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他人の自宅を”居場所”にする⁉ 自宅兼サロンづくりを共創型で

50歳にしてサラリーマンを選択定年、独立を決めました。

いい歳ですが、これと言って得意なことがあるわけじゃない。
どんな仕事が自分に向いているのかも、正直いまだよく分からない。
さて、何をしようか。何ができるのか。

●50歳。ありがちですが「大人の居場所」をつくりたい

今までにやってきたことは、新聞記者、編集者、ファンづくりを通じた共感マーケティング、ブランディング、コミュニティ&メディア事業の立ち上げと収益化…。そして、キャリアコンサルやコーチの資格も取得し、それはそれで、時々、ありがたがられています。

だけど、(繰り返しですが)50歳にして、恥ずかしながら、「自分はこれで生きて行きます!」という確たるものがありません。

とはいえ、退職を決めてから色々考えるなかで、「人と人とをつなぐ場をつくること」だけは、結構好きなのかもしれない。
と思い始めました。

サラリーマンとして、仕事として、コミュニティづくりを何度となくやってきました。働く女性のための「JobLabo]、ダイバーシティ活動、未来メディア塾データジャーナリズム・ハッカソン、50代からの生き方・暮らし方を考える「Reライフ」コミュニティ、NewsPicksのイベント立ち上げ…。

考えてみれば、昔からホームパーティを開くとか、ゴルフ仲間を呼び掛けるとか、「人と人との組み合わせ」を考えて、楽しい場を作ることは好きでした。10年くらい前に、近所の先輩に誘われて始めた「ご近所会」も、最初は6人程度の集まりだったのが、3年ほどすると、60~80人の集まりになっていました。

だから、趣味なのか、仕事なのか、もはやよくわからないけど、「居心地の良いコミュニティ」をつくることは、好きなことで得意なこと。なんじゃないか、と思い始めています。

●改装プロジェクト、飲み会で”勝手な意見”を集める

そこで先日、Facebookeでこんな呼びかけをしました。

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いろいろな友人から、反響をいただきました。

そこで、自宅を改装して「創造するBAR」をつくることに共鳴してくれた知人・友人をグループに招待して、まずはワイワイガヤガヤ、自宅改装のコンセプトを考えるオンライン会議(飲み会)を開こうかと思っています。

「改装を手伝うよー」と言ってくれる人もいれば、「スペースの中央にアイランドキッチン、鉄板を!」という人もいれば、「本を開放して!ライブラリーを」「大画面プロジェクターを」という人もいました。

すべてを実現できるのかは分からないけれど、いろいろな仲間にとって、仕事をしたり、雑談したり、飲んだり、語ったりできるような「大人の居場所」となるよう、参加型で自宅を改装してみようと思います。

予算が足りなくて、実行できなくなるかもしれないけど、きっと、このプロセスが楽しいから。

●仕事をし、本を読み、雑談し、学び、飲み、語る

今のところ、私が考えている改装のコンセプトはこちら。

1)住居(寝室)スペースは最小限にして、リビング兼打ち合わせスペースをつくりたい。日中~夕方は、事務所兼人が集う場(コミュニティスペース)として使いたい。夜は自分が眠るための場所。

2)夜は簡易なセミナー開催もしたい。自分がゲストを招くだけでなく、仲間が講師をしたり、ゲストを招く場としても使ってもらいたい。

3)自分の本を、この場所に集まる人にも公開し、貸し出しても良い。本棚のあるカフェ事務所にしたい。

4)窓から、東京らしい夜景が見えるのも特徴で、昔はよくホームパーティをしていました。 今後は、大事な仲間が、職場でもなく、自宅でもなく、ちょっと「立ち寄ってほっとしたくなる」「創造したくなる」場所にしていきたい。

自分の知人・友人で、どの人とどの人がつながると、楽しいことが起きそうか。心地良い時間が過ごせそうか。

コミュニティは、場所がなくてもできるけれど、場所づくりから考えるコミュニティもいいかもしれない、と。いろんなコミュニティをつくってきたけど、「場」を一緒に考えるプロジェクトは初めて。

相談に乗ってもらう設計事務所も探し始めました。

●シェアオフィス? ライブラリーカフェ? AirBnB?

私の仲間にとっては、「他人の家」ではあるけれど、みんなで創造的な場を作ることに挑戦。実際の改装後、どんな方に、どんな風に活用してもらえるかも、一緒に考えていきます。

シェアオフィス? ライブラリーカフェ? AirBnB?

「アイデア・勝手な意見を出すよー」「みずから力仕事をするよー」「設計や家具などの知見や人脈を提供するよー」という仲間たちを集めて、ワイワイガヤガヤ、自宅改装プロジェクト、はじめます。

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