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#家族
映画『Coda コーダ あいのうた』
親と子がすれ違うのは自然なことなのだろう。
育った時代も違えば、世界も違う。それに伴って言葉も価値観も違う。
当然ながら年齢が違う。経験も違う。
そして何より、親は子を産み育て、子は親に育てられる存在だ。この事実はひっくり返らない。さらに、親も子も相手を選べない。
4人家族の中で末娘の自分を除いて皆が聾者(ろうしゃ)だったとしたら。家族と世間の間の通訳者として生きることを強いられる。
Amazon Prime Video『ウイング・アンド・プレイヤー』
搭乗した航空機のパイロットが上空で気絶し、操縦不能となったらどうするか。しかも副操縦士がいなかったとしたら。あなたは代わりに操縦することが出来るだろうか。
この映画は現実に起きた物語をベースしたものだ。
たまたま乗ることになったプライベート機だったからこそ起きたこと。
薬剤師である主人公の家族(夫婦、娘二人)が乗った双発プロペラ機「ビーチクラフト・キングエア200」の機長が離陸後の上昇中
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(Avatar: The Way of Water)
契りを交わして集団のボスと親子関係になる。同じグループの仲間とは兄弟関係になる。私が知る限りそんな風習を残しているのはヤクザだけだ。そのヤクザですら生存の危機にさらされている。
家族という枠を超えた大きな集団に属することで生命の営みが行われる、それが定住社会の共同体のあり方だった。そこでは、家族同士は緩やかに混ざり合い、協同して共同体の利益の為に働き、子供たちは全員が共同体の兄弟として、次世