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平野紫耀を崇める中学生を見た夏
あれは確か2016年の夏
EXシアターに毎日のように通っていた時のこと
平野紫耀という神様と、
彼を崇める中学生をこの目で見た
その日私は2階席で、
斜め1列前にいる可愛らしい服装の
中学生くらいの女の子が
平野紫耀の一挙手一投足に高く大きな声で
反応しているのが嫌でも視界と耳に入った
初めて平野紫耀を見るのか、
それとも久しぶりに見るのか、
それくらいの新鮮なリアクションだった
正直少し
ましてやワクチンも打ってないし
水曜日
喉に少しだけ違和感を覚えた。
熱はない。
念のため友人と会う予定をずらしてもらった。
木曜日
喉の痛みが悪化。
声枯れも起こっていた。
相変わらず熱はない。
近所の病院が軒並み木曜日が休診日で
誰にも会わず自宅で過ごす。
どうやらオミクロン株は喉に症状が出る
ことが多いらしい。
金曜日
ついに声が出なくなった。
唾を飲み込むだけで痛い。熱はない。
発熱外来のある病院が近所にない。
めん
恋になりませんように
恋とはもうお別れした
疲れるし、傷つくし、寂しいし
どうせさよならするんだし
嫌なことや苦しいことの方が多かったはずなのに、
最初の頃のきらきらした瞬間とか
一回だけ言ってくれたあまりにも優しい言葉とか
二人の将来について話したこととか
そういうのだけが都合よく鮮烈に
脳裏にこびりついて離れないし
どうせ私の方がずっとずっと好きだし
そんなの、悲しい
だからもう恋はやめた
どうかこの
はちみつの瓶の蓋が開かなくても
何度やってもだめ。
ネット上に存在するありとあらゆる方法を試したけどだめ。
はちみつの瓶の蓋がどうしても開かない。
一人で毎晩必死に瓶の蓋と格闘する。
孤独だ。そして無力だ。
自分の非力さをこういう時に改めて痛感する。
びくともしないはちみつ。
開かないと余計に食べたくなる。
成城石井で買った少し高いやつ。
でも、絶対に誰も頼りたくない。
何の意地?
「はちみつの瓶の蓋が開かない」
女