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2024年やりたいことリスト100
友人が「毎年、1年の初めにやりたいことリストをつくっている。つい、日常の中で、目の前のことに追われちゃうから、やりたいことを明確にした方が実現するなと思って。」と言っていて、思わずいいなあと思った。私はわりと概念的な目標を立てがちなのだが、今回は単純明確にやりたいことを淡々とリストアップしていくことにする。継続していくもの・再びやりたいことも入れている。2024年、良い年にするぞ!
▼行きたい場
夏の読書感想文 2023
今年も相も変わらず、生徒たちからこんな声が届く。「読書感想文、本選ばなあかんし、いっぱい書かなあかんからめんどくさい」「税の作文、どうやって書いたらいいのか分からん、書くの嫌やなあ」「社会のレポート、どうやって調べたらいいの?」
私のできうる限りで、調べ方や引用の仕方、書式などを生徒に教える。しかしまあ、その声を聞いて、読書や税のこと、夏の嫌な記憶として残ってほしくないな、と思う。すきな本を読ん
夏の読書感想文 2022
中学生の頃、読書感想文が嫌いだった。「こういう感想を求められているんだろうな」となんとなく大人の意図を汲み取って、模範解答みたいな読書感想文を書いた。案の定、当時の教員からは評価されたし、何かの賞に入選したこともあったけれど、私の本当の感想はこれっぽっちもその紙の上にはなかった。今なら自由に書けるかな。大人になった今、読書感想文を好きなように書きたい。以下紹介する本5冊は、私が今月8月に読んだ本で
もっとみる学問をするとノリが悪くなる
先日、塾で一緒に働いている大学生の女の子が、倫理の教科書を片手に持って教室に来た。その光景に思わず、「なぜ倫理の教科書?」と聞かずにはいられなかった。彼女は大学で哲学を専攻しており、サルトルの研究をしている。一つのことを深く探究するあまり、視野が狭まってしまい全体像が見えなくなってきたので、倫理の教科書を使って全体像を俯瞰しようとしているのだという。ソクラテスやプラトンから始まり、日本思想やキリス
もっとみるグラデーションな世界の中で
「カンボジアへボランティアに行く大学生の中で、貧困であるはずのカンボジアの子どもたちがずっと笑顔であるのを見て、衝撃を受けたって人が多いよね。発展途上国の子どもたちは笑顔である一方で、物が溢れていて豊かなはずの日本では顔が暗い人が多い、驚きだ、って。日本の私たちは何をしているのだろう、カンボジアの方が心が豊かなのではないか、って。
でもだからといって、単純に良し悪しは決められないと思う。発展途上国