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まちづくり応援団活動日誌 えーる@note

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山口県周南市鹿野地域を応援する地域団体「まちづくり応援団えーる」の活動として作成するフリーペーパー紹介や雑感、鹿野の写真などをまとめています。
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#まちづくり

鹿野に、エールを

鹿野に、エールを

文章、写真、イラスト、音楽、動画……さまざまな方法で、山口県周南市鹿野を紹介したい。#かなえたい夢 への道のひとつと信じて、そう思う理由を書き綴ってみたいと思います。

山口県周南市鹿野山口県周南市の北部、20年前に合併し、自治体「山口県都濃郡鹿野町」から「山口県周南市鹿野」になった鹿野。

中国山地に位置する豊かな自然に包まれた鹿野は、四季折々の様相を見せてくれます。

縄文時代の遺跡が見つかる

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整体院かよ 地域が育てる古民家の整体院

整体院かよ 地域が育てる古民家の整体院

フリーペーパー「えーる!」第79号では、山口県周南市鹿野地域で整体院を開業した、藤本香世さんを取材しました。

「整体を始めたきっかけは、病気がちな父が、少しでも楽になってほしいと思ってのことでした」と、整体を学んだきっかけを話す藤本さん。

鹿野地域のやや北部寄り、西河内自治会の公民館の隣にある古民家を利用した「整体院かよ」が開業したのは、令和2年のこと。
コロナ禍の中、開業という新たな一歩を踏

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未来を語る、光さす場所

未来を語る、光さす場所

いつもと同じ、山口県周南市鹿野地域で過ごす1日になるはずだったその日……まぶしい光を感じたように思えたその日のことを、お話しします。

コーヒーと語らいの場所最近ご無沙汰だったこの場所に、久しぶりにやってきました。

鹿野地域の中心部、JA山口県鹿野支所から南に数十歩といったところでしょうか。
そこに、毎月第1・3週の土・日曜日の10時から14時の間だけ開かれるサロン的な場所があります。

こちら

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as is ありのままで、みんなが集まる場所

as is ありのままで、みんなが集まる場所

「鹿野にはなかなか地域の人が集まることができる場所がないね、みんなが集まる場所を作りたいね……そんな思いを語り合ううちに意気投合して始めた活動です」
異世代交流子育てサロン「as is」を始めたきっかけをお伺いしたとき、そんな言葉をいただくことができました。

令和元年。代表の岡﨑麻衣さん(写真右)と、数井由紀さん(写真左)のお二人で発足したas is。

全ての人が飾らず、ありのままに過ごせる時

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山口県周南市鹿野地域ってどんなところ?

動画で鹿野を紹介する「えーる!ちゃんねる」を始めました。
1作目は、鹿野の位置、概要について簡単に話しています。

鹿野を伝える -2,805人の物語-

鹿野を伝える -2,805人の物語-

山口県周南市鹿野地域のさまざまなことを伝え、応援していくことを目的とする市民団体「まちづくり応援団えーる」として活動を開始してから、2022年2月で丸13年を迎えました。

おおむね月に1回、地域情報紙「えーる!」を発行しながら、鹿野の魅力を伝えていく、つまり情報発信を主なミッションとして考えています。

自分の人生の中でも2番目に長く続いているこの活動、仕事でもなく、誰かがスポンサーになっている

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【えーる】鹿野茶物語 647年のその先へ

【えーる】鹿野茶物語 647年のその先へ

いささか煮出し過ぎたのか、もともとがこういう味なのか、きわめて渋みの強い刺激的な味が、しかし舌には心地よい。茶色いその液体に鼻が近づくと、渋みを連想させるかのような清々しい香りが漂ってくる……烏龍茶の味にも近いこの味は、自分好みのスッキリした味わいだ。

山口県周南市鹿野地域と、お茶との関係は、存外深いものがある。

そもそもの起こりは1374年、室町時代までさかのぼる。
臨済宗の古刹として名高い

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【えーる】さらば、思い出の公民館

【えーる】さらば、思い出の公民館

鹿野を応援する地域情報紙「えーる!」第74号を発行した。

今回取材したのは、周南市役所鹿野総合支所の移転場所となったことから、解体する方針を示された旧鹿野公民館への感謝を込めた催し「ありがとう公民館」である。

鹿野公民館の軌跡冒頭にある古い写真は、昭和42年5月、当時町制であった旧鹿野町の広報に掲載されていたものである。

”鹿野町らしい”と評された、ワラ家をイメージした外観の公民館は、図書館

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【えーる】水のまち、鹿野

【えーる】水のまち、鹿野

山口県周南市鹿野。山間の台地に存在するふるさとを語る時に、水という存在は欠かすことのできない要素の1つだ。

人間の生活に水という存在は欠かすことのできないものであるが、子どもの頃から、都会では想像もつかないほど多くの”水”に囲まれてきた。
絶えずわき続ける山の湧き水、初夏の頃には田んぼいっぱいに張られた水面が多くの命をはぐくみ、川遊びにも何度足を運んだかわからない。田舎町ゆえの清流は、常に自分の

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【えーる】シーズン到来、鹿野の紅葉

【えーる】シーズン到来、鹿野の紅葉

……人口3000人を切った田舎町の道が渋滞して進めなくなるとは、思いもしなかった。

11月、晴天に恵まれた7日。実家での用事と、SNSの更新ネタを求めて周南市鹿野地域へと足を運んだ。高原の町である鹿野は、もう紅葉も始まっている時期だから、きっとすばらしい景色が見られるだろう。

そう思って、久しぶりに趣味の時間を楽しむため、車を走らせた。

国の登録記念物「漢陽寺庭園」の紅葉

あの渋滞の続く先

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【えーる】離れて見えるふるさと

【えーる】離れて見えるふるさと

最近はようやく仕事帰りが早くなり始めた。

幾分か薄暗くなり始めた頃に帰っているのだが、気が付けばかなり日が落ちるのが早くなってきたな、と実感する。一カ月前なら、この時間はまだまだ空も明るかったというのに、少し明るさに陰りが見えたように感じられた。

風も涼しくなってきて、本格的に秋の訪れを感じるような日々の中、ふと街路樹の下に見えた赤いもの。

ヒガンバナが、今年も咲き始めていた。

鹿野もそろ

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【えーる】聡しく やさしく たくましく

【えーる】聡しく やさしく たくましく

先日実施された鹿野小学校創立150周年記念事業キックオフミーティングに伴い、我が母校である鹿野小学校のあれこれを不定期に紹介していきたいと思う。

キックオフミーティングについてはこちらの記事に記載している。

校訓の意味冒頭にあげた写真に記載された校訓。この碑は開校115周年記念として当時のPTAから送られた碑であり、平成元年3月に建立されたもののようだ。

平成元年4月に入学した自分としては、

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