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「山以外の本も出しています!」――ヤマケイの本について、もっと広く楽しくお伝えするnoteをはじめます
私たち山と溪谷社は、1930年に山岳の雑誌『山と溪谷』と書籍を発刊する出版社として創業しました。2020年に創業90周年を迎えた、かなり老舗の出版社です。
山好きの方には、『アルペンガイド』や『ヤマケイJOY』、山のムック本などで馴染みをもっていただいているかもしれません。
そんな出版社ですが、実は山以外の単行本もたくさん発刊しているのです……!
料理やペットの実用書、研究者が書いた科学エッ
食洗機から泡が吹きだして止まらない!途方に暮れた私を救った”化学的で冴えた”やり方
たとえば家の掃除をする時も、私たちは驚くほどたくさんの化学反応を経験しています。ケイト博士は土曜の朝、キッチンから掃除を始めるそうです。
SNSで話題沸騰の新刊『さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義』(ケイト・ビバードーフ:著、梶山あゆみ:訳)。テキサス大学で文系の学生に向けた授業を担当し、自他ともに認める化学オタクの著者(表紙写真で火を噴いている人物)が、高校から大学の教養レベ
広大な”狼屋敷”で犬、狼、ジャッカル、狐、ハイエナと暮らした「犬奇人」のすご過ぎる人生【動画つき】
戦前から戦後にかけて、狼をはじめとするイヌ科動物を独学で研究し、雑誌『動物文学』を立ち上げた平岩米吉という人物がいました。
動物行動学の父・ローレンツに先駆けて自宅の庭で犬、狼、ジャッカル、狐、ハイエナと暮らしながら動物を徹底的に観察。「シートン動物記」「バンビ」といった動物文学を初めて日本に紹介し、フィラリアの治療開発に私財と心血を注ぎました。この、知られざる奇人であり偉人を描き切った痛快ノ
【アメリカの化学者が教える】マーガリン等に含まれるトランス脂肪酸は、なぜ動脈硬化のリスクを上げるのか?
SNSで話題沸騰の新刊『さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義』(ケイト・ビバードーフ:著、梶山あゆみ:訳)。テキサス大学で文系の学生に向けた授業を担当し、自他ともに認める化学オタクの著者(表紙写真で火を噴いている人物)が、高校から大学の教養レベルで学ぶ化学の基本原理と、日常にあふれる化学反応をわかりやすくユーモアたっぷりに語る一冊です。
私たちが毎日の食事でとっている油脂。これは
サメを知るために、サメを描く——【サメ愛好家イラストレーターめかぶさん・インタビュー】
世界のサメをくらべることができる図鑑、『くらべてわかるサメ』。
本書ではサメたちを、すべてイラストでくらべています。
リアルな描写ながらもわかりやすく可愛らしい。そんな印象のサメイラストですが、それらは全て、サメ愛好家イラストレーターめかぶさんの描き下ろし。その点数は、なんと150点!
前著『世界のサメ大全 サメ愛好家が全身全霊をささげて描いたサメ図鑑』と合わせると300近くのサメイラストを書
読みおえたときには化学の基礎知識が身につき、化学があらゆる物事にひそんでいることがわかるようになる本
SNSで話題沸騰の新刊『さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義』(ケイト・ビバードーフ:著、梶山あゆみ:訳)。テキサス大学で文系の学生に向けた授業を担当し、自他ともに認める化学オタクの著者(表紙写真で火を噴いている人物)が、高校から大学の教養レベルで学ぶ化学の基本原理と、日常にあふれる化学反応をわかりやすくユーモアたっぷりに語る一冊です。本書から、著者の熱い想いほとばしる「はじめに」
もっとみるケイト先生はオタク…?俺もだよ! 化学が大嫌いだった私が1冊の本によって化学と仲直りできた話
『さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義』(ケイト・ビバードーフ:著、梶山あゆみ:訳、山と溪谷社)が発刊されて間もなく、なんと、大手予備校講師の田中健一さんがX(旧Twitter)にて本書を激賞してくださいました。
「化学だけは生理的に無理」だった田中先生が、本書に惹かれたのはなぜ……? が気になって、本書の読みどころを語っていただきました。
どうせまた、この本もダメだろうな皆さ
高野秀行さん「じゃあ、僕と藤井さんは"狂言"と"エロ"ってことで…」【高野秀行×藤井一至スぺシャル対談その5】
それは、2023年11月12日のことでした。ノンフィクション作家の高野秀行さんが、旧Twitter(現・X)でヤマケイ文庫『大地の五億年』を絶賛してくださったのです。編集担当が喜び勇んで著者の藤井一至さんに連絡したところ、なんと藤井さんは高野さんの本の長年の愛読者であるとのこと。これは、お二人をおつなぎしなければ……!
そのような経緯で、辺境を旅するノンフィクション作家と辺境で土を掘る研究者による
【連載第5回】最小限の労力で最大限の収穫を得る! 一坪ミニ菜園
たった一坪で、おいしい野菜を年中育てるミニ菜園の魅力を紹介してきた本連載も今回が最終回。広い畑がない人でも、忙しくてあまり時間がない人でも、ミニ菜園なら無理なく楽しく野菜づくりができます。このメソッドを実践することで、家庭菜園の面白さを実感していただけたら嬉しいです。
(文/和田義弥 写真/阪口克)
広い畑には労力と時間が必要
家庭菜園といっても畑の広さは人それぞれ。自宅の庭や貸農園の限られた