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ピーキーなマシンに乗って
自分自身のことを「ピーキーなマシン」だと思って暮らしている。
つまり、できることとできないことの差が激しすぎるのだ。
できることは人並み以上にできるが、できないことはてんでダメ。
「みんななんでそんなことできるの!?」と「みんななんでこんなこともできないの!?」を常に行き来していて「ああ、みんなやっぱりそうだよね」となる瞬間が少ない。
秀才なのか落ちこぼれなのかはそのときによるが、良くも悪くも
体温が上がる活動、好きじゃない
前回?↓
思えば、物心ついたときから「体温が上がる活動」が好きではなかった。
例えば食事。食べてからしばらくすると体温が上がって、疲れてくる。なんなら、食べている最中からすでに疲れてきている。
しかし疲れたからといってダラダラすることは許されない。なぜなら食事とは「神聖な儀式」だからだ。日常生活において、食事ほど多く「マナー」の残っている領域もそうはあるまい。
例えば風呂、とりわけ湯船に浸か
「名前をいえないあの人」へ愛を込めて
多分、二次創作に育てられた。
それはイラストであったり、漫画であったり、MMDであったり、人力ボカロであったり、TRPGのリプレイ(風)動画であったり、ゲームの疑似実況動画であったり──本当に様々だった。私はよくニコ動を見ていた。
自分と同じ解釈をしている人に親しみを感じ、違う解釈をしている人にザワザワと心をくすぐられ、新たな解釈をもたらしてくれた人を尊敬した。
「うぽつ」「待ってました!」
後悔のある人生の方が楽しい
hacchiラジオの「楽しんでますよね、後悔を」という一節を聞いて書いた。
多分、今読んでいる『全体性と無限(下)』にも影響されている。
なんにでも影響されるなコイツ……
「一度きりの人生、後悔がないように」とはよくいうが、個人的には後悔のある人生の方が存外幸せなのではないかと思う。
まあ、そんな風に考える理由自体はさして面白みもない。夢は叶ったら現実に変わってしまうからだ。
夢や願望なんて
子どもの頃にこんなことなかったっけ?
たび重なる洗濯によって薄くなった、色あせた布巾からは漂白剤のにおいがする。
窓から差し込むオレンジ色の光は、部屋の中を漂うホコリをきらきらと輝かせている。
ホコリは踊るように漂っていて、当時の私はそれがどこに行き着くのかも知らなかった。掴もうとしても、それは私の手をすり抜けていった。
母が私の髪を梳かすとき、プラスチック製の安いブラシで乱雑にするものだから、痛かったのを憶えている。
白かったそ