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【月報】 定期的に記憶の「command+S」を押す

「月報」を書いてみたいなあという気持ちになったので、今月1月の振り返りを書いていこうと思う。まあ気まぐれなので、2月以降、月報が続くかわからないけれども。。(予防線)
1月の私はこんな感じでした!の紹介です。

①プチ同窓会を主催した

ひょんなことから高1,2のときの担任の先生と連絡を取り、思いがけずプチ同窓会の幹事をすることに。今までであれば「私に幹事なんて無理…」と思っていたけれど、仕事をするかの如く日時と場所を決定し、仕事をするかの如く高校の友人たちに連絡を送っていったら、ものすごくスムーズに決定した。自分に矢印を向けず、明確に連絡を送ったら上手くいくことを知った。幹事成功体験。(もちろん高校の友人たちのおかげである。みな返信が早く、やりとりも気持ち良く行えた)

プチ同窓会当日もとても良い空気感で、改めて私は良い高校生活を送っていたんだな、と思った。友人たちがいい人たちすぎた。みんなそれぞれいろいろあるよね、って笑い合える10年後があって、ほんとうに良かった。

高校生の頃よく行った四日市 女子高生の頃の自分に再会したようだった

同窓会がおわったあと、父が車で迎えに来てくれた。

「明日はどうするの?」との父の質問に「明日も高校のときの友人と遊ぶ。壬申の乱のルートをだどったり、三重県の古代史の史跡を巡ったりしようと思って」と答えると、父は「同じ高校に、あおいみたいに歴史好きな子がいたんだね」と言った。

「もしかしたら友人は私に付き合ってくれてるだけかも…!」と、どきっとしたけれど、次の日友人にその話をすると「一緒に巡ってていろいろ知れるし、面白いからすきだよ」と言ってくれた。

ああ、ほんとうに良い友人を持ったな、と思った。

くるべ古代歴史館で木簡体験をし「郡評論争」をした

「どうせなら郡評論争しようよ」と、木簡に「郡」と「評」の字を入れた。こういう遊び方ができるのでとてもうれしい。

▼郡評論争とは

律令制下の郡について,大宝令制以前にその名称が「郡」と「評」のいずれであったかをめぐる第2次大戦後の史学史上の論争。改新の詔の信憑性を検証する立場から,大宝令以前の金石文などの記述が「評」であることを根拠に,改新の詔の「郡」条項は大宝令文により修飾されたとする説がだされた。これに対し,「日本書紀」孝徳天皇以後の「郡」字をすべて大宝令文による修飾と認めると,同時期の他の記事にも修飾の可能性を考えねばならないことから,きびしい反論があった。その後,藤原宮跡の発掘調査で出土した木簡の用字から,浄御原令制での「評」が大宝令制で「郡」となったことが明らかになり,一応の解決をみた。

山川 日本史小辞典 改訂新版

▼くるべ古代歴史館

くるべ古代歴史館、壬申の乱と聖武天皇の東国行幸の展示がされていて、興味関心どストライク。こういう資料館がちゃんと継続されていってほしいな。税金の使い道。

また、父とも、春に一緒に関ヶ原にいく約束をした。
新しくできた関ヶ原古戦場記念館と不破の関。個人的には何度も関ヶ原には行っているけれど、父と行く関ヶ原はおそらく小学6年生ぶり。

父から小学生のときに、関ヶ原の戦い時の布陣図を教わったり、実際に一緒に笹尾山(石田三成の布陣跡)に登ったりしており、その体験が今の私を形成していると思う。つまりは父のおかげ。春の関ヶ原、結構楽しみだな。

▼岐阜関ヶ原古戦場記念館


②南海電車の謎解きをした

以前、友人から「南海電車の謎解き、おもしろかったよ!」という情報を聞いていたので、恋人に「南海の謎解きせえへん?」と誘ってみた。

謎解きキットは1日乗車券もついて1人2500円

結論、めちゃくちゃおもしろかった。昼の12:00スタートで、夜の21:00に終了。1日がかり。途中で諦めてしまいそうになったけれど、恋人のおかげでなんとか最後までたどり着くことができた。

ネタバレになってしまうので詳しくは書けないけれど、謎解きをつくったひと、天才だなあと思った。「そこまでする!?」みたいな仕掛けが多々あった。驚きの連続。謎解き作成者、どうやって考えているのですか。

謎解きをしている途中、どういう文脈だったかは忘れたけれど、

「あおいちゃんって、なにか嫌なことがあったり疲れたりすると “やらなければよかった” “来なければよかった” って、0か100の言い方するよね。途中まで確実に楽しかったのに、全部0にしちゃうのもったいない。パソコンで作業するときに定期的に保存ボタン押すみたいに、あおいちゃんも定期的に記憶のcommand+S押した方がいいんじゃない?」

と恋人から言われた。ほんとうにその通りすぎる。

定期的に記憶のcommand+S押します。

最近、Spotifyの「2000年代 懐メロ」をよく聞くのだけれど、大阪LOVERの「東京タワーだって あなたと見る通天閣には かなわへんよ」が このときの通天閣と重なってしゃーない。かなわへんねん。

▼南海謎解き


③デザインの勉強を始めた

2024年やりたいことリスト100に「webデザインの勉強をする」と書いていたので、さっそく始めることに。

勉強をする、といっても、一から独学するのは難しいので、オンラインスクールのSHElikesで受講を始めた。
デザイン以外にも、ライティングやマーケティング、動画編集の講座もあるので、使い倒そうという気持ち。(ライティングの方が馴染みがあるので、ついついデザインの動画よりもライティングの動画の方ばかり見ちゃう)

以下は今月受講しながら、Photoshopで作成したものたち。もちろん見本見ながら。(あとから見返したら恥ずかしいってなるかな、、笑)

フィレンツェにテンション上がりながらつくった
初めてのトレース
ついさっき行ったトレース

全然まだまだだけれど、「勉強する!」と言って、毎日仕事終わってから1時間以上受講する時間を取っている自分は、なかなかえらいと思う。

なによりも継続が大事だなあと思う。継続することでしか力を得られないこと、たくさんあるから。とりあえず今は継続。

また、最近友人にCanvaの使い方を教えてもらった。Canvaで友人たちとの旅行のしおりの表紙を作ったので、それも載せちゃお。

画像:国土地理院地図、詩:石垣りん「挨拶」引用

恋人から「地理学の学術雑誌みたいだね」と、似たような学術雑誌の写真が送られてきて笑った。

三角州って、なぜかテンション上がるのですが、分かるひといませんか。

▼地理院地図


④小論文の添削をした

本業とはまた別で、副業として業務委託で小論文の添削の仕事をした。これまた詳細は書けないけれど、高校生の小論文の添削。

文章を書く上で大切な「主語を明確にすること」「文末を主語に合わせること」ができていない子が多かった。自分も、高校生のときできていたかと問われれば自信がない。丁寧にひとつひとつコメントしていたら、添削に時間かかりすぎた。

「動詞」「形容詞」「形容動詞」「副詞」「連体詞」「名詞」「接続詞」「助詞」「助動詞」

小・中学生のときに習う国語の文法の基本って、大人になってからその大事さを知るよなあ。言葉を上手く使いこなしたい。

“完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね”

村上春樹『風の歌を聴け』

という村上春樹の文章を目にし、思わず惚れ惚れした。「完璧な文章」と「完璧な絶望」を並べちゃうセンス、脱帽。

***

1月の振り返りおわり!なにより継続!
2月もがんばるぞ!


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