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記事一覧

【2児専主婦】夫にすすめた本が直木賞をとっていた

今日「黒牢城が直木賞取ったよ。妻が買ってくれてたって仕事で話題にできてよかった」

と夫から滅多にない感謝の言葉を受けました。
※私の趣味の一環として、夫に定期的に良さそうな本を購入していて、黒牢城も数週間前に買いました。

ついでに

「書評を教えて」

とのことだったので

「荒木村重という本来は名君が、一族を捨て一人逃げ延びたという汚名は、黒田官兵衛の知略による復讐だった」

※以下ネタバレ

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【2児専主婦】「DIE WITH ZERO 」子供へお金を与えるタイミング

「DIE WITH ZERO 」
ビル・パーキンス著

死ぬときはお金はゼロが理想。
思い出こそお金をかけるべきもの

というのが本の主題になるかと
感じました。

それはそうだなと深く共感しました。

一方

とあったのですが、正直遅いかなと思いました。
なぜなら、その頃にはもう働きだしていて(家族ができている可能性も) ゆっくり将来を考えたり可能性を広げる時間は限られてきている。

以前も

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【2児専主婦】直木賞「塞王の楯」を実写化してほしい

本のテーマは

落城させないための「楯」となる石垣
落城させるための「矛」 となる鉄砲

対するものを作りながらも2人の戦国の世の職人の願いは同じ。

千年先の泰平の世。

果たしてどちらが最後に必要となるのか。

という感じでした。
「京極高次の大津城戦」なんて教科書ではあまり出てこないところに焦点を当てていて京極夫妻の意外な人柄など惹き込まれる要素がありました。

その反面

主役級の人たちの

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【2022年本屋大賞】予想的中!

前回の記事で予想した通り「同士少女、敵を撃て」が大賞を受賞した。

同士少女が直木賞をとっていたら違った結果だったかもしれないけど、あの本をこのまま埋もれさせたくない、世間に知ってほしいという気持ちはわかる。ご時世も関係あるのかな。

【2児専主婦】「正欲」世間の《嫌悪感》と2022年本屋大賞の予想

本の感想です。ネタバレはなしです。

冒頭部分で1つの小児愛性者たちの事件がピックアップされた。

幼子を持つ母として即座に「嫌悪感」が生まれた。

読了後も全然スッキリしなかった。

そして、この【嫌悪感】を逆手に取られてる。

うーん、深い。
深すぎて苦手ジャンルかな。

本屋大賞ノミネート作品を読むのはもうおしまい。(全作品は読んでないけど)

予想一位は構成迫力が圧巻の「同士少女、敵を撃て

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【2児専主婦】ミステリ好きではない夫にも薦めた「硝子の塔の殺人」

※ネタバレ無しです

本屋大賞ノミネートされている
「硝子の塔の殺人」
本日、一気に読みました。

まさに

「奇想天外」

あまりにも面白かったので
ミステリ小説に全然興味がない夫にも読んでみたほうがいいよと勧めてしまいました。

また、小学生の時にシャーロック・ホームズシリーズやアガサ・クリスティーにハマっていたのが思い出されまた読みたくなった。

次は「真夜中のマリオネット」
を読む予定。

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