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自分の人生の残り時間はどれくらいか? 今日1日の重みを感じる工夫とは

「自分の人生、改めて有限だなぁ…。でも、その人生は『今日』ということか」

先日、noteの記事を見て刺激をもらいました。「人生の時間」を具体的にイメージする事はこれまであまりなかったので新鮮な気づきがありました。

自分の人生を大切にするためにも、「人生の残り時間」について考えてみます。

人生の残り時間を考える意味

きっかけになったのはチューダさんのnoteの記事です。この中で「人生の残り時間」について触れられています。素敵な記事なのでご紹介します。

この記事には自分が生まれてから死ぬまでに何時間くらいの時間があるのかについて触れられています。

日本人の平均寿命を84歳と仮にすると84 歳× 365日 = 約30,000日だそうです。

この記事を読むと、人生は有限だなと改めて感じます。人はいつか死ぬので当たり前ですが、当たり前すぎて毎日あまり意識していない人が多いのではないでしょうか。

知人に癌を患って若くして亡くなった方を知っていますが、重い病を患うと余命を意識せざるを得ません。彼は残された時間をどう過ごすかを毎日大切に、真剣に考えて生きていました。

日々何となく過ぎていく毎日ですが、余命を意識して病と闘う知人の一日と私の一日は同じ24時間です。しかし、その重みが違います。それは生きたいと思う「思いの重さ」の差だと思います。

彼から教わった言葉が印象的です。

「今日生きている1日は、昨日亡くなった人が死ぬほど生きたかった1日だよ」

チューダさんの記事を見て、この言葉を思い出しました。この言葉に近しい内容のメッセージが以前ACか何かのCMでも使われていたように思います。ドキッとするメッセージだなと思います。自分の人生の残された時間を大切に生きていきたいですね。

自分にはあとどれくらい時間があるのか?

自分の時間が大切だと感じたところで、どれくらいの時間が残っているのかが気になりました。チューダさんの記事でも紹介されていたアプリを早速ダウンロードしてみました。Days Matterというアプリは記念日や誕生日、未来の予定などを入力すると過去から今日までどれくらい時間が経ったのか、未来の予定までどれくらいの時間あるのかが簡単にわかります。今日を起点に過去と未来の長さを測れるのが良いですね。

それ以外で、自分の人生の持ち時間を簡単に調べられるものを見つけましたのでご紹介します。

誕生日と、仕事、食事、睡眠時間など日々の生活時間の情報を入力するだけで、人生の残り日数、残り時間、仕事・食事・睡眠・自由時間などが簡単に計算できます。

残りの人生、仕事にどれくらいの時間をかけるのか?計算された時間を見ると、自分は仕事でこの先どんな価値を世に生み出していくのかと、少し視座高く自分の仕事と向き合うきっかけを与えてくれます。

年齢や働き方によって個人差が大きいかもしれませんが、計算してみると意外に自由時間の多さを感じました。仮にこの先医療が進歩し平均寿命は延伸していくと仮定すると、人生100年時代は現実を帯びてきます。それに伴い定年も延びると仮定できますが、それでも定年後の人生は意外に長いと感じます。

先日、「フルライフ」という人生をいかに充実させるかという記事を書きました。

フルライフの時間戦略とは? DoingからBeingへ、後悔を回避する充実した人生の歩み方

この中にwell-doing からwell-beingへ年を重ねて行くうちにウェイトが変わっていくという話がありました。正に人生の後半のwell-being、つまり「より良い時間を過ごす」をどう充実させるかは、トータルの人生の充実度を高める上で重要となりそうです。

人生の後半になると、何か高価なものを持っている、身につけている、といった物質的な所有の喜びではなく、人との関係や趣味の時間など、無形のものへ感じる価値がシフトしていくのではないかと思います。だからこそ、今自分の周りにいる人に感謝し、今夢中になっている事をもっと大切にしたいと思います。

「人生の時間」の使い方を学ぶ偉人の言葉

人生の限られた時間をどういう視座で捉えるべきか。そのヒントとして偉人の言葉をいくつかご紹介します。

この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。

スティーブ・ジョブズ


人生とは今日一日のことである。

デール・カーネギー


今日という一日は、明日という日の二日分の値打ちがある。

ベンジャミン・フランクリン


うまく使えば、時間はいつも十分にある。

ゲーテ


過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ。

トルストイ


「人生」と捉えると、膨大に長いスパンで未来へ意識を飛ばしてしまいますが、その人生は今日という一日の積み重ねでつくられます。そういう意味では「人生=今日」と捉えるのが良いのかも知れません。


まとめ

人生は長いです。でも、いつ不測の事故に見舞われるかもしれません。人生は有限であると理解した上で、今日という一日を大切に生きていきたいですね。

その今日一日の価値を感じるのに、人生の残り時間を計算してみる、というのは有効だと思います。短いと感じるか、長いと感じるか、そこは人それぞれですが、その感覚をヒントに今日の24時間をどう使うかを考えてみると人生の充実度が少し高まるかも知れません。

過去には戻れませんし、未来もどうなるか分かりません。確実にあるのは「今日」そして「今」という瞬間だけです。この目の前の時間を有意義に過ごしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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