推し燃ゆ

『推し、燃ゆ』 著 宇佐美りん 帯に載っていた町田康さんのコメントが私にはしっくりきました。 「今を生きるすべての人たちにとって歪で、でも切実な自尊心の保ち方、を描いた物語」 私が『推し』ていたプロ野球選手のTシャツは寝巻きと化していることを思い出しました。

『推し、燃ゆ』は推せない―発達障害としての視点【読書感想文】

最近話題になった芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』 今更になって読んでみましたが、確かに素晴らしい作品でした。 しかし、一方で「話題になった作品だからたくさんの人に薦めたいか」と言われると悩みます。 今回は『推し、燃ゆ』を純粋に人に薦めたいと思えない理由について綴っていきます。 あらすじ…

「かか」読みました ※ネタバレ注意

私が好きな人に勧められた本の中に宇佐美りんさんの「推し、燃ゆ」というのがありました。 芥川賞取ってるし、普段あまり読書趣味がない私だけど勧められたから読もうかなと思って、大学入ってすぐに読んでみたんだよね、 なんだろう、すごく感動したというか、主人公の生きずらさの表現とかすごく生…

毎日読書メモ(16)『推し、燃ゆ』(宇佐見りん)

宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)が、今年上半期のベストセラー1位になったのだそうだ(日販、2020年11月24日~2021年5月21日の集計。全集、文庫、コミックを除く)。小説が上半期ベストセラーで総合首位となるのは2013年の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来、8年ぶ…

宇佐見りんさんの『推し,燃ゆ』を読んだよ

こんばんは 6月15日 火曜日 今日も一日お疲れ様でした 今日は在宅勤務中の空き時間に読書してました 著書:『推し、燃ゆ』 著者:宇佐見りん内容紹介 【第164回芥川賞受賞作】 「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」 朝日、読売、毎日、共同通信、週刊文春、 ダ・ヴィンチ「プラチナ本」他、各紙誌…

『推し、燃ゆ』を生活下手のアイドルヲタクが読んだら辛かった

今更ですが、『推し、燃ゆ』読了しました。 ネタバレありで感想を書いたので、まだ読んでない方はお気をつけください。 この本は一ヶ月くらい前に買ったものの、途中で読むのが苦しくなってしばらく放置していました。 というのも、主人公のあかりは私にとてもよく似ていて、彼女が周りから浴びせら…

推しが燃えた

推し、燃ゆ 読みました。 iPhoneの変換、「もゆ」と打ったら1番最初の変換が、「眉」でした。iPhoneよ、まだまだだな。 Adoさんの「うっせぇわ」を聞いた時と 同じ感覚になりました。 まあ、お二人ともお若いので、世間のそういうところに目がいくんだなと思いました。 「そういうところ」はみなさ…

君の幸せ

君の全部 なんて 知ろうとも思わないよ 君は知ってほしい なんて 微塵も思わないだろうから 誰にだって 触れられたくないことはある 僕にだって 知られたくないものはある だから 君の一部 だけで 嬉しいと思うんだよ 君が知ってほしい ことを 少しでも聞きたいと思うから 君が君らしくあ…

『推し、燃ゆ』を読みワイ、泣く

推しを推すという事が『あかり』にとってどういうことなのか、非常に熱量を持って表現されています。しかも一部じゃなくて、全部のページで隙間なく。推しを推す、それはあかりにとって『生きている』事と同義。 島本理生さんが『うわべでも理屈でもない命のようなものが、言葉として表現されている力…

「推し」とは…

2021上半期の芥川賞候補作が出揃ったこの時期に、ようやく前回2020下半期の芥川賞受賞作品の「推し、燃ゆ」を読んでみた。 装丁のようなポップな感じの作品では無いだろうとは予想していたけど、やはり中身は鳩尾あたりにグーって来るような重さの作品でした。 本人にしかわからない、その時の環境や…