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復職チャレンジ🍙

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適応障害と診断されて早1年。 凸凹ライフも、周りの方々に支えられ大分平坦になってきました。 診察帰り、家に帰れず、公園で泣きながら食べた、おにぎりとジュースの味と、その時の気持…
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2022年3月の記事一覧

スーツは私の鎧兜

スーツは私の鎧兜

久しぶりに取り出したスーツには、
クリーニングした時のままのタグが付いている。

着れるかな?履けるかな?

最後に着たのは確か去年の12月。
あれからもうすぐ4ヶ月が経とうとしている。
3月も今日を入れて残り4日だ。

どのスーツにも思い入れがある。

その中でも私の一番のお気に入りは、
ノーカラーのネイビージャケットとパンツ。
中はその時々によって色味を変えるけれど、
襟口に化粧が付くのが嫌で

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ルーティーンあっての、変調の気付き

ルーティーンあっての、変調の気付き

「気になる方に気を向けるのはいい事だけど、
 気負うのは違うんじゃない?」

毎日のリワークプログラム終わりに、
私の話を聞いてくれるのは旦那さんだ。
その旦那さんから出た一言。

そもそものキッカケは、
リワークプログラムに慣れてきた私が、
(折角だから資格とか勉強とか身になるものを)と
活動し始めたことにある。

例えば、
アサーション(自他尊重のコミュニケーション)や、
メンタルヘルス・マネ

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活動と休息のバランス

活動と休息のバランス

三連休の中日、いかがお過ごしでしょうか。
春のお彼岸でお墓参りという方も多いのでは、
と思います。
(私は心の中で参ることにしました。)

さてさて、
私の三連休の予定はド派手に狂いました。

東北地方の最小単位コミュニティへ、
帰れなくなった為です。

とりたてて、我が家は停電等の被害はなかったものの、
まだ揺れがおさまらない日々が続いているようです。

そんなこんなで、
猫も人も普段と変わらぬ

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選択後の自分に迷いは無いか

選択後の自分に迷いは無いか

視野を広げると、そこには沢山の選択肢。

義務教育の頃は、其れ等はあまり多くは見えなかった。

社会人になるまでの過程では、選択肢は無限に見えた。

そして其れ等と紐付いた、
「可能性」というニンジンが、
私を前へ前へと駆り立てた。

そして走った。
走って、走って、走った先には、
ベッドがあった。

いつの間にかベッドから抜け出せなくなっていた。

ベッドから起き上がれるようになると、
近くに鏡

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幸せの角度

幸せの角度

「幸せ」の反対ってなんだろう。
「不」を付けて「不幸せ」なんて、簡単じゃなくて。

悲しいとか、悲惨とか、その人のいる状況によって
いろんな答えがあるんじゃないかなと思う。

そう考えると、
「幸せ」って何?の答えも多様なのだろうとわかる。

そんななか、
「私は今日幸せである」と断言できる。
「幸せ者である」と。

何故なら、「幸せであること」を諦めていないから。

幸せでいることは気持ち一つで

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スマホのスケジューラーに今日の予定を入力しておいたら、ピコンと表示が飛び出した。
「今日は忙しくなりそうですね。応援しています。」の文字。
(そうなの、今日は応援されたかったところなんだ)と心の中で呟く。今までこんな一声をかけてくれていたとは、気にも留めなかったのに。

磨き過ぎ注意。

磨き過ぎ注意。

「自分磨き」という言葉は、
まだよく使われているのでしょうか。

「自分探し」は、それよりもう少し前に
使われていた言葉のような気がします。

私は何かと磨いてしまう癖があります。
結果は芳しくないことも多々ありますが、
(あれも、これも、出来るようになりたい!)と
思って行動に出ることが多いようです。

その背景には、集団の中で比較的若い方が、
失敗しても大丈夫な雰囲気になる、
という下心もあり

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掌に有り余るほど声のせて ふぅっと吹いて飛ばしてみたい

波に身を任せていた、あの頃。

波に身を任せていた、あの頃。

結婚してから約1年になる。
私たちの最小単位コミュニティは今日も穏やかです。

旦那さんを送り出した後、
ひとりコタツに潜って抜け殻となっていた、あの頃。

あの頃は、いろんなことが出来なかった。

実家で料理をしていた時に父と一悶着あったことで、
料理が出来なくなってしまった。

食器を衝動的に壊してしまいそうで、
食器を洗うことすら難しかった。

襲い来る睡魔に呆気なく負けていたし、
ぷるぷる

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