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たいせつなことはお店から学んだ

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古着屋を経営しながら学んだいろんなこと。たいせつなマインド。その他いろいろ、時系列に沿わないで書いたノートのまとめです。
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2019年6月の記事一覧

人の店の壁にお寿司を描く女

人の店の壁にお寿司を描く女



わたしの店の壁は

あさぬー🐟ちゃんに描いてもらいました

「ここにこんなかんじで、おまかせでー!」

と依頼したら、お寿司とか描いてくれました。

服屋の壁にお寿司とか、天才。

わたしはお願いしただけなのですが、

この経験は自分にとって貴重な出来事となり、

次のお店の構想へとつながりました。

わたしは他人と行動することがあまり得意ではなく

ひとりでできるもん!の精神でこれまでやっ

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クラウドファンディングでパトロンになってみた

クラウドファンディングでパトロンになってみた

クラウドファンディングってどんな人がどんな募集をしているのかなーって見てみると

素晴らしい理念をもって地域や社会に貢献するプロジェクトを、素敵な写真を添えて魅力的な文章でアピールしている方もいれば、
老朽化したお店をリフォームするお金がないからお金ください、みたいな雑な方、明らかに欲が全面に出すぎの方もいる。

わたしがもし募集する側になるとしたら、主にリアルなお客様に支援を募る形になりますので

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人生は失敗から学ぶことが多いのかもしれないが、私は成功から学びたい

人生は失敗から学ぶことが多いのかもしれないが、私は成功から学びたい

人生は失敗から学ぶことが多い、みたいな事をよく聞く。でも、わたしは失敗談より成功者の体験を聞く方が好き。

わたしは今、自分の仕事をもう一度盛り上げで、望む未来を手に入れたいと日々デカイ頭と顔をひねっている。

そこで、自分の過去の経験から学ぶことはできないか、noteで振り返ったりしている。
わたしはド貧乏から出発、脱却してそこそこ成功して、また、そこそこの失敗もして、現在まだその失敗から抜け出

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お店はまだ終わってない

お店はまだ終わってない

先日、実店舗のヴィンテージショップをはじめてもうすぐ一年になるという素敵な女性ショップオーナーさんとお話しする機会があった。

ネットショップからスタートして、谷中にちいさな実店舗をオープンした彼女からはヴィンテージショップの仕事を楽しみながら真剣に取り組んでる様子が伝わってきた。

谷中銀座商店街の古い空き店舗をリノベーションして、小分けにしてシェアするテナント施設の一角に出店されているそう。

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ロメオジリとROMEO GIGLI

ロメオジリとROMEO GIGLI

1990年代に独特なシルエットとオリエンタルな色使いで人気を博したデザイナー・ロメオジリによる“ROMEO GIGLI”

いわゆる大人の事情で、2000年代半ばには自身の立ち上げたブランドを去り
“ROMEO GIGLI”の商標を使えなくなったロメオジリさん。

振り返ってみればブランドの人気もその時まで。
その後はブランド名こそ残ったものの、ブランド“ROMEO GIGLI”が再び注目されるこ

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やがて哀しきおばちゃんブティック

やがて哀しきおばちゃんブティック

おばちゃんがやってる、おばちゃんブティック
おじさんがやってる、おじさん向け紳士服店

平成一桁の時代まではこういったお店がたくさんあった。

新規のお客さんは増えそうに無く
増やすつもりもなさそう。
常連さんだけを相手に商売をして
オーナーも、お客さんも、
品ぞろえやお店自体までもがいっしょに歳をとっていくお店。

1993年、16歳で洋服屋を開業したばかりのわたしは
こういうお店もきっとオープ

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同じ仕事を長くつづけるには変化が必要

同じ仕事を長くつづけるには変化が必要

「古着の知識はいつどうやって身につけたの?」

16歳で古着屋をはじめたというと
よくこの質問をされるんですが
自分でもいつどのように身についたのかよくわかりません。

最初はありきたりですが、雑誌とお店です。

ヴィンテージジーンズ等のアメリカ古着に関しては、平成初期・1980年代後半にはすでに今の価値観がほぼ出来上がっていて、雑誌の特集なども多く、専門店も多くあったので知ろうと思えば知れる

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