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【朝配】荒井智也のニュースメモ

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平日の朝、1日1本、中堅サラリーマンの視点から一般的なニュースのまとめと感想を呟いています。『少しニュースが苦手』という方でもサクッと読めてためになるよう心掛けています。傾向とし…
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2021年3月の記事一覧

最大のメリットは労務管理面の苦労の解消!?ファミマが無人決済店舗を開店!

最大のメリットは労務管理面の苦労の解消!?ファミマが無人決済店舗を開店!

Amazon Go 的な店舗がやっとできましたね。

ニュースに対してのコメントには機能面やコスト面での良し悪しについての意見が多いですが、そもそも働き手が減っているため、多くの店舗を抱えているコンビニ業界を存続させるためには必須です。

むしろ、無人レジ、自動発注などデジタルやAIに頼れるところは頼ったうえで、FCパッケージとしてオーナーに利益が還元される仕組みであればいいのではないでしょうか。

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もはや逆DX!?メルカリのスピード感は圧倒的!リアル店舗戦略は今後当たり前になっていきそうですね!

もはや逆DX!?メルカリのスピード感は圧倒的!リアル店舗戦略は今後当たり前になっていきそうですね!

メルカリさんがリアル店舗(アナログ)に進出しましたね。

舵取りとスピード感が圧倒的ですね。

山田さん、小泉さん率いるメルカリは、理念と問題意識から創造されるサービスに一貫性があり今後のスケールも感じます。

最近、面白いと感じることは、2000年からのデジタル化の流れです。

リアル店舗(アナログ)がデジタル・ツインとしてデジタル上にもう一つの新しい世界を作ることが積極的になされてきました。

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消費社会の課題からSDGsの問題まで見えてくる!「紙」の資源の捉え方を考えさせられる取り組みです!

消費社会の課題からSDGsの問題まで見えてくる!「紙」の資源の捉え方を考えさせられる取り組みです!

非常に難しい問題ですね。

慣れ親しんできた「紙」を捨てるのはもったいない。

一方で再生紙を作ると物流コストや排出エネルギー、化学品の利用・排出が懸念され、コストが高い。

なら、人口で木を育てて紙を利用する循環がいい。

という視点はロジック的に間違ってはいなのですが、人工木で紙を作る上で、ブラジルでは違法伐採や低賃金労働で絶対的貧困から抜け出せない層がいることです。

▼違法伐採について

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モノの便利は配送インフラがあってこそ!ITの力で1%でも労働環境が改善されると嬉しいですね!

モノの便利は配送インフラがあってこそ!ITの力で1%でも労働環境が改善されると嬉しいですね!

へぇ~こんな取り組みがなされているんですね。

実数が少ない記事でしたので数値を追ってみました。

不在配達率が20%改善されたようですが、まず、そもそも不在率(再配達率)は15%で月間34万件です。

▼宅配便「再配達率15%」 1か月あたり約34万件
※対象:佐川急便、日本郵便、ヤマト運輸
20%改善されると「6.8万件」分を再配達なしで済みます。

※2019年10月数値
・全配達数:229

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「マイレージ」って久々の響き!ANAはシナジー構築にフルコミットで将来が開けると予想します!

「マイレージ」って久々の響き!ANAはシナジー構築にフルコミットで将来が開けると予想します!

ANAが非航空収入で2,000億円の収入があったんですね。

マイレージを集めて「ポイントだけで空を飛ぶ」とか頑張っている方、いらっしゃいましたよね。

『「ANAスーパーアプリ」を立ち上げて独自の経済圏の創出』とありますが、旅行に行く以外のためにポイントを貯める行動を顧客は取るのでしょうか。

今後展開を強化する「日用品、レジャー、教育、通信、保険、不動産、投資」の分野は「ANAだからこそ良い!

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飲食は「内食」に商機あり!?「出張シェフ」の福利厚生があったら間違いなく利用してしまいますね!

飲食は「内食」に商機あり!?「出張シェフ」の福利厚生があったら間違いなく利用してしまいますね!

福利厚生の世界の変化、全然知りませんでした。

実際、通常の飲食店も食事の届け方として「店舗型」から「宅配型」に変化しています。

全体の流れからすると納得ですね。

また、食の形態として「外食」「中食」「内食」とあります。

「宅配型」は「中食」のお届けが一般的ですが、出張シェフは「内食」の市場を開拓しています。

シンプルな表現で言えばプロの料理人による家事代行業ですね。

ただ作るだけのプラ

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手触り感がある話!自分の影響範囲にある「相対的貧困」の問題解決できる行動が大切ですね。

手触り感がある話!自分の影響範囲にある「相対的貧困」の問題解決できる行動が大切ですね。

手触り感がある話でかつ非常に勉強になりました。

「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」と「絶対的貧困/相対的貧困」のお話でした。

まず、循環型社会に関して、世界各国でサーキュラーエコノミー戦略を打ち出されていますが、日本にも早々に取り組んで切る企業があったんですね。

アトリエデフさんは「使い続ける」家づくりを続けているとのことです。

話のくだりで、「現場の大工さんからの反発」がありながら

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ZOOMのお洒落な戦略が素敵!コモディティ化する動画業界で「SDK」にて外販に活路を生む!

ZOOMのお洒落な戦略が素敵!コモディティ化する動画業界で「SDK」にて外販に活路を生む!

なるほど、「自立」に拘らないあたりが今流ですね。

そして「黒子に徹する」というわけでもないように感じます。

シンプルに自社の強みを生かしてエンドユーザーの利便性を向上させたいのでしょう。

そういった想いがなければ、こんなにスピーディーに動けないですよね。
(SDKの開発スピード)

ビデオ通話が月1万分=160時間までが無料、「ZOOM」もロゴも入らないなんてお洒落な戦略です。

▼まとめ

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「コト売り」「共助」「多様性」を軸にモノづくり大国の象徴「パナソニック社」を変化させた津賀社長を尊敬します!

「コト売り」「共助」「多様性」を軸にモノづくり大国の象徴「パナソニック社」を変化させた津賀社長を尊敬します!

この判定を見ていると時代背景が明確に反映されていますね。

・過去の栄光にメスを入れる(テクノロジーの発達)
・テスラやトヨタとの共助(コト売り支援)
・外部人材の活用(多様性)
は成功し、

・GDP経済の延長にある増収増益(客数×客単価)
・中国での家電ビジネス(物売りでの市場拡大)
は失敗しています。

将来の変化は冷静に考えると「当たり前」なんですが、実際に社長という立場で自社ビジネスをま

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「3Dプリント」の技術が年々向上、人材不足には必要不可欠な技術ですね!

「3Dプリント」の技術が年々向上、人材不足には必要不可欠な技術ですね!

いかにもアメリカらしい取り組みですね。

住宅の材料をコンクリートではなくLight Stone Materialに変えることで環境に負担を掛けないんですね。

まず、セメントは製造するときに、大量の二酸化炭素を放出しているとのことです。

それに比べてLight Stone Materialは製造時に二酸化炭素の排出が少なく、3Dプリンターの活用で無駄な廃棄物を出さないということみたいですね。

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コミック市場の「アーカイブ」も凄い!「鬼滅の刃」の効果に加えて、WEBから紙の誘導方法が理にかなっています!

コミック市場の「アーカイブ」も凄い!「鬼滅の刃」の効果に加えて、WEBから紙の誘導方法が理にかなっています!

へぇ~そういうことなんですね。

単純に鬼滅の刃と巣ごもり需要で電子書籍伸びているだけかと思っていました。

結果的に
・電子書籍は前年比31%増の3420億円
・紙のコミックス(単行本)と漫画誌を合わせた推定販売金額では13.4%増の2706億円
となっています。

普通、電子が伸びれば紙が減り、トータル額は同じ、もしくは人口減により売上は減少、という流れが普通です。

実際、日経新聞の売上も2

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環境問題に国境はない!対馬の漂流ゴミ問題を「自責」として解決していく人々を尊敬します!

環境問題に国境はない!対馬の漂流ゴミ問題を「自責」として解決していく人々を尊敬します!

地味な話ですが先進的な取り組みが詰まっています。

まず、対馬海岸の写真を見てしまうと「こんなにゴミが集まってしまうんだ」と改めて漂流ゴミ問題の大きさを感じます。

根本的な問題として、漂流したゴミは世界中の様々な企業が作った製品で、かつ世界中の様々な人びとが利用し廃棄されたゴミであります。

作った側の責任も利用した責任も所在が明確でないため、どうしても放置されてしまう問題であり、実際、放置され

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アウトプットする大事さを痛感!「棒人間メイカー」を作った河本さんの発明一覧が純粋に面白い!発明の探求心に脱帽!

アウトプットする大事さを痛感!「棒人間メイカー」を作った河本さんの発明一覧が純粋に面白い!発明の探求心に脱帽!

私は最近、提案資料などで人も物も「シルエット画像」を使うようにしています。

個人情報や著作権の絡みで法に触れないためにですが、動画は難しいと思っていました。

というのも、社員が動画に参加した際、必ず「退職問題」が起きます。

撮影した3か月後に当人が退職後、当人が「いいですよ」と言ってくれても、リスクを考えると利用できません。

棒人間なら解決できるのでありかなと。

なんてことを、ボヤっと考

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将来は家族も「ロボ化」!?「配膳ロボ」導入で「人の接客」がより差別化に繋がりそうですね!

将来は家族も「ロボ化」!?「配膳ロボ」導入で「人の接客」がより差別化に繋がりそうですね!

時間と共に当たり前になっていくのでしょうね。

入店時の案内はペッパーくん、注文はタッチパネル、配膳は配膳ロボ、レジはセルフレジ、となると次は『お客さん』までロボ化されるかもしれませんね。

少子化対策の一環として「ロボ家族」が登場、一般的な家庭の動きをインプットされていて、仕事でお金を稼いで消費行動もする。

とか考えると、やはり現状のGDP経済は破綻しつつあります。

人間が幸せになるために構

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