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素敵なライターさんの記事

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note内で見つけた素敵な記事、面白い記事のご紹介。自分の備忘録も兼ねています。
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#エッセイ

空海の言葉を関西弁超訳してみたら、いろいろ見えてきた。

空海の言葉を関西弁超訳してみたら、いろいろ見えてきた。

高野山に1年ほど住んでいました。

空海が1200年ほど前に開かれた
この密教の修行の場を体感してみたかったのです。

興味を持ち始めたきっかけは、

司馬遼太郎の小説でした。

空海の歩んだ人生を辿りながら、
膨大な資料を元にした解説を交えて
じわじわ物語が進んでいく。

かろうじて空海の見た「風景」を
浮かび上がらせようと試みた小説でもあり
その宇宙の普遍的真理を求める様が
圧倒的に面白くて、

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食の通訳

食の通訳

ご縁は突然に
先日、緊急のヘルプ要請が舞い込んできました。
13年来の知り合いのヤオさんという、今ではタイ版ミシュランガイドブックに紹介されているレストラン-MAA DAE-のオーナーシェフです。
彼女は山の麓にあるご自宅でお料理教室もしており、今回は日本から来たお客様への通訳を頼まれました。
ちょっとした手違いがあり、普段の形で通訳の方が手配できないことから、私にお話がきたのです。

ヤオさんと

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一人旅で身に付く最強アイテム (一人旅と仲間旅・その1)

一人旅で身に付く最強アイテム (一人旅と仲間旅・その1)

旅を語るうえで、最初に考える問題があった。
それは「誰と行くのか」それとも「一人で行くのか」。

君はどちらで考えているのだろうか。
もう誰かと一緒に行く約束をしている人もいるだろう。もしかすると長期旅行の場合、誰かと一緒に行くってなかなか難しいかもしれない。学生の長期休暇ならいざ知らず、社会人になったらぐっとその機会は減るからね。

私は断然「一人旅」派だったけれど、もちろん友人やパートナーとも

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誰かの定番レシピに

誰かの定番レシピに


定番になってくれた
昨日、嬉しいお知らせをいただきました。
同じnoteのお仲間さんのeko landscape さんが、
私の作ったお料理本の中の一品を普段からよく作り、今回noteでも記事にしてくださりました。

こちらの記事↓

家庭菜園をされていて、そこで育てたハーブを使ってお料理をされています。彼女だけではなくご家族の方々も私のレシピを美味しいと言いながら食べてくれ、彼女のお家の定番メ

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【あの日のタイ】2016年の10月13日と14日

【あの日のタイ】2016年の10月13日と14日

前回の続きです

10月13日数日前から「王様の容態があぶないらしい」というウワサはあって、
王さまが入院している病院のまわりは願掛けをする人たちでいっぱいになっていると聞いてはいた。

※その病院はわたしのnoteでは夫の痔の手術でおなじみのシリラート病院である。

王亡きあとのタイが想像できないだけに、なんだかんだずっと亡くならないんじゃないかと思ったが、やっぱりヒューマンなのでお亡くなりにな

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【あの日のタイ】7年後の回想

【あの日のタイ】7年後の回想

あれから7年あのころわたしは「今見てるものを一生覚えていたいな」と思いながら生きていた。

ひょんなことからこの国に来た私が、移住翌年に世界史に残るようなすごい出来事にうっかり居合わせちゃって、貴重な経験をしているという実感があった。

感動したし忘れたくないからアウトプットしたかったけど、
あの時期よそ者がこの話題に触れるのはちがうと思った。

でももうけっこう時間たったし、noteは日本語メデ

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