マガジンのカバー画像

【読書関係】私の読書 私と読書

224
読書とそれにまつわることのまとめ。 主なコンテンツ(?) 【私的読書生活】読書についてつれづれつらつらと書き連ねたもの 【週刊読書録】その週のおすすめ本などを紹介。2022年1… もっと読む
運営しているクリエイター

#本紹介

【私的読書生活】ちょうどいいってことは

【私的読書生活】ちょうどいいってことは

細すぎると続かない。
特殊な形だと集中しにくい。
といってもよくある形すぎてもつまらない。

ぎゅうぎゅうすぎると息苦しい。
でもスカスカなのは間抜けな感じだ。

小さすぎるのは続かなくなる。
だけど大きすぎるのも違和感。

そんなわがままありませんか?

本の書体、行間、そしてフォントサイズの話です。

装丁の意図が表れるフォントの違い。
それが異なることは、それぞれの本の味わいをより深めてくれ

もっとみる

【私的読書生活】こんな雪の日に読むのなら

日本列島ほぼ真冬に包まれてますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

雪の日になると思い浮かぶ本。
きっと皆さん、それぞれお持ちかと。

私はこちら。

いわゆる『大草原の小さな家』シリーズの続々々編くらいの物語。

今の日本もぬるいくらいの、とんでもない大寒波に、開拓地の中で取り残されるローラ一家。

何もない中で何とか飲む熱い紅茶の描写が今も忘れられないのです。

また雪や雪だるまを見ると、

もっとみる
【3冊の本】山登りの予定はないけれど/10月3日は登山の日

【3冊の本】山登りの予定はないけれど/10月3日は登山の日

10月3日は登山の日らしい。

田舎住まいなのにアウトドアは苦手。

何度か登山したこともあるけれど、いまいち楽しめなかった。

富士山登山にはちょっと憧れるけれど、「とおりゃんせ」状態…いやその前に倒れて運ばれる想像しかできない。

でもそんな私でも、読書をすれば、登山気分は味わえる!

というわけで3冊選んでみたのが以下の3冊。
ご笑覧下されば幸いです。

唯川さんと言えば恋愛小説。山に恋した

もっとみる
【本棚発掘】『食べる日本史』/#積読消化録

【本棚発掘】『食べる日本史』/#積読消化録

昨日から始めた積読消化。
というか本棚の整頓。

眠らせているだけでは勿体無い本がたくさんある。

興味があるから、うちの本棚にお迎えしているわけで、そうそう手放す気にはなれない。

今回の見出し画像の本も、古い本ながら面白そうで。

単行本初版は1976年。
文庫版は1996年。

紙はもう茶色くなっているし、フォントも決して読みやすくはない。

でも目次が面白そうだと、ついページを繰りたくなる

もっとみる
【私的読書生活】紙も電子もあるものだから                  

【私的読書生活】紙も電子もあるものだから                  

人それぞれだし、自分なりの方法もあるといえばある。
いざ読んでみると、結局どれでも同じことが述べられているなと思うこともある。

それでもなんとなく気になって、ついつい手に取ってしまう。
読書術とか、読書法の本。
気がついたら、本棚の一角を占拠している始末(見出し画像参照、ごく一部)。

今回は、そんなもしかしたら対照的かな?と、読み比べてみた2冊を中心に。

引用なども含め、久しぶりに長い記事で

もっとみる
【本棚からの誘い】『THE BOOKS』/#わたしの本棚

【本棚からの誘い】『THE BOOKS』/#わたしの本棚

今日から読書週間!というわけで新企画!

【本棚からの 誘い】別名

わたしの本棚大公開!!というほどでもないのですが。。。

読了はもちろんのこと、未読、だいぶ前に読んで記憶あやふやなものまで含め(ちゃんと読めよ)、私の所蔵本から魅力的な本を、不定期に一冊ずつ紹介していこうと思います。

というわけで今回の紹介本はこちら。

実は先日、連れ合いから誕生日プレゼントにもらったもので、うちの本棚に来

もっとみる
【3冊の本】偉大な発見のその裏に/ノーベル賞ウィークによせて

【3冊の本】偉大な発見のその裏に/ノーベル賞ウィークによせて

昨日からノーベル賞ウィークとのこと。

今年はどんな知性の高みが発表されるのでしょう。

素晴らしい発見の影には、そこに至るまでの涙ぐましかったり、空恐ろしかったりする色々諸々があるわけで。

今日はそんな3冊をご紹介。

まずはこちら

今の常識では考えられないことやってます。
でもこういう人たちがいてくれたから、どうやって人間は消化吸収してるのかとか、わかったわけで。頭が下がるけど、絶対真似し

もっとみる
【私的読書生活】閑話 10月1日あれやこれ

【私的読書生活】閑話 10月1日あれやこれ

10月に入りましたね。

本格的に読書の秋!
と言いたいところですが、まだまだ暑いです…。

最近は夏から冬が一足飛びといった印象ですよね。
ゆるゆると空気が澄んでいく秋の気配を感じたいと思います。

先日、ブクログ使用についての記事を書きましたが、本日で(再登録してから)

そう、100日目。

キリのいい日を見ると嬉しくなるのは、来館〇〇人目!と同じ感覚でしょうか。
そして今年もあと100日を

もっとみる
【ゆる書評】出口治明『復活への底力』

【ゆる書評】出口治明『復活への底力』

本の紹介記事や読書感想文を、このnoteで書きたいと、かねてから思っていた。

面白い本も、ためになる本も、感動する本もたくさんある。
初めに紹介する本を、何にするか迷っていた。
結局なかなか決まらない。
まぁ、こういうのは無理に決めるものじゃない。
ぜひ取り上げたいと思う本がそのうち出来る。
そう思うようになっていた。

先日、それが唐突に決まった。

面白く、ためになり、そして感動をくれる本だ

もっとみる
【私的読書生活】週刊読書録vol.30(2022/7/23〜7/29)

【私的読書生活】週刊読書録vol.30(2022/7/23〜7/29)

あっという間に金曜日。
暑さが本格的になってきて、時々のにわか雨は激しくて、夏の本気に負けそうです。

涼しいところでずっと本を読んでおきたい。

そんな1週間の本はこちらです。

今週の一冊/あの裏話が聞きたくて

日本古代史学者と『天上の虹』の対論!
面白くないわけがない。
と、早速購入(こういう時、ネットは便利。そして基本的に物を買う時は1ヶ月以上悩むくせに、本の時だけ即ポチ、笑)。

いわ

もっとみる
【私的読書生活】週刊読書録vol.27(2022/7/2〜7/8)

【私的読書生活】週刊読書録vol.27(2022/7/2〜7/8)

再び世の中が騒がしくなってきつつあります。
人同士が争っている場合ではないと思うのですが。

そんな時、やっぱり私は本の世界に没入していくのです。

今週の一冊

といいつつ、今週は読みかけが多く、紹介できる本が少ない。
ほぼ唯一読了のこちらを紹介。

この本の第一刷は22年前(2000年)。
しかしこれはあくまで復刻版。

本当の初版は1962年、つまりは60年前!

著者は東大医学部を卒業した

もっとみる

【私的読書生活】週刊読書録vol.24(2022/6/11〜6/17)

諸事情あり、なかなかゆっくり本が読めない1週間。

5冊くらい併読しつつ、読了本は不本意ながら、1冊のみ。

私は、どんな願いをされるだろう?

自分にとって、とてもとても欲しいものが、いつものバス停に落ちていて、「おとしもの」と書いてある。

思わず拾って帰ったら、次の日の朝、腕にくっきり「神様当番」の文字。

そしてえんじ色のジャージを着た頭の上はつるつるに禿げていて、耳の脇にふわふわ白髪お

もっとみる
【私的読書生活】週刊読書録vol.21(2022/5/21〜5/27)

【私的読書生活】週刊読書録vol.21(2022/5/21〜5/27)

あっという間に5月も末。
うっとうしい雨の季節も少しずつ忍び寄ってきます。

今のうちにたくさん本を手元に確保しておかなくては!(注:十分すぎる積読があります。)

そんな今週の読了本は以下。

読書に何を求めるか

ここで語られる読書は、基本的には「実用書」「ビジネス書」「役に立つ本」を読むこと。
よって、フィクションを、どう味わうかというような内容はほとんどなく、本から必要な内容を取り入れ、そ

もっとみる
【私的読書生活】週刊読書録vol.16(2022/4/16〜4/22)

【私的読書生活】週刊読書録vol.16(2022/4/16〜4/22)

季節の変わり目。
夏みたいに暑くなったり、時が止まったように寒くなったり、毎日の服もなかなか選びにくい今日この頃。
本なら迷わず選べるのに。

いや、嘘だ。

楽しい本だらけで、どれから読もうか迷ってしまう。だからこそ増える図書館の予約本に、自宅の積読。
はっきりと、ヤバい、笑。

そんな今週の読了本はこちら。

ーーーーー

失うことでしか救われないとしたら

最近、自分の中でヒット続きの葉真中

もっとみる