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加齢と共に幸福度は上昇する(ただし日本は除く)

大衆的観点から見たら非表現者である僕は、常日頃から考えている。

表現は何のためにあるのか。

unconscious bias について学術論文を調べていたら、幸福学というテーマにぶち当たった。

そして何とも胸をえぐられるような事実に直面してしまった。

加齢と幸福度の関係性

殆どの先進国では、一般的に加齢と共に幸福度は上昇する。これは社会科学の分野で、研究結果として得られてる事実だ。

加齢とともに、社会的地位も向上し、ある程度の経済的自由を手に入れ、社会との関係をもち、または家庭を持つことが、幸福度上昇への要素として挙げられる。

年を取ることは決して悪いことではない。これは今の若者にとっても、素晴らしい研究結果ではないだろうか。

日本における加齢と幸福度

一方で日本はどうなのだろうか。

日本は、諸外国に比べて高齢者に優しい国といえる。社会保障制度、医療制度、高齢者優遇の政策・施策、企業の年功序列制度など、他国に比べたら充実している。超高齢化社会に入ろうとしている日本では、一丁目一番地の問題でもあるからであろう。

一方で、衝撃的なことに日本では、加齢と幸福は比例しないとい事実がある。ある年齢を境に幸福度が下がる傾向にあるそうだ。

表現のハードルを下げること

僕らyosemic は、ニューヨークから始まった団体だ。表現者の町、ニューヨークでは、表現することのハードルがない。いわゆる誰もが表現者になれる町である。

日本どうだろう。表現に対するハードルがやはり高いように感じる。新しいことをやろうとしても批判が付きまとう、何をやっても素人だと笑われる。”にわか”という言葉が叫ばれる。

誰もが高齢者になる世界で、高齢者になるにつれて幸福度が下がっていくという事実が目の前にあるとするならば、何て厳しい世界なんだろうか。そんな世の中にはなって欲しくないなと思う。

もしも本当の意味での表現の自由が、日本という国で構築できるのならば、今の若者は高齢者になったとしても幸福度が上昇していけるのではないか。

これからも亀の速度ではあるが、表現のハードルを下げるという努力をし続けていきたいと思う。

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