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ジャーナリズム×ブロックチェーンを考える

産業(ビジネス)としてのジャーナリズムは終わった。
と思って、昨年春に新聞社を飛び出した。

だけど、今朝、
世界を変える、
ジャーナリストを支える、
新しいプラットフォーム事業。
に思いをはせた。

最近、clubhouseで「メディアと経営」の話をしているのを時々聞く。
たいていは、解決策が見えない、ジャーナリズムへの哀愁とか、収益モデルをすっ飛ばしたコンテンツや広告ビジネスの議論になんだけど、

今朝、元マイクロソフトの古川進さんが、「ブロックチェーン×音楽」の話をしていたのは、ヒントが大きかった。
音楽著作権に関する技術を持つ会社をspotifyが取り込んで、
アーティストに著作権料を保護するプラットフォームビジネス。

昨日、広告代理店出身の著名な方が、同じくclubhouseで
「ジャーナリズムは、税金で賄うことを考えなきゃいけないんじゃないか」と提示していたんだけど、
最初は、NHKみたいなことを想像して、もやっとした違和感があった。

その後、他の人から
「NHKの受信料のようなことではなく、医療保険と同じような発想で、ジャーナリズムを支えるということだよね」
という意見が出て、議論は転換していき、私も発想転換になった。

ひとつのメディア企業、たとえば1新聞社を、
クラウドファンディングや公共料金で支えるのは、
どうにも違和感があるけれど、

一人のジャーナリストや、
ひとつの調査報道プロジェクトや、
ローカル情報の担い手たちを、
ブロックチェーンの仕組みを活用して支えるような、
そんなプラットフォームなら、ありだと思う。

今かかわっている再生可能エネルギー業界は、
DXやブロックチェーンで大きく変わる可能性があり、
そこに魅力を感じて飛び込んだけれど、

考えてみたら、
「メディアビジネス×ブロックチェーン」も面白い。

ヤフーやgoogleはもちろん、
ひょっとしたら、このの「note」あたりは、
すでに考えているはず。

そういうメディア事業なら、
やっぱり、もう一度、挑戦してみたいなあ。

世界を変える、
ジャーナリストを支える、
新しいプラットフォーム事業。
誰と、どこでなら、やれるかな。

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