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記事一覧

くすぶってるデザイナーに、「デザイナー」の在り方を再定義したい。

くすぶってるデザイナーに、「デザイナー」の在り方を再定義したい。

こんにちは、ぐらです。

最近は案件獲得のためにコンサル営業に入っているんですが、コンサル営業ってビジネスやデザインの理解から、フロントコミュニケーションにドメイン知識まで、求められるスキルセットが多くて幅広いです。

なんでコンサル営業までやろうと思ったかというと、デザイナーにとってビジネス畑に越境することの意義を感じているからなんですよね。
それも含めて、今から本題の話ができればと思います。

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経済ニュースメディア「NewsPicks」のデザインに学ぶフォントの役割

経済ニュースメディア「NewsPicks」のデザインに学ぶフォントの役割

「新しい視点を集めて、経済の未来をひらく」というコンセプトで、金融・経済にとどまらず、政治社会などの時事ネタを含め、海外ニュース、教育やキャリアといった幅広いジャンルで経済ニュースを発信している「NewsPicks」。
写真と記事で構成される経済ニュースのほか、イラストや図解を用いた “インフォグラフィック記事” が年間約100本配信されています。記事はスマートフォンで閲覧されることを想定し、難し

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デザインファイルにおける命名規則を策定した話【Figma】

デザインファイルにおける命名規則を策定した話【Figma】

こんにちは、ほぼフルタイムのフリーランスとして株式会社mikanでデザイナーをしています、三上蒼太(@sota_mikami)です。

英語アプリmikanは、もうすぐ10歳になる長寿アプリです。アプリ自体はシンプルさを保ち続けていますが、多くの実験が積み重ねられてきた歴史があります。
ただその歴史ゆえに古い画面のデザインデータが一部なかったり、設計意図や当時の背景がわからず評価の難しい画面があっ

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世界中からデザイン好きが集まる Config2023 私が気になるセッション

世界中からデザイン好きが集まる Config2023 私が気になるセッション

今年も Config がやってきます!こんにちは。株式会社グッドパッチでUIデザイナーをしております、金谷です。

WWDC にて Vison Pro が発表されてお祭り騒ぎですが、月末には Figma のお祭りがやってきます。

デザインツール Figma の新機能発表会、世界中からデザイン好きが集まるお祭り、Config!どれもこれも気になるトピックばかり。特に気になるセッションについてざざっ

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心がけておきたい、デザインの仕事と人格の関係

心がけておきたい、デザインの仕事と人格の関係

デザインの仕事で生き抜くためには、人格なんか変えてやる。40代、氷河期世代の私はそう思ってきました。

自信なくボソボソ話すから信頼されない。それを変えてきた若手時代。

冷静だけど淡々としていて面白くない。それを調整してきた中堅時代。

偉そうで皆に物を言わせない。そうならないように踏ん張る今の時代。

今回のテーマは、デザイナーの人格。成果のために人格を見つめてきた記録です。人格と言うとちょっ

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新しい環境でバリューが出せずに悩んでいる場合の解決法

中途での転職など、新しい環境に入った時に自分がバリューが発揮できていない、と焦ったり悩んだりした経験はないでしょうか。

この種の問題については、人によって感じ方や対処法は様々だと思いますが、少なくとも僕自身はそういった状況に大きなストレスを抱えやすい性格です。また、度合いの強弱はあれど多くの人が似たような経験を持っている、またはこれからの人生で経験するのではないかと思います。

大事なことは自分

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タイミーに入社し、プロダクトデザインチームを組織化するために実行したこと

タイミーに入社し、プロダクトデザインチームを組織化するために実行したこと

こんにちは、横田です。2024年2月、タイミーにプロダクトデザインマネージャーとして入社しました。

タイミーには、コミュニケーションデザイングループとプロダクトデザイングループが存在し、それぞれマネージャーが在籍しています。
私はハーフコミットの2週間と、正社員3週間がたったところで、プロダクトデザイングループの組織化キックオフをおこないました。ここまでにとったアクションを紹介したいと思います。

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FigmaプラグインによるFigmaのハックとワークフローの強化

FigmaプラグインによるFigmaのハックとワークフローの強化

この記事は2022年5月11日に開催されたFigmaのカンファレンス『Config 2022』のセッション内容を記事として再編集した内容ものです

私は医療系テックスタートアップのUbie株式会社でデザインエンジニアをしている谷(@hiloki)です。
この記事では「デザイン業務を少し楽にしたい」そのために自らFigmaプラグインを作ってみたいと考えてもらえるような話をします。

Figmaの特長

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Chat GPTを使ってFigmaの面倒な作業を自動化する

Chat GPTを使ってFigmaの面倒な作業を自動化する

この記事は、Figma Advent Calendar 2023の11日目の記事です。

最近Figmaで面倒な作業が発生し、自動化のためのFigmaプラグインのコードをChat GPTに書いてもらったところ大変はかどりました。その手順を説明します。

きっかけエンジニアとの振り返りMTGで、こんな相談を受けました。

解決策はいくつか考えられます。

目視でカウントする

Figmaのデザインシ

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「デザインシステム」がよくわからないので、理解の仕方を変えてみる

「デザインシステム」がよくわからないので、理解の仕方を変えてみる

ここ数年「デザインシステム」はIT業界を中心に流行語になっていますが、どうにも「〜システム」と呼んでしまっていることと、実際にそれが指している概念がはっきりしないが故に、私にとっては積極的に使いたくない語になってしまっています。皆さんが「デザインシステム」の語で言及しているものは、本当に同じ概念を指しているのでしょうか?

定義にあたってみる「デザインシステム」「Design system」の言葉

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デザイントークンの効果的な命名方法

デザイントークンの効果的な命名方法

サイボウズでkintoneのデザインシステム開発をしているトビ(@0b1tk)です。こんにちは。
今回はデザイントークン、特にセマンティックトークンの命名方法について掘り下げます。

まずはデザイントークンの定義について、W3Cから設立されたデザイントークンの仕様策定をするコミュニティ「Design Tokens Community Group」の定義を引用いたします。

このデザイントークンの名

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【命名規則】コンポーネントの名前はどうつけるべき?

【命名規則】コンポーネントの名前はどうつけるべき?

はじめにアプリ開発に携わってから10年以上の月日が経ちましたが、思い返すと数年前はこんな課題がありました。

Design Systemやコンポーネントを使わない場合、開発面でも、対象範囲の把握が難しかったり、一括変更できなかったりなど、課題が多くありました。

上記の課題は、UI制作が成熟してきていて、Design Systemを作成することで解消できるようになりました。

Design Sys

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Spotifyのプロダクト戦略をUIの変化から読み解く

Spotifyのプロダクト戦略をUIの変化から読み解く

2018年にSpotifyのiOSアプリでは5つあったタブが3つに変更されました。

長く使われ続けているサービスでは、新しい機能がどんどん追加されていきます。新しいユーザーを増やしたり、現在のユーザーを引きつけ続けることが主な理由で、Spotifyにも様々な機能が追加されています。それにも関わらず主要なナビゲーションのタブを減らすのは勇気のいる選択だと思いました。プロダクト開発に関わっていると実

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UI観察:ドロップダウンボタンとスプリットボタンの最適活用術

UI観察:ドロップダウンボタンとスプリットボタンの最適活用術

UI観察の第13弾は「ドロップダウンボタン」について深掘りしていきます。

(その他のUI観察記事はマガジンはこちら ↓)

ドロップダウンボタンとは、リンクのリストの表示/非表示を切り替えることができるボタンを指します。様々なタイプがあり、用途によって使い分けられます。

基本的なドロップダウンボタンの構造Bootstrapの公式にあるボタンが説明としてわかりやすいです。

ドロップダウンボタン

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