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【書籍紹介】機嫌のデザイン【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。

今回はプロダクトデザイナー秋田道夫さんの本
「機嫌のデザイン」
をよんだ感想を書いていきたいと思います!


どんな本?

プロダクトデザイナーである秋田道夫さんは、
その独特の言葉選びと表現力から
現在Twitterでのフォロワー数が10万人を超えている方です。

しかもフォローしているアカウントは一つもないというのも驚き。

0 : 10万 のフォロー:フォロワー比です。

そんな秋田道夫さんの機嫌・人間関係・仕事・感性に対する考え方について
インタビュー形式でまとめられた本です。

秋田道夫さんならではの表現

秋田道夫さんは自身の言葉だけでTwitterのフォロワーを伸ばしただけあって
本の中で登場する多くの言葉に独特なセンスが感じられます。

すべてあげるとキリがないので、個人的に気に入ったものを何個か紹介したいと思います。

・劣等感は優越感の裏返し

・ロングセラーとは「研ぎ澄まされた普通」

・機能を増やすには技術がいるが、機能を減らすには哲学がいる

・私は「隣の芝が青く見えた」ことはありません。それは日頃の手入れの大   
 変さがわかるからです。

簡単なようで難しいこと

秋田道夫さんは、小さなころからずっと特別な存在としていききたかというと、そうではないらしいです。

ですが、むしろ小さいころから「特別」でも「優秀」でもなかったから
「こうあるべきだ」という姿が規定されず、型にはまらず自由に観察・創作ができるようになったのではないか、と言います。

また、両親が自分をひとりの対等な人間として扱ってくれたことも大きいと言います。

私はこれを読んで、これは簡単そうに見えて実は難しいことだなと感じました。親というものは少なからず子供に「こうなってほしい」という気持ちを
投影してしまうもの
です。

そして子供の方はそんな期待にこたえたくなるもの。

だから、「自分を制限する枠がない」ことはパッと見の印象よりもかなり
アドバンテージ
だと感じます。

自分が親になった時も、
自分の願望を投影しないよう気をつけたいものです。

終わりに

「機嫌のデザイン」というタイトルは

「秋田道夫さんはいつも機嫌がいい」
ということと
「プロダクトデザイナー」である
ということを繋げて作られたタイトルのようですが

このタイトルもとても素敵だと思います。

機嫌って、結局
「自分でコントロールできるもの」
なんですよね。

変に自分や他人に期待してしまうから
「期待はずれ」になる。

もっとハードルを低く、あるがままを受け入れる力
を手にいれることができれば、この人生を生きていく大変さも
少しは和らげることができるのかなと感じました。

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