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ちょっとブレイク「手づくりしているふたつのヨーグルトっぽいもの-ミニ土鍋でどうぞ-」
昨日はヨーグルトの日だったなんてつゆ知らず日常通り静かにホームメイドヨーグルトっぽいものを食べていた。
我が家は2種の「ヨーグルトっぽいもの」をホームメイド常備している。
ひとつめはケフィアヨーグルト。牛乳からつくる乳酸菌と酵母の共生発酵。ふたつめは豆乳と乳酸菌からつくるヨーグルトっぽいもの。ヨーグルト定義は「牛乳を原料に乳酸菌でつくるもの」だから…。ああ複雑だけど、気分で食べわけるだけ。ああ
旅する土鍋「新作と洞窟の町」
残念ながらというのか、生真面目な性格と効率的な計画性を持ち合わせていない。困りものであり、功を奏しているともいえるだろう。展覧会のたびごとに、あたらしいもの、見たことのないものをつくりだすわけだが、ここに計画性は通用しない。アイディアを探しにいくぞ!といって生まれるものでもない。経験や感情の「ストック」が一定量からあふれたとき、そこにこぼれるものであり、「こぼす」という抜け具合が必要なのだ。
新
「旅する土鍋2018」マルケ編 ①列車の中のサンドイッチ
七人の女サムライイタリアの包丁はなんとも切れない。
「ねえ、さわこ~」とキッチンに入ったら、料理人さわこ氏が2本の包丁をカキーンカキーンといい音を立てて擦り叩いていた。
その姿に、オヌシ!と言ってしまったほど彼女はサムライだった。
B&Bラ・シェンテッラのオーナーであるロベルト フェレッティ氏が昨年から企画してくださっている「旅する土鍋」のマルケ版。去年のイベントに続き、今年は参加者がもっと増え
「旅する土鍋2018」ねこまんまとパッパ
“イタリアは食材に恵まれているから何でもおいしいのよね” つい言ってしまいがちな言葉だが、海外至上主義に向かうべからず。同じ食材や味を求めたり、レシピを極上になぞらえようとするから「ムリ」が発生するわけで。それは日本に住みながらつくる毎日の食事、そして生き方も同じ。
おいしいものだけでなく、モノをつくるのも同じ。
少し前も書いたが、なにを求めて我を批判し、至上主義に迫るのか。なにを求めて自虐的
「旅する土鍋2018」チャンボッタとかチョケチョとか?!
「チャンボッタ」
オチャラケたくなるようなるような名前の料理は、どちらも「カポナータ」や「ラタトゥイユ」に類似し、カラブリア州に限らず、ローマ以南で名前や材料を変えて『ごった煮』として肩ひじはらずつくられている家庭料理。この夏もカラブリアのマンマがつくってくれて無論美味。レシピも書いてくれたが覚えられるほど特別なことはない。使う野菜も前者の2つに似ているが、酢を入れる前者とは異なり、葡萄酒も入れ