記事一覧
今年の読書録⑥ 「高慢と偏見・上」
いやー! 面白いおもしろい。
最っ高に面白い! 人生で5本の指に入るくらい、面白い。
ほぼ男女の噂話に占められるこんな小説を、ここまで面白がれる男がこの世界にいったい何人いるのだろう、という高慢と偏見が、この深い愉悦に影響を与えているというそしりは、恥かしながら大いに当を得ているだろう。
これはものすごい小説である。
間違いない天才の筆、ということが、少し読めばはっきり分かる。
わたしが今回購
noteでしたいこと
母親の手料理のことを書き記しておきたいという思いは、随分前からあった。
こういうテーマは万人向きで、たまたま知って登録(?)してみたnoteのような場所に書けば、もしかして楽しんでくれる人がいるのではないか——と思い、遡ってまずイントロとして離乳食の記憶について書き始めたのが最初である。
そこから幼稚園に入園し、アルミの弁当箱で食べた二段重ねの海苔弁当の衝撃(そしてプラスティックの、縦にスライドす
今年の読書録① 「怒りの葡萄」
昨年はステイ・ホーム期間中から「アンナ・カレーニナ」を一気読みし、続いて「戦争と平和」も緊急事態宣言あけの通勤電車の中で読了した。
図らずも一人トルストイ・イヤーとなった2020年であったが、どちらも面白かったな! 読書の覚書はブログにつづっているので、ご興味のある方はのぞいてみてください。(過去ブログ「100日後に読了するトルストイ」https://blog.goo.ne.jp/taka-ki