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やれやれ…などと僕も言っている場合ではない

解放感に包まれた、有休消化初日。
初日くらいは今後のこと考えずにのんびりしようかと。
が、のんびりって案外難しい。
分かっていたことだけど。

やったことといえば、郵便局と病院に行ったことくらい。
どちらも仕事を離れたからこそ行けるものだが、充実感にはほど遠い。

郵便局では東京の息子と京都の娘にダブル仕送り、やれやれ…

小さな手術をしてもらうため、町医者からの紹介状を手に総合病院へ。
なのに、ここはハヤリの感染症の受け入れもしているので数か月待ちになると言われ、さらに隣の市の総合病院へ新たな紹介。
なんやそれ、完全に昨日が徒労に終わったってことちゃうん。
診察料と紹介状手数料不要やったんちゃうん。
行ってみんことにはその病院の手術日程の混み具合が分からんのやったら、また次の病院で同じことになる可能性あるんちゃうん。

ちょっとムッとして病院の中にあるドトールでコーヒー。
なんかムダ遣い感ありあり。

大学で一人暮らしを始めた頃、100円の銭湯に行った帰りに100円のジュースを飲むのが嬉しかったのをふと思い出した。
自由を謳歌したくてそんなことをしてみたけど、多くはない仕送りの中から月に3000円もジュースに消えることがバカバカしくなってすぐやめた。

お金の使い方には、消費、投資、浪費の3種類があるという。
今必要なことのために使う消費、将来のために使う投資、不要な浪費。
銭湯帰りのジュース、病院帰りのドトールはまさに浪費だ。
病院の支払は消費か投資のはずだったが、なんだか浪費に終わった。

ダブル仕送りは、高額ゆえ苦しいが、わが子の将来のために使うお金。
これだけが昨日唯一意味のあった支出ということになる。
とはいえ投資呼ばわりはしたくないから、「期待」といっておこう。
やれやれ…などと僕も言っている場合ではない。

(2022/5/19記)

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