日はずっと書きたかったLucifer Luscious Violenoueというアーティストのことを。

自分も知ったのは随分あとになってからで、CDを買い集められたのも2017年と近年。
ルシファが活動していたのは90年代の終わりで世紀末の頃。

幼馴染の黒羽からCDを借りて知った。
彼女については前回のこの記事に紹介している。

ルシファの歌は独特だから、かなり好みが分かれるというか、ごく一

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