あきこー

丁寧な暮らしに憧れる30代独身女のゴミみたいな生活記録。 スーパーマーケット巡り、手帳…

あきこー

丁寧な暮らしに憧れる30代独身女のゴミみたいな生活記録。 スーパーマーケット巡り、手帳、韓国コスメ開拓、昭和グッズ、うつわ、電車旅行が好き。

記事一覧

どこに行っても食い倒れ旅

 歳を重ねるごとに友人は減る。  元々少数の友人と深く付き合うタイプなため、友人は多くない。さらに社会人になると結婚やら就職やらで疎遠になるし、近くにいても出産…

あきこー
4週間前
9

vlogと書いてフィクションと読むんですよね?

 転職をしてから期間限定ではあるが、土日祝日休みになった。長らくシフト制で働いてきたので、5日間連続で働くことに慣れず、日々金曜日が待ち遠しい。    毎週金曜日…

あきこー
1か月前
1

グルメではなくいやしいだけ

君が「求められる」存在になればいい。  これは高校時代からひそかに人生のバイブルにしてきた、とあるベーシストの書籍に載っていたひとこと。高校時代に何度も読んでは励…

あきこー
2か月前
3

これで私も長谷兄に

 遅くなったが年明けから少しずつ今年の手帳を作りこんでいる。長年EDITの1日1ページの手帳を使用しているので、まずは、1ページずつ真ん中に線を引き、左側に仕事のス…

あきこー
6か月前
1

おばちゃん、またね

 1年前に母と2人で関西に行った際に、奈良に住む母のイトコと合流して一緒に観光をした。母のイトコは典型的な関西人のおばちゃん。どこでもノンストップで辛口なことを喋…

あきこー
7か月前
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わたしとまるちゃん

 「お前はちびまる子ちゃんに出会わなければ、もっと真面目な人生だったろうね」  昔、兄から言われた言葉である。    ちびまる子ちゃんは作者の幼少期を元にしたエッ…

あきこー
1年前
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最後の悪あがき

 2023年1番の決断。結婚相談所に入った。  きっかけは周りからのプレッシャーや自分自身の焦りもあるが、仕事にしか居場所がない状況に危機感を覚えたことが大きい。役…

あきこー
1年前
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定期検診のため眼科へ。近距離で複数人が視力検査をしていたのだが、隣のご婦人が大きい声で「ひだり」というと、私の検査スタッフは、私が言ったと勘違いして「はい正解で〜す♡」と返事。「…え?!え!!」と思っている内に検査終了。視力悪くなっていなかった。

あきこー
1年前

知人が九州に遊びに来てくれた。1年前に関東で会った時は2人して縁結びの神の思し召しに悪態をついていた。今年は地元で有名な恋愛成就の神社に行ったが、やはり2人して「賽銭が足りないの?おみくじの結果に納得いかないんだけど…」と気がついたら文句言ってた。必死な奴の戯れ言と許して下さい。

あきこー
1年前

80過ぎた叔母を外に連れ出そうとお肉をごちそうしたら、しっかり完食。周りが驚くなか、「戦後育ちなもんで」のひとことがじわじわ面白い。おばちゃん、また行こうね。

あきこー
1年前

昔から言い間違いが酷い父。最近では、しょこたんが結婚したニュースをみてひとこと。
「おい、シャコタンが結婚したぜ」

あきこー
1年前

後ろを紐で結ぶデザインの黒のカットソーを着て母に会ったら「飛脚なん?」と言われた。BEAMSなのに。おろしたてなのに。

あきこー
1年前
3

生きてく強さ

 私の友人は小学4年生のころ、真面目な同級生から「あなたはもうちょっとちゃんと生きた方が良いと思うの」と言われた経験をもつ。数年後の中学1年生の給食時間に、友人…

あきこー
1年前
2

コロナ、不時着

 正月に両親、兄夫婦、私と家族全員が揃い「今年も全員健康に過ごそうね」と話した。6日後、両親はともにコロナ陽性になり、高熱で意識が朦朧としていた父は入院になった…

あきこー
1年前
3

手帳好きなのにいつも計画倒れ

 ここ数年の年末年始の長期休みには来年の手帳準備をする。手帳を常に肌身離さず持ち歩く私にとって手帳はすべての情報が記載されているいわば自分の分身。時間がある年末…

あきこー
1年前
6

THE関西を知る

 まだこんなに寒くなる前、母が奈良に住むイトコに会いに行くというのに便乗して、関西旅行をしてきた。母がイトコと積もる話をしている間、私はひとりで観光することにし…

あきこー
1年前
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どこに行っても食い倒れ旅

どこに行っても食い倒れ旅

 歳を重ねるごとに友人は減る。
 元々少数の友人と深く付き合うタイプなため、友人は多くない。さらに社会人になると結婚やら就職やらで疎遠になるし、近くにいても出産や育児でなかなか会うことがない。
 
 しかし、ありがたいことに仕事で知り合った方と仲良くなることが増えた。社会人経験を経たからなのかババアになったからなのか、神経も図太くなり、人見知りをしなくなったからこそ、色々な方と気軽に話したり、どこ

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vlogと書いてフィクションと読むんですよね?

vlogと書いてフィクションと読むんですよね?

 転職をしてから期間限定ではあるが、土日祝日休みになった。長らくシフト制で働いてきたので、5日間連続で働くことに慣れず、日々金曜日が待ち遠しい。
 
 毎週金曜日。退勤後の開放感が心地が良い。何か買って帰ろうか。デパ地下に行ってみようか。そんなことを考えながらふらふらしていた転職後初めての華金。気がついたらドンキにいた。ぼんやり歩いていたら外国人観光客の波に流されてしまったのだ。何となく韓国ラーメ

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グルメではなくいやしいだけ

グルメではなくいやしいだけ

君が「求められる」存在になればいい。

 これは高校時代からひそかに人生のバイブルにしてきた、とあるベーシストの書籍に載っていたひとこと。高校時代に何度も読んでは励まされていた。年明けに久しぶりに読み返したら、モチベーションを改めて上げてくれた。

 その後「提出しなかったことを後悔をしたくない」と思い、生まれ育った地元の同業他社の採用に応募した。トントン拍子に決まり、あれよあれよと退職・転職・引

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これで私も長谷兄に

これで私も長谷兄に

 遅くなったが年明けから少しずつ今年の手帳を作りこんでいる。長年EDITの1日1ページの手帳を使用しているので、まずは、1ページずつ真ん中に線を引き、左側に仕事のスケジュール記入欄、右側に「HOUSE WORK」や「SHOPPING LIST」などのスタンプでプライベート欄を作る。

 次に1年間の目標100個や1ヶ月の目標などを前後のページに記入する。目標は「仕事」「お金」「健康」「趣味」「姿

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おばちゃん、またね

おばちゃん、またね

 1年前に母と2人で関西に行った際に、奈良に住む母のイトコと合流して一緒に観光をした。母のイトコは典型的な関西人のおばちゃん。どこでもノンストップで辛口なことを喋り続ける。しゃかしゃか歩いて、少しでも安くなる方法を探す。関西の人に馴染みがない九州育ちの私にとっては楽しく、新鮮な経験で面白かった。

 しかし、昨年のはじめからおばちゃんは体調を崩し、夏が終わる頃には終末病棟に入院した。ガンが転移して

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わたしとまるちゃん

わたしとまるちゃん

 「お前はちびまる子ちゃんに出会わなければ、もっと真面目な人生だったろうね」

 昔、兄から言われた言葉である。 
 
ちびまる子ちゃんは作者の幼少期を元にしたエッセイ漫画。初めてちびまる子ちゃんを読んだ小学生の私は「すべて本当の話なんだ。宿題しなくてもいいんだ!こんなふざけたことをしてもいいんだ!!」とアホな解釈をして影響を受けまくった。まるちゃんは何も悪くなく、私がアホだった。それに尽きる。

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最後の悪あがき

最後の悪あがき

 2023年1番の決断。結婚相談所に入った。

 きっかけは周りからのプレッシャーや自分自身の焦りもあるが、仕事にしか居場所がない状況に危機感を覚えたことが大きい。役職についている手前、自分を犠牲にすることが多かったが、なんというか振り回されるのに疲れた。激務と言われる業界で働くこと10年。やっとこさ仕事以外の時間を大事にしたいと思うようになった。
 コロナが流行り始めた頃、仕事が暇になり婚活をし

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定期検診のため眼科へ。近距離で複数人が視力検査をしていたのだが、隣のご婦人が大きい声で「ひだり」というと、私の検査スタッフは、私が言ったと勘違いして「はい正解で〜す♡」と返事。「…え?!え!!」と思っている内に検査終了。視力悪くなっていなかった。

知人が九州に遊びに来てくれた。1年前に関東で会った時は2人して縁結びの神の思し召しに悪態をついていた。今年は地元で有名な恋愛成就の神社に行ったが、やはり2人して「賽銭が足りないの?おみくじの結果に納得いかないんだけど…」と気がついたら文句言ってた。必死な奴の戯れ言と許して下さい。

80過ぎた叔母を外に連れ出そうとお肉をごちそうしたら、しっかり完食。周りが驚くなか、「戦後育ちなもんで」のひとことがじわじわ面白い。おばちゃん、また行こうね。

昔から言い間違いが酷い父。最近では、しょこたんが結婚したニュースをみてひとこと。
「おい、シャコタンが結婚したぜ」

後ろを紐で結ぶデザインの黒のカットソーを着て母に会ったら「飛脚なん?」と言われた。BEAMSなのに。おろしたてなのに。

生きてく強さ

生きてく強さ

 私の友人は小学4年生のころ、真面目な同級生から「あなたはもうちょっとちゃんと生きた方が良いと思うの」と言われた経験をもつ。数年後の中学1年生の給食時間に、友人はその面白話を自虐ネタとして班のメンバーに披露した。友人とその同級生を知る私は隣で爆笑していたが、そんな私を横目に友人は冷静に「笑ってるけどさ、あんたも隣にいて一緒に言われたけんね」と言った。びっくりした。全く覚えてなかった。 

 振り替

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コロナ、不時着

コロナ、不時着

 正月に両親、兄夫婦、私と家族全員が揃い「今年も全員健康に過ごそうね」と話した。6日後、両親はともにコロナ陽性になり、高熱で意識が朦朧としていた父は入院になった。仕事中にその一報を母から聞き、頭が真っ白になりながら状況を整理してふと思った。両親が症状が出始めた日から逆算すると私もコロナの可能性があるのではないか、と。何なら両親にうつしたのは私なのではないか。年明けからなんとなくだるいし、喉も痛いよ

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手帳好きなのにいつも計画倒れ

手帳好きなのにいつも計画倒れ

 ここ数年の年末年始の長期休みには来年の手帳準備をする。手帳を常に肌身離さず持ち歩く私にとって手帳はすべての情報が記載されているいわば自分の分身。時間がある年末年始にのんびり準備して良い年を迎えたい。
 手帳準備は大きく3つ。まずは手帳カバー作成。市販のもので気に入るデザインがないため、好きな柄のハギレで手縫いをするようにしている。一見、丁寧な生活をしているように聞こえるが、決してそうではない。昨

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THE関西を知る

THE関西を知る

 まだこんなに寒くなる前、母が奈良に住むイトコに会いに行くというのに便乗して、関西旅行をしてきた。母がイトコと積もる話をしている間、私はひとりで観光することにした。友人とも都合がつかず、観たかった演劇もチケットが取れず、色々調べた結果、コリアンタウン鶴橋に行くことに。目的はまだ見ぬ韓国ラーメンを開拓するため。

 新大久保とは異なり、なんというかガチ感が強い鶴橋。駅は高架下のためか異世界のような空

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