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日記

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#エッセイ

自然な感情を守り育てること

朝から雨が降っている。春の雨。雨は優しく、水音の静けさが、ヴェールのように空気を覆い、胸に沁みていく。

昨日は一日かけて長文の記事を書いたので、目覚めても少し目がチカチカする。夜の間にいいねをくれた人の記事を見に行くと、同年代で大事な人も仕事もある人が何人かいた。みんな、自分の感情がわかっていて思いのままに人生の選択ができているし、大人の職業人としての顔、社会とのつながり、大切に育てている感情が

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何を読もうと、何を聞かされようと、自分の理性が同意したこと以外信じるな  ーー ゴウタマ・シッダールタ

タイトルは仏陀の言葉です。

私はずっと、理性で自分の存在の正当性を証明しようとしてきた。

雑談や密な人間関係を楽しめなくても、その事で「勿体ない」とか一方的な価値観で言われても、その価値観に馴染むことはなかった。だけど、行動は変えなくても、馴染めない、否定される不安はあったから。

いつからか、「正しく物事を判断できる」ことに自分の居場所を見出すようになった。

姉のように人好きで周りを明るく

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鬱って何

空は今日も曇っている。

冷たく乾いた空気が、心を冷やす。

こんな暗い日記を公表して需要はあるのだろうか。自分の記録として書いているとはいえ、公開するような文じゃないんじゃないか。なんて、公開ボタンを押すのを躊躇う。細かいことを気にしてばかり。過去の日記を読み返すと、言葉が二転三転しては落ち込み、鬱のループから抜け出ていない。何かを決心したように書いていても、気持ちが固まっていない。少しは変化し

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否定

1番苦しかったときのことを思い出してしまった。前に進むと決めたんだから、沈もうとする気持ちは振り切らないといけないのに。noteで自分の方向性や本音を書くことは、そんなに見られていなくても、社会に考えを宣言する勇気と、気持ちを共有する嬉しさがあった。暗い気持ちも否定されない社会に安堵感を得た気がしていたのに。ぐるぐるぐるぐる、とどまってる。

高校生までも集団生活や雑談ができないせいで感じていた普

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難しく考えてきたけれど

難しく考えてきたけれど

今日は不安になることもなく、調子がいい。ただ、今日はたまたまお休みだったのだけど、ひどいうつ状態じゃないのに家に居ることに引け目というか、恥を感じる。

 司書に情熱があるかと問われると分からないけど、体力とか性格、思考傾向的に向いているし、図書館という空間、本を調査している時間に心地良さを感じる瞬間があるのも確かで。だから、はっきり何かに興味が湧くまで、まずは司書に就くことを目指してみようと思う

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答えが見つからない

ずっと同じところでぐるぐるしている。この間「知識の詰まった空間で資料の保存や課題調査をするのはある程度楽しさを感じるし適性もあると思うから、司書を目指すことにしようと思う」と書いたけれど、理由が漠然としていてよく考えられていないですよね。説得力、実感がない。頭がよろしくないんです。そして、こんな元も子もないまとめ方をするのも、思考の過程がなくて良くありません。なのに今は大雑把な言葉しか浮かびません

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