マガジンのカバー画像

メモ

20
運営しているクリエイター

記事一覧

冬は餡掛け。いくつかのトロトロ副菜。

冬は餡掛け。いくつかのトロトロ副菜。

毎日寒い。なんだこれは。
腹巻きと湯たんぽが無いと寝れないくらい寒い。

冬はかなりの頻度で、鍋や湯豆腐、豚汁、など熱々の汁物を作る。
さみーーーーーもん!!

だが毎日それじゃあ飽きるし栄養も偏るので普段通りの食事もする。
焼き魚と味噌汁とごはんとおひたし、みたいなの。
でもそれじゃあ身体は温りきらんのよ。

そんな日によく作るのが餡掛け系副菜。
トロトロ系の料理だ。

今日はそんな餡掛け副菜特

もっとみる
おうちで中華 - 蓮藕排骨湯(蓮根と豚スペアリブのスープ)

おうちで中華 - 蓮藕排骨湯(蓮根と豚スペアリブのスープ)

今回ご紹介するのは、蓮藕排骨湯(蓮根と豚スペアリブのスープ)。秋から冬にかけてのご馳走スープだ。

中国各地で親しまれている料理で、特に蓮根が特産である湖北省の名物料理とされる。湖北省の蓮根は粘り気があって甘いので、僕も中国在住時はよく市場で泥付きのものを買い求めていた。

蓮藕排骨湯 莲藕排骨汤
liánǒu páigǔ tāng蓮根と豚の骨付きスペアリブを一緒に煮込む発想は日本料理にはないもの

もっとみる
七味唐辛子で手作り辣油|よだれ鶏

七味唐辛子で手作り辣油|よだれ鶏

「汗をかかないことも、バーテンダーの技術です。」これが、バーテンダースクールで最も衝撃を受けた先生の一言だった。「どうやって?!」驚きの余り、肝心の「汗をかかない方法」を質問することを忘れたまま授業は終わってしまったから、今もってその方法はわからない。思うに「夏の暑い日に、バーに入って冷たいドリンクで涼もうと足を運んでくれたお客さまを、汗だくのバーテンダーがお迎えするのでは興を醒ます」という意味合

もっとみる
お昼ご飯にも!こっくり、さっぱり「夏野菜のスペアリブ豚汁」

お昼ご飯にも!こっくり、さっぱり「夏野菜のスペアリブ豚汁」

夏野菜といえば、トマト、なす、ズッキーニ、きゅうり、ゴーヤ、枝豆。
パキッとしたカラフルな夏野菜はお料理している時から元気をもらえるよう。

とはいえ、夏のこの暑さには少し参りますね。
夏休みにも入り、お昼ご飯の準備も毎日のこと。そんな時におすすめなのがこの豚汁です。
室内にずっといると意外と冷えがちなので、温かく栄養満点の豚汁を作っておきましょう。

「夏野菜とスペアリブの豚汁」(材料)
スペア

もっとみる
濾さない、出汁も取らない、お皿ひとつ!オーブンで一度に出来る「とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き」

濾さない、出汁も取らない、お皿ひとつ!オーブンで一度に出来る「とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き」

茶碗蒸しが大好きな娘。

でもいつものご飯で作るには少し面倒くさくて、作ると喜ぶのはわかっているのだけど…と何となく敬遠していました。

ある時、オーブンで大きなプリンを作っている時に、思いついたのです。
これで作れば良いんじゃない!
試作を重ねて出来上がった時は思わずにんまり。良い、良い!これで良い!
蒸すのではなく、蒸し「焼き」。でも大丈夫、ちゃんとあの味。

私の茶碗蒸し問題はようやく解決し

もっとみる
素材別レシピのもくじ

素材別レシピのもくじ

お肉料理オーブン任せ!燻さないベーコン
たとえ片手間でも作れるローストビーフ
最近、1番好きな胸肉レシピ、ローストチキン
茹で豚、何も考えずに作れて元気をくれる料理
お肉を茹でることで、肉出汁も2食分の料理も出来る
私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚
お肉好きな私のボロネーゼソースの作り方
ちょっぴりの工夫で、握り寿司を作れるなんて、面白いでしょう?
鳥の脂をまとった馬鈴薯が主役の ローズマリー

もっとみる
おうちで中華 - 涼拌木耳(キクラゲの冷菜)

おうちで中華 - 涼拌木耳(キクラゲの冷菜)

今日の料理は、涼拌木耳(キクラゲの冷菜)。中国のレストランでは「とりあえずの一皿」として不動の地位を誇っている定番の前菜だ。

「とりあえずの一皿」などと書くと大して美味しくないんじゃないかと思う人もいるかもしれないが、大間違い。誰からも愛される美味しさだからこそ、その地位に居座っていられるのだ。

涼拌木耳 凉拌木耳
liángbàn mùěr肉厚でプリプリの木耳に程よく黒酢タレの酸味や薬味の辛

もっとみる
とろとろに仕上げる白子ポン酢の作り方

とろとろに仕上げる白子ポン酢の作り方

白子嫌いな人に食べさせても「おいしい」と言ってもらえた白子ポン酢の作り方について解説します。日本酒のアテとしても最高ですので、是非ともお試しくださいませ。

選び方

白子の選び方においてポイントを3つ。

・粒がハッキリとしている(溶けてない)。
・薄いピンク色。
・嫌な匂いがしない。

僕は見た事がないのですが、もし「加熱用」と「生食用」がありましたら「生食用」を使うことをオススメします。調理

もっとみる
ローストビーフから学べる塊肉の火入れ【前編】

ローストビーフから学べる塊肉の火入れ【前編】

今回は皆さん大好きローストビーフのお話です。

塊肉の火入れが大好きな私にとって、その想いを文章にすると情熱が肉汁のように溢れてしまい長文になってしまいますがお付き合いいただけると嬉しいです。

YouTube 動画で紹介したローストビーフの作り方を【前編】・【後編】に分けてお話させていただきます。

一緒に添えている付け合せとソースの作り方は【後編】でお話させていただきます。

【ローストビーフ

もっとみる
〝漬け〟で旨味を凝縮 マグロステーキ

〝漬け〟で旨味を凝縮 マグロステーキ

和食のなかで他に代え難い価値を持つ食材の一つにマグロがある。店で注文する瞬間のシビレるような緊張感は特別で、スーパーでも特に王様と呼ばれる本マグロの地位は相当なもの、だからそうそう手が出ない。ただ、そこで諦めずに見渡すと向い隣のメバチマグロが手頃になっている日があって、見つけると小躍りしながら買って帰りすぐに少量の醤油とみりんで〝漬け〟にしておく。一日置くと身が程よく締まり、メバチのさっぱりした赤

もっとみる
あと1品の人気者!トースターで簡単ブロッコリーのマスタードグリル

あと1品の人気者!トースターで簡単ブロッコリーのマスタードグリル

「お母さん、ブロッコリー苦手だったの」と娘に言うととても驚かれました。「だって頻繁に食べてるよね!?」と。
そうなのです。苦手だからこそ、美味しく食べれるようになりたいと、色んな調理法を試してきました。そして、不思議なことに今では大好きなお野菜の一つに!栄養たっぷりだし、お安いとついつい買っちゃう。

色々考えたブロッコリーのおかずで、1番大好きなおかずをご紹介します。そして、楽チン。これがあった

もっとみる
あと1品の人気者 知っているけど知らない味に出会える「ピーマンのスカスカ詰め」

あと1品の人気者 知っているけど知らない味に出会える「ピーマンのスカスカ詰め」

一時、ピーマンを丸ごと煮付けて種も美味しいですよ、一緒に召し上がってと教室で出していたのですが
「やっぱり口当たりがどうも…」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
確かに全く気にならないというわけでも無いかもしれない、と思うようになり、それからというもの人に出すときはくり抜くようにしています。

そうすると、ぽっかり小さな穴。ここに何か入れれるのでは?へりがあり、溢れにくそう!そう思ったのがこのお

もっとみる
私の自慢の常備菜 わかめとお塩だけで作る、わかめジュレ

私の自慢の常備菜 わかめとお塩だけで作る、わかめジュレ

私の自慢の常備菜です。

これが出来た時、嬉しくて何度も作りました。何度作っても、子供たちが平らげます。お腹が空いたと騒ぐときも、このわかめを食べておいてというと静かになります。
何が良いとつるんと喉越しの良さ。わかめゼリーのようなイメージです。
わかめを潰して冷蔵庫に入れただけなのに、とろんときっちり固まります。

汁物の具にも便利ですし、卵焼きに入れるとふわふわ、そのまま麺つゆや、お醤油、ポン

もっとみる