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#ニュース
中国の「紅白」 日本で見ながら「過年(グオニエン)」
きのう2月9日は、旧暦の大晦日。中国でも、日本の「紅白歌合戦」にあたる、国民(人民?)的テレビ番組がある。「晩会(wanhui ワンホエイ)」だ。“歌合戦”ではないが、これを見ながら年を越すのが昔ながらのスタイルだ。
CCTVは、全世界の華人(全球華人)を意識した戦略で、国外でもネットですごい高画質で生放送を見ることができる。
この「晩会」、どんな感じか、少しだけ紹介しよう。ここでは中国の政治
日中共同世論調査-- ん?日中で発表結果が全然違う?
日本人の中国に対するネガティブな見方を示しているという調査結果日本と中国が共同で、両国民の意識調査を行なったという。
福島第一原発の処理水放出後の、中国側の日本の水産物禁輸などの影響を受けて、日本側では、中国に対するネガティブな見方が増えている、と各メディアが伝えていた。
この調査は、日本の民間団体「言論NPO」と、中国の「中国国際伝播集団」が毎年行なっているものだという。
中国側の発表内容
G7広島サミット 各国メディアをザッピング --あれ?中国は・・・
G7広島サミットが始まった。私は別に直接取材しているわけでなし、何かコメントする材料も資格もない。
しかし、ぱらぱらと各国のメディアを見ていると、各者各様だなあ、と痛感したので、ちょっとだけシェアしたい。
ウクライナ戦争での核使用が懸念される中、日本では「唯一の戦争被曝国の日本が広島で開催することの意義は・・」という切り口で連日報道されている。リーダーたちの平和記念資料館の参観が伝えられ、広島
載せては消され、消されては載せ・・中国の人たちの新しい風刺動画とは?
「坚持就是胜利!(頑張り抜けば勝利!)」の大号令で進められてきた中国の「清零(ゼロコロナ)政策」が、辛抱限界という抗議の予想以上の盛り上がりを受け、急に緩和され始めた。
国のトップの「弱毒化」発言に続いて、専門家が異口同音に「弱毒化」でお墨付きを与える。大幅な緩和の“科学的根拠”は整ったようだが、結局“勝負”は勝てたのか?元々どうなれば“勝利”かもわからなかったが。
さて、先日は、毎日PCRを
W杯で日本を応援してくれる中国の人たち
中国人が日本に敵対的だと思っている日本人は、残念ながら少なくない。しかしそれは、私の知る中国の普通の人たちの印象とあまりに違う。中国人に対して悪い印象を持つ人の中には、生の中国人と語った経験はなく、日々目にする嫌な政治のニュースに影響され、政治と市民を一緒にしてステレオタイプのイメージを持っている人も多いかもしれない。
今日本中を熱くしているサッカーW杯カタール大会。
中国では、多くのサッカーフ
未明の成田空港 中国便に、あの「"ぶっ飛び防護服”の乗客」は、もういなかった。
先日、まだ空が白み始める前の午前3時半すぎに、成田空港を訪れた。中国東北部に帰る友人を見送るためだ。LCC(格安航空会社)専用の第3ターミナル。外は真っ暗で、ひっそりと静まり返って、人影もない。
フライトは7時半すぎ。「こんなに早く、4時間近く前に来る必要もなかろう。」私はそう言ったが、友人は「いや、中国人は並ぶのがいつも早いから」と言う。
果たして。プレハブのようなつくりのターミナルに足を踏
”人民”ならクスッと笑える、”間接”政治風刺
「中国で政治風刺はできない」 -- そう思っている人はほとんどで、特にそれが中央政府を批判したものであった場合は、実際そうだろう。しかし、中国の人や中国通の人に言わせると、「みんな結構うまく風刺を楽しんでいる」というのだ。
先日、中国人の友人が以下のようなSNSの投稿を見せてくれた。
「最新消息(=zuìxīn xiāoxi=ズイシン・シャオシ=最新ニュース)」という仰々しいタイトルが目を引く