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【創作大賞2024エッセイ部門】こころを癒す読みもの|音、と、声。
心の専門家である心理カウンセラーが、偉大なる他者の心に触れたときに芽生える、他者の心身の感性について、徒然なるままに書き下ろすシリーズ、題して、『心理カウンセラーの、感性』です。偉大なる他者の感性、それは、命の煌めきとも呼べます。
その初回は、民放で放映された『坂本龍一特集』の番組の視聴を通して感じた、教授こと、坂本龍一氏の『偉大なる他者の感性』ついて、言葉にしてみました。
以下、記事本文にな
【創作大賞2024オールカテゴリ部門】 心理カウンセラーのまなざし|相手を理解するために、必要な視点
✽ バナー画像は、愛するスピッツへのオマージュです。
➡︎ 言動の不一致に目を向ける
✎_解 説
心理カウンセリングの現場では、さまざまな視点から相談者を理解しようと試みます。それを専門用語で、
『心理的な見立て』
と呼びます。
この心理的な見立てには、心理テストやNLPはもちろん、カウンセラー自身の感覚を研ぎ澄ませることが必要です。その中から、比較的日常生活でも役に立つ視点をひとつ、ご紹
【創作大賞2024エッセイ部門】 心理カウンセラーのまなざし|よいカウンセラーのみわけ方 はじまり
※トップ画像は、愛するスピッツへのオマージュです。
『よいカウンセラーのみわけ方』と題して、どのような心理カウンセラーが良い心理カウンセラーといえるのか、また、どのような条件を満足していると良いカウンセラーの裏付けとなるのか、それらの条件について、現役の心理カウンセラーであるわたしが、お話ししていきます。
「心の健康は、身体の健康、QOLの向上、人生100年時代を全うするための生き甲斐へと繋が
【創作大賞2024エッセイ部門】 心に種を蒔くということ。
山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズの第18作『寅次郎純情詩集』は、シリーズで唯一、ヒロイン役のマドンナが亡くなる作品です。
_人間は、なぜ死ぬんでしょうね
とは、マドンナ・柳生綾(京マチ子)の言葉。
『寅次郎純情詩集』のテーマは、『愛と死』です。
この作品には、
生きることの尊さと、人が人を想うことの尊さ
が描かれています。
冒頭を飾るのはデビット・リーン監督の大名作アラビアのロレ
おすすめの本|ぼく モグラ キツネ 馬
✏︎『ぼく モグラ キツネ 馬』
✏︎チャーリー・マッケンジー|著
✏︎川村元気|訳
※作品を過剰に評価する、または、作品の価値を毀損するものではありません。
本が好きな方には、
『生涯、手放すことのない大切な本』
があると、思う。
どうやら、わたしにとって、その一冊になりそうな本。
「たすけて」
本当に辛いとき、はたして、自分は言えるのだろうか。
言える相手が、傍に、周りに、どれだけ
おすすめの本|天気が良ければ訪ねて行きます
✏︎ 『天気が良ければ訪ねて行きます』
✏︎ イ・ドウ|著
※作品を過剰に評価する、または、作品の価値を毀損するものではありません。
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素敵な恋愛小説に、めぐり逢った。
小春日和の、やさしい陽射しのようなぬくもりを感じる、お話。
感性ゆたかな五感から生まれた豊潤な味わいの文章。その根底にあるのは、わたしたちが失いつつある、いや、すでに失ってしまった
おすすめの本|お探し物は図書室まで
✏︎『お探し物は図書室まで』
✏︎ 青山美智子|著
※作品を過剰に評価する、または、作品の価値を毀損するものではありません。
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この本には、繋がりがある。
人と、心と、世界との、繋がり。
命と、命と、命との、繋がり。
万物は、生まれては、消えゆく。
私たちは、皆同じく、その間にある、小さな瞬きだ。
そんなことを、
おすすめの本|ザリガニの鳴くところ
✏︎ ザリガニの鳴くところ
✏︎ ディーリア・オーエンズ|著
✏︎ 友廣純|訳
※作品を過剰に評価する、または、作品の価値を毀損するものではありません。
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稀有な作品だ。
読み終えた後、淡い水彩画のような装画が全くの別物に見える。
そのような読後体験に見舞われる。
ジャンルの分類が全くの無意味だということに、これほど相応しい作品は、他に、そう、な