マガジンのカバー画像

続ちょこっとひとこと

1,122
故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

いろいろあって、今日は投稿ができません。
しばらくそんな状況が続くかもしれません。
ひとことでもふたことでも何かつぶやけるようがんばります。

次会うトンボはアキアカネがいいな

次会うトンボはアキアカネがいいな

とんぼのめがねは みずいろめがね
あおいおそらを とんだから とんだから

童謡『とんぼのめがね』の一節だ。
幼稚園の頃、この唄が大好きだった。
これを熱唱しているカセットテープもまだ手元に残っている。

だからか、トンボも好きだった。
網と虫かごを持って、近くの田んぼで追い回したものだ。
しかし自分の成長、周囲の自然の減少とともに、トンボを見かけることもなくなっていった。

***

おい、へん

もっとみる
そもそも国連は幻想に過ぎない

そもそも国連は幻想に過ぎない

昨日の神戸新聞。

北朝鮮制裁案 初の否決 ~中ロ拒否権、安保理機能不全~
中ロ以外の13カ国は賛成。(中略)安保理の機能不全が一層深刻化した形だ。

ミサイルをまるで花火のように乱れ打つ朝鮮は許せない、国連で責任ある立場のロシア、中国がそれを見逃すのも許せない。
その思いで書かれた記事だろう。

朝鮮は大きな脅威だし、制裁で止めさせたい気持ちは十分に分かる。
しかしそれはあくまで、日本の立場とし

もっとみる

ベランダ菜園。
昨年はミニトマト、シソ、パセリ、ミント、カモミール。
あまりうまくいかず、今年はするつもりなかったけど、気づけば土を整え、受入態勢しっかり整え中。
愛情込めて育て、あまさず食べる。
生きる実感、生かされる感謝。
さぁ今年は何にしよう。
エダマメ?オクラ?ニンニク?

仕事を離れて10日、早くも曜日が分からんようになってきた。
毎朝「今日は月曜日!」で始まり、毎夜「今日は日曜日?」で終わる。
それって、やるぞ!が、何やった?に変わってるってことやんな。
無為に過ごすほど余裕あるわけちゃうのになぁ。
モロゾフ〈プリンクッキー神戸〉が意外とうまい。

以前書いたが、手術を受ける。
最初の町医者では簡単な日帰り手術と聞いてたのに、そこからの紹介の、そのまた紹介で行った昨日の病院では、ややおおごとに。
術前検査あれこれ。最近別の病院で同じ検査散々やって異常なしやってんけど。放射線浴びすぎ。
職探しよりまず徹底メンテか。手術は来月。

小腹空いたかもと思ってから呼んでも十分間に合う

小腹空いたかもと思ってから呼んでも十分間に合う

ここ数日、〈むらすゞめ〉が頭から離れない。
え? 〈むらすゞめ〉をご存じない…?

倉敷銘菓、橘香堂の〈むらすゞめ〉だ。

橘香堂〈むらすゞめ〉(公式サイトより)

編み笠をモチーフに作られたが、トップ画像のごとく、稲穂に群がる雀のような姿形から〈むらすゞめ〉と呼ばれるようになったのだとか。

それはまぁいい。
なぜここ数日、この〈むらすゞめ〉が頭から離れないのか。

きっかけは、sekky さん

もっとみる
消費者はせめて有機や無農薬に対する正しい理解を持ちたい

消費者はせめて有機や無農薬に対する正しい理解を持ちたい

昨日の記事で「完全無農薬有機栽培のお茶」を飲んだと書いた。

有機と書くならわざわざ無農薬と書かなくていいのでは? と思った人もいるかもしれない。
何を隠そう、20年前の僕がそうだった。
有機栽培というのは有機肥料だけで育てる農法だから、農薬も当然使っていないに決まっている、と。

***

植物が根から吸収できるのはチッ素・リン酸・カリなどの無機物だけだ。
畜糞や米ぬかなどの有機物は、微生物が分

もっとみる
お茶の時間、かくあるべし

お茶の時間、かくあるべし

精密検査の結果を聞きに病院へ。

まだ追加の検査があったので検査室に入ったら、いきなりうら若き女性技師の前でほぼ裸になるという難関が待ち受けていた。
いわれるがまま服を脱いだが、動揺していたのか、ベッドに横になろうとして思いきり検査装置に頭をぶつけた。
二度も。

先々週来のすべての検査が終了し、診察室に入る。
結果は「特筆すべき異常は見あたらない」というもの。
やっぱりか、10年前もそうだった。

もっとみる
もうしばらくナイショにしておくことにしよう

もうしばらくナイショにしておくことにしよう

運転免許は大学1回生の時に取った。
大学時代、京都に下宿していたから、教習所も京都。
市内にはいくつかの教習所があるが、それぞれに特徴が囁かれていた。
めちゃくちゃ厳しいところ、セクハラが絶えないところ、路上は山道ばかりのところ、卒業後の事故率がNo1のところ、簡単に卒業できるところ…

さて、どこを選んだか。
言わずもがなの、簡単に卒業できるところだ。
楽をするのが何よりイチバンと思っている大学

もっとみる
すべては手探りで、そこに約束された仕事や報酬があるわけではないのに

すべては手探りで、そこに約束された仕事や報酬があるわけではないのに

昨日、淡路島に渡った。

淡路はつい先日卒業したところだ。
退職を決め、昨秋より勤務していた淡路を離れることになったのだ。
もう当分行くことはあるまい、と思っていたのに――

先週、最後に仕事をともにした淡路のデザイナーに退職の挨拶をした。
とても残念がってくれ、島外から移住しておもしろい活動をしている人がいるからぜひ会ってみてほしいと言われた。
その人と引き合わせれば何かスパークが起こると感じた

もっとみる
マグロなんて見たことも食べたこともなかった

マグロなんて見たことも食べたこともなかった

就職して東京に住みはじめた頃、マグロの別格ぶりに驚愕した。

スーパーには大トロ、中トロ、赤身の握りの詰まった「マグロづくし」がずらりと陳列され、解体ショーまで開かれる。
回転寿司でも「トロ入荷!」の文字が店頭に躍る。
定食屋でも「マグロお造り定食」がメニューのトップを飾る。

明石、神戸で育った幼少期、父が刺身好きだったため、夕食は週に一度は刺身だったが、常にタイやヒラメなど白身魚中心。
マグロ

もっとみる
やれやれ…などと僕も言っている場合ではない

やれやれ…などと僕も言っている場合ではない

解放感に包まれた、有休消化初日。
初日くらいは今後のこと考えずにのんびりしようかと。
が、のんびりって案外難しい。
分かっていたことだけど。

やったことといえば、郵便局と病院に行ったことくらい。
どちらも仕事を離れたからこそ行けるものだが、充実感にはほど遠い。

郵便局では東京の息子と京都の娘にダブル仕送り、やれやれ…

小さな手術をしてもらうため、町医者からの紹介状を手に総合病院へ。
なのに、

もっとみる
たった167日どすえ?

たった167日どすえ?

京都の知り合いは、大阪はどぎつくてかなんわという。
(意訳:何かと派手で困る)

一方で神戸の印象を問うと、神戸? 何があるんどすえ? という。
(意訳:歴史のない新参者は黙っとけ)

大阪のほうが印象があるだけマシといったところか。
あくまで僕の知り合いの大阪観、神戸観だけど。

神戸には歴史がないのか?

***

神戸の地が歴史の表舞台に立つのは平安の末、平清盛の時代。
神戸には奈良時代に開

もっとみる