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*非表現者が、表現の可能性について思考を巡らせるマガジン

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大衆的観点からは”非表現者”であるShotaroが、表現の可能性について思考を巡らせるマガジン。 気づき、備忘録、思考の整理のために使用していたり。 表現者集団であるyosem…
運営しているクリエイター

#表現

意味を持ち、豊かで、感性を大切にする場所に

意味を持ち、豊かで、感性を大切にする場所に

どうして表現の場所を大切にしたいのか、なぜこの活動をするか、yosemicにはどういう価値があるのか、ということをもう一度、ちゃんと文章に残したいと思った。

きっかけは、この記事を久しぶりに読み返したから。もう一年経つのかと。まだまだ未熟だなーと実感する毎日だけど、時に振り返り、立ち止まり、思考することも大切だと思い、カタカタと文章打つことにした。

大量生産・大量消費 社会からの脱却、そして表

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働くってなんだろう(SmartHRの動画を見て、表現者の働き方について考えてみた)

働くってなんだろう(SmartHRの動画を見て、表現者の働き方について考えてみた)

まずは、今話題のSmartHRが作成した下記の動画をみて欲しい。
非常に素晴らしい動画なので、是非一度は見て欲しい。

これを見て改めて、働くを考えてみた。(表現者にとっても、とても重要な考え方ではないか、と思う)

サラリーマン誕生~高度経済成長期明治維新を境に西洋の文化が日本に入っていき、日本で最初に株式会社ができたのが、1893年(明治26年)の日本郵船とされている。その後、ビジネスという枠

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クリエイターエコノミー、プロセスエコノミーとyosemic(ヨセマイク)

クリエイターエコノミー、プロセスエコノミーとyosemic(ヨセマイク)

今日は巷で話題のクリエイターエコノミーとプロセスエコノミー、そしてyosemicの活動方針について少し話していけたらなと思う。非表現者として、表現者をサポートする立場の人間から見て、こんな形で表現者をサポートできたらいいなという思いも含めて執筆してみた。

クリエイターエコノミークリエイターエコノミーとは、YouTuberやインスタグラマー、ゲーム配信者などに限らず、アーティストやジャーナリスト、

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短期的なトレンドを追い求めることよりも、長期的な歴史・文化を作りたい

短期的なトレンドを追い求めることよりも、長期的な歴史・文化を作りたい

別に自分は、たいそうな人間ではないが、、、日本で産まれ、日本で育ち、22歳でアメリカに渡り、大学院でもまれ、米国現地企業で死に物狂いで働き、表現者達に心で惹かれ、yosemic を一緒にやっている。

なぜ僕がyosemic で表現者達と一緒に活動をしてるのかという、その答えの一つを書いてきたい。

大量消費社会におけるトレンドには、飽きた今ではSDGsなどとして、大量消費社会から循環型社会への移

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伝えるより、考えさせる(SNSの負の影響について考える)

伝えるより、考えさせる(SNSの負の影響について考える)

非表現者として表現者の可能性について考えていたら、ある話題にたどり着いた。

SNSの負の影響

とういうことで、今回はSNSの負の影響とそれに関する表現の可能性について書いていきたい。

SNSの負の影響TwitterやFacebook に代表されるSNSが台頭し、全国民総発信者時代になった。誰もが短い文字数でも発言をする環境が整い、発言が溢れる時代になった。

発信が溢れている状態の中でより注

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米国会計士、IT企業CFO、落語Association of America 理事、そしてyosemic の共同代表としての自己紹介

米国会計士、IT企業CFO、落語Association of America 理事、そしてyosemic の共同代表としての自己紹介

yosemic 共同代表である僕の自己紹介を簡単にしたい。
(きっと簡単に終わらない)

基本情報東京生まれ、東京育ち。28歳。2人兄弟の長男に生まれる。現在は結婚し今月産まれたばかりの息子と3人暮らしだ。

大学まで日本にいて、日本で就職をせず、大学院留学のために渡米をした。
卒業後はいくつかの会計事務所を経て、独立した。周りと比べたら早い独立だったように思う。

現在はニューヨーク拠点に会計事

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オリジナリティなんて気にするな

オリジナリティなんて気にするな

アートは再現性のないもので、オリジナリティ溢れるものだ
だから常にオリジナリティを考え続けるのがいい

ってよく言われると思うのだけど、非表現者の僕から見れば、それはすごくハードルの高いことだなーと思う。

そもそもオリジナリティとは僕もビジネスをいくつか走らせている人間なので、オリジナリティを気にするなとは言いつつも、代替可能な会社・個人にはしたくない(なりたくない)ので、色々と試行錯誤してきて

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表現活動と環世界

表現活動と環世界

大衆的観点から見たら非表現者である僕にとって、なぜ表現者は表現をしているのか、というピュアな興味がある。

そこには僕には想像のできない深い複雑な理由があったり、ものすごいシンプルな理由があったりする。

表現するとはそもそも”表現する”とはどいうことなのか?

もし僕なりの解釈で定義をするのであれば、それは
”個々人あるいは集団が持っている環世界を創作・芸術活動を通じて伝えること”

これは

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表現に優劣をつけない

表現に優劣をつけない

呪いの言葉どの分野、どの業界においても、世の中にはどういう訳か、どうも人の採点をしたがる人がいる。

〇〇には出来るわけがない
〇〇だからダメなんだ
〇〇なことができれば苦労しない
○○には早すぎる

でも、そんな「呪いの言葉」をしたり顔で言う人には、君らが未来をダメにしているんではないかと言いたい。

もちろん業界や仕事内容、その時の状況によって、適切な場合もあるのかもしれない。

ただ表現に関

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加齢と共に幸福度は上昇する(ただし日本は除く)

加齢と共に幸福度は上昇する(ただし日本は除く)

大衆的観点から見たら非表現者である僕は、常日頃から考えている。

表現は何のためにあるのか。

unconscious bias について学術論文を調べていたら、幸福学というテーマにぶち当たった。

そして何とも胸をえぐられるような事実に直面してしまった。

加齢と幸福度の関係性殆どの先進国では、一般的に加齢と共に幸福度は上昇する。これは社会科学の分野で、研究結果として得られてる事実だ。

加齢と

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