Akiko YAMADA(メディア&コミュニティプロデューサー/ライター)
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内村航平選手の「けあがり」と人生を思う朝の時間
子どものころ、父は、いつも食卓で新聞を広げながら朝食をとっていた。
新聞は大きくて、その向こうの父の顔は見えなくなって、
ご飯を食べているのに、なんだか不釣り合いな存在だった。
中学生になって、世の中のことを知るのが楽しくて、
毎日、新聞を読むようになった。
当時、私の実家は、スポーツ紙も、経済紙も、一般紙もとっていて、
帰宅後の時間はあっという間に過ぎていった。
その後、私の人生のなかで、新
報道記者の配置転換は、ジャーナリズムの終わりなのか?
今朝から、ふつふつと思うところがあり、
【ジャーナリズムを守るv.s.「イノベーションのジレンマ」的産業モデルの転換】に関する議論を聞いて思うことを書いてみる。
大企業づとめで得た人脈は、誰のものか
3月に大手新聞社を退職し、
5月から無名の再生可能エネルギーベンチャーに転職した。
会社を辞める前は、正直、失うものが大きいのだろうと思って、
飛び出すのは、ちょっぴり怖かった。
肩書きとか、名刺とか。
かつての同僚で独立した人は、「朝日新聞にいたこと」を持ち出すと、
「相手の態度が変わる」と言っていた。
やっぱり、肩書きって大事なんだなあと思っていた。
個人事業主になっていたら、確かに心
他人の自宅を”居場所”にする⁉ 自宅兼サロンづくりを共創型で
50歳にしてサラリーマンを選択定年、独立を決めました。
いい歳ですが、これと言って得意なことがあるわけじゃない。
どんな仕事が自分に向いているのかも、正直いまだよく分からない。
さて、何をしようか。何ができるのか。
●50歳。ありがちですが「大人の居場所」をつくりたい今までにやってきたことは、新聞記者、編集者、ファンづくりを通じた共感マーケティング、ブランディング、コミュニティ&メディア事業の
こんな時だからこそ、素人に「アートは必要」
コロナの感染拡大で緊急事態宣言が出されてから初めて、美術館に足を運んだ。
この4カ月、行きたい展覧会はあっても、「アートやエンターテインメントは、まさしく『不要不急』のもの」。アーティストたちが自分たちの仕事を失い、その「意味」を巡って苦悩を語る姿も見たけれど、その支援なども、あまりピンとこなかった。「仕方ないよ。芸術は命と関係ないし」と思っていた(ような気がする)。
ところが。
友達からの誘
初心者にも簡単だった「360度カメラ」 VR元年の予感
コロナ自粛で美術館も植物園も休業。動画や写真やVRを提供してくれていますが、それは撮影が上手なスタッフやプロがやっていることだと思っていました。VRとかARをテーマにしたパネルディスカッションでコーディネーターまでしたことがあるのだけれど、実はこれまで、自分で撮影したことはなく、その制作は専門家やオタクのものだと思っていたのです。
でも、世の中、全く違うレベルになっていたんですね。
今回、どう
新聞社を辞めて、noteを始めました。 「働く上での5つのルール」が見えたから
先月末、28年間勤めた新聞社を早期退職しました。
いわゆる、選択定年です。
「新聞社を辞めるなんて、もったいない」。
私が入社した1992年なら、そう言われたでしょう。
でも今、メディアをめぐる環境は大きく変わり、そう思う人もいるかもしれないけれど、今回、「いよいよですね」「次は何をやるんですか?」という声も多かった。驚きはしても、そういう選択肢はあるだろうなという感じかもしれません。
自分が