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【今日から使える❗❗】広告の父が50年のキャリアで得た、読まれる記事の黄金法則


(1)記事が中々読まれない理由


『良い内容の記事を書いたのに、なかなか読んでもらえない。。。。。』


こんな悩みを持っていませんか?

実は私も同じ問題に直面しています。多くの時間と労力を注いできたのにも関わらず、期待したほどの記事が読まれないのは、非常に悲しいものです。

これは私だけでなく記事を書いている9割以上の方の共通の悩みでしょう。

『どうして読んでもらえないんだろう?』 

その答えを明らかにする為に自分の頭であれやこれやと色々考えましたが答えは一向に出ませんでした。

私は結局、自分の頭の中では答えを見つけることが出来ないと感じ、どうして記事が読まれないのか、

その理由を知るために広告に関する本を読んで偉大な先人の経験に頼ることにしました。

そして、私がこの問題に対する解決策を求めて読んだのが「ザ・コピーライティング」という本でした。

この本はジョン・ケープルズという広告業界の伝説的な人物がその人生で獲得してきた知識や経験が、ふんだんに記載されています。

この人物がどんなテクニックを使って、広告を人々に読んでもらったのか、参考になると思い読み始めました


その本は長い間、広告業界に携わる人たちにとってバイブルとして扱われている伝説的な書籍だそうです。

実際に日本において活躍されている有名なコピーライターさんなどで、この本を参考にして成功に導いた例が多数あります。

マーケティングに関する本のいわば「三種の神器」とも言える本なのです。

実際にこの伝説的な書籍を読んでみますと、そこには目にもウロコな知識や経験が多く記載されていました。

ただ、その中でも彼はある一つのことを最も大事なものとして広告を書いていました。

『50年以上のキャリアで活躍してきた人が広告を読んでもらう上で、他の部分を差し置いてでも重要だと考えた黄金法則』

貴方はなんだと思いますか?

私は、それを読んだ時に自分の記事が全く読まれなかった理由は「これだ!」と頭の中で強く思いました。




それは「見出し」だったんです。

拍子抜けしたでしょうか。なんだ、そんな事かと。

しかし見出し、つまりタイトルは何よりも力を入れる必要がある程の大事なものだそうです。それは中身の文章よりもだそうです。

貴方が想像する以上にこの技術は大きな存在なのです。


(2)伝説のコピーライターが最も重要だと考えたこと

この本によると、記事や広告の成功は、そのタイトルにかかっていると言われています。

実際に広告の問い合わせ効果を分析した研究では、効果の50〜75%がタイトルから来ているとの結果が出ているそうです。つまり、タイトルはその人のコンテンツの「顔」なのです。

著者はタイトルが最も重要と断言するだけあって、広告の文章よりもタイトルの方により時間を使用しているそうです。

そして著者はタイトルを効果的に書くための一つの方法として、このようなルールで毎回書いています。

それは、

「タイトルを記事の最後に書く」という工夫です。

むしろ、タイトルを最初に書いては絶対にダメだそうです。

あなたは記事のタイトルをどの段階で書いているでしょうか?

多くの人がタイトルを最初に書いているのではないですか?

私の場合はタイトルをいつも記事の最初に書いていました。まずタイトルを決めてから、そのタイトルに沿った記事を書くというやり方です。


私たち日本人はこのやり方を小学校の作文の頃から、それが正しい方法として教えられています。

そもそも日本人は順序を重んじて作業に取り掛かる傾向があります。

なので私自身、タイトルを最初に書くか、後に書くか疑問に思わず、最初に書いていました。

それを著者は否定しています。

最善のタイトルを作るには記事を書き、その記事で最も重要な部分を発見して、そこから見出しを考える必要があるからです。

こう考えてみてください。

最高のタイトル色々考えて書いてから、そのタイトルに沿った文章を書くのと、

文章を書いてから、その文章に沿った最高のタイトルをいくつか考えて決めるのと、どちらがより簡単でしょうか。

勿論、それは後者ですよね。

最初にタイトルを色々考えたところで、記事の方向性が明確でないため、決めるのが難しいです。

けど、最初の土台となる文章があると方向性が明確であるため、タイトルの案は出しやすいはずです。


(3)この黄金法則をうまく活かすための方法

では、どのようなタイトルが読まれるのでしょうか?

ケープルズは効果的なタイトルには主に


「好奇心を刺激するもの」と「得になる情報」


を挙げています。

実際に日本国内でのタイトルの成功例として

なぜ彼女は若く見られるの?』

『学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話』

『臨時給付金をご存知ですか?』

『自分の小さな「箱」から 脱出する方法』

『私はどうして販売外交に成功したか』


これら全てのタイトルは、どちらも『得になる情報』と『好奇心を刺激するもの』の2つを兼ね備えています。

得になる情報に関しては直接的に伝えてはいません。

例えば、『なぜ彼女は若く見られるの?』


というタイトルは、得になる情報を隠すことで好奇心を刺激しつつ、その貴方に役立つ答えが記事の中にあるという感じさせてアピールしています。

つまり、この『得になる情報』と『好奇心を刺激するもの』は表裏一体なワケです。


タイトルに使用すると良い型を例と共にまとめます。これらの型は上で出した成功例にしっかり使用されている型です。

これらの効果はすでに科学的に検証済みになったものたちです。

(1)『タイトルを「○○する方法」とする』
お金が無くても幸せな人生を送る方法

(2)『タイトルを「どうやって、このように、どうして」とする』
どうやってトップセールスマンになったか

(3)『タイトルに「理由、なぜ」を入れる』
なぜ一部の人のみが株で必ず儲けているのか

(4)『タイトルを質問形式にする』
あなたはこんな髪の洗い方をしてしまってはいませんか?

(5)『効果を事実と数字で伝える』
このダイエット方法で1ヶ月で体重10キロの減量に成功しました

(6)『エピソードを伝える』
こうして私はひと晩で成績をアップさせました


では反対にどんなタイトルがダメなのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

失敗しタイトルの例は以下のようなものがあります。

(1)『既婚男性の多くが抱える問題は……』

(2)『心配するばかりで、人生の楽しみを忘れていませんか?』

(3)『言葉遣いを間違えないかと心配ですか』

などがあります。

「上で紹介したテクニックをしっかり使用しているじゃないか!」

と思うかもしれませんが、これではダメでした。

何がダメだったのかというと、どれも得になる情報を提供していないからです。

これらの例は好奇心を刺激しようとしていますが、読んでも読者にこのように思われるようなタイトルになってしまっています。

「だからなに?」と。

成功した例と比較してみると、成功したタイトルである

『臨時給付金をご存知ですか?』

というのは、これを知れば貴方に得になりますよ、と読者に暗に示しています。

しかしながら失敗した例である、

『言葉遣いを間違えないかと心配ですか』

は、それを知ってどんなメリットを与えてくれるのか読者は中々イメージが湧いてきません。

『心配するばかりで、人生の楽しみを忘れていませんか?』

も同様です。

ケープルズ曰く、ただ好奇心を刺激するだけで終わるだけではダメで、得になる情報と組み合わせることが重要だと言っています。


自分の過去の記事を振り返ってみると、しばしば「私目線」で書かれたタイトルが多く、読者が何を得られるのかが不明確でした。

これを改善するためには、記事の内容を深く理解し、読者が何を得るかを明確に示すタイトルを考えることが必要だったと思います。

そして私は何が言いたいのかわからないというタイトルを今まで多くやってしまっていました。

自分は記事の内容や込めた熱意などを知っているため、この記事のタイトルが最善だと思っていても、

読者は違います。

読者は何も知らない状態で、その記事を読むか読まないかはタイトルで判断するしかありません。

だから、いくら記事の内容に適したタイトルだったとしても、何も知らない読者がそれを読んで意味が分からなければ読む気が起きず、読んでもらえないわけです。

主観的ではなく、読者がそれを読んでどう感じるか考えなければいけないというわけです。


実際に私の記事で読まれたもののタイトルは

  • 「アイデアはこのように生む」

  • 「とても参考になる!天才物理学者の考え方」

  • 「一つのきっかけだけじゃない!人生を変える為に必要なこと


などで、どれも得になる情報などを入れていました。


反対に読まれなかった記事のタイトルは

  • 「世界は想像以上にクレイジーだ」

  • 「どうせ無理だ。そう思った。けど違った」

  • 「恋愛しなくて十分と思い込む若者たち」

  • 「とても懐かしくも寂しい二度と戻ってこないあの日々」


などの、どんな内容の記事なのか全く掴めないものばかりでした。


私自身、今回学んだことをこれから活かしてタイトルを考えようと思います。とても良い学びでした。

そしてタイトルに限らず、主観では無く客観で考えることはビジネスでも必須のスキルでしょう。


では、この記事で紹介した話の要点を最後に簡単に整理したいと思います。

(1)見出しは最初ではなく後から考えて書く

(2)好奇心を刺激するもの、得になる情報を入れる

(3)好奇心を刺激するだけでは失敗する

(4)主観ではなく、読者視点でタイトルを考える



(4)おわりに

今回の記事は貴方の役に立つことが出来たでしょうか?

役に立ってくれたのなら、とても嬉しいです。

これからも貴方がnoteや他のブログで記事を書く上で役立つ様々な知識を収集し、記事を書いていくつもりです。

今回紹介しきれなかったタイトル関する他のテクニック、

そして文章の適切な構成を作る方法など、近い内すぐに記事としてまとめるつもりです。

私は読書量が月30冊以上である多読派ですので、記事の書き方以外にも人生を変える素晴らしい本の内容についても紹介したいと思っています。

この記事を最後まで読んで下さった学習意欲がとても高い貴方が満足し、生活に役立てられるような記事にするつもりです。

もし今回の記事が参考になった方や、これからの記事に興味がある方は、ぜひフォロー&スキをよろしくお願いいたします!!今後の私の励みになりますので!!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!


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