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映画の名言に学ぶ。ep.4「PERFECT DAYS」
2023年12月24日、クリスマスイブ。
日曜なのに仕事をして、その日最後の上映に向かった。
作品が私を呼んでいる感じがした。わからないけど。
こんな人も世の中にはいるのかもしれないと思った。
東京渋谷の公衆トイレを毎日掃除するのが仕事で、機嫌の良い、無口な主人公が素敵だった。
毎朝、空を見ては、ほほ笑む。
人からの蔑まれるような態度は、あまり気に止めない。
人とのちょっとした、あたたかな交流
「あなたがいい」と言われたいみたい
世の中に特別な人と凡庸な人とがいるとしたら、私は間違いなく凡庸な人間の一人である。そんなことはもう10代〜20代前半にかけて嫌という程思い知らされている。
誰かが認めてくれるようなすごい才能はない。
なにごともそれほど突き詰めて追求したり探求したりしない。
だいたいのことはほどほどの努力で「まあこんなもんかな」と思ってしまえる。
大満足しているわけじゃない、こうだったらいいのにな、わかっているの