もっとも苦手だった読書。ひたすら読み、修行のごとく解読した。読んだことを忘れ、いまだ振り返り読書をしています。ただ、その読書は二度と忘れない「ボクだけの図書」として、生涯のアーカ…
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#SDGsへの向き合い方
"風の時代"に吹かれて
風の時代とは、西洋占星術に火・水・風・地の四エレメントのひとつのことらしい。そして今、風のエレメントが支配の時代となるらしい。風のエレメントは、知性やコミュニケーション、自由や革新などを表すようだ。
もっとみる技では女心を捉えられない
「カノン三部作」を読みました。最後の「エトロフの恋」は表紙の色の如く、副旋律と感じました。
主旋律の「彗星の住人」と「美しい魂」は、いい。何故いいか?不釣合いの恋に悩む主人公が、命がけでカウンターテノールを会得する。しかし、憧れの不二子さんはお駄賃程度。彼女の本意か家の事情なのか?いずれ、駆け落ちなどの破天荒な行動には至らない。
周りからの操作や作為に惑わされる筈もないしかっりと彼女は、な
「アンジェラの祈り」もぜひ
著者マコートの回想録であり自叙伝は、この作品「アンジェラの灰」と続編の「アンジェラの祈り」で完結する。しかし、実は続編が読まなければ、前編の題名の意味が理解できない。
誇り高き「父の教え」は、時代錯誤の滑稽劇でありながらも、少年マコートの精神主柱となる。また、生きるべく世間は常に少数負組み!正義を知りつつも、常に貧困と差別の被害者。精一杯生きた抜くことで、彼は生きる活路を見出す。
本著