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魂を綴る

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「魂を綴る」なんて大層なことを言ってますが、日々、ふと思い浮かんだ想いを文字にして、客観的に眺めるのが好きなので、その産物です。
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記事一覧

8月23日

曇り。少しだけ秋の気配を感じるような質感。
まだ湿度は高いけれど、それ以上に雲の湿り気が夏の頃のそれとは違う。

仕事から離れて、3週間。
今日は診療内科へ行く日。

どうやって仕事に復帰したら良いのか、そのやり方がよくわからなくなってきそうな気配。
夏の雲が持つ湿り気ってどんなんだったっけ、っていう程度に、忘れかけている。

仕事から離れたいのか。戻りたいのか。
自問自答を繰り返す日々。

何が

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8月5日

あっという間に8月の第1週目が終わっていく。もう週末。
昨日も今日も会社を休んだ。
こうして指折り数えて確かめている時点で、女々しい男だよなと思ったりする。
潔さが足りないんだろうな私。

って言う感じで、日々、真っ昼間に眠ったりしていると自己嫌悪の悪魔が襲ってきて、もうこれは立ち直る術が何もないのではないかと思ってしまう。思ってしまうと言うか、そっち側の方向にしか思考が働かなくなっていく。
これ

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機嫌良く生きるということはつまり、

機嫌良く生きるということはつまり、

ベランダから飛んでみたいと思ったのは、空が、雨上がりの空がとても幻想的だったから。
雲が、どんどん軽くなっていった。陽射しが徐々に、強さを増してくる。
しとしとと18時間くらい降り続けた雨の後だったから余計に、その上昇気流に乗って、この6階から下に落ちるんじゃなくて、上に昇っていけるはずだと感じたから。

この肉体に、この世界に未練があるかと聞かれると、あります、とは率直に言えず、かと言ってまだな

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過去と向き合う話

過去と向き合う話

二日続いた雨がやみ、思わず嬉しくなって外ランをしてきたんだけど
なんとなく街を歩いている人たちみんなも同じ気持ちになっているような気がしたなぁ。

やっぱみんな、晴れのほうが嬉しいよな。
そりゃ、雨の日だってあるから、それに一喜一憂していること自体、どうかとは思うのだけれど。

図書館で、齋藤孝さんがニーチェの哲学について語っている本があったので思わず借りたんだけど、

うーん、

どうなんだろう

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趣味を続けるためのモチベーション

趣味を続けるためのモチベーション

Jリーグの、柏レイソルというチームを応援している。
ファンクラブみたいなものに入り、年に数回、日立台と呼ばれるスタジアムに通うという程度の、サポーターだ。
声が出せる時は大声で応援する。
むしろ大きな声を出したいから、スタジアムで応援するというスタイルが気に入っていたのかもしれない。

なぜ柏レイソルだったのか。
理由は簡単で、家から近かったから。
私の住む自治体はサポーティングエリアだし、近所に

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憧れは、

憧れは自分の対極にある人間のことを指し示すのかもね。

私は、強い意見を堂々と言える人になりたいと思っていたのよ。

それがカッコいいと感じていたから。

だけど、それは自分のスタイルじゃないな、と感じてさぁ。自分がいくらそっち側のスタイルを手に入れようと頑張ったとしても、手に入れる頃にはストレスでメンタルがめちゃくちゃになりそうなんだよな、と思って。

憧れは持つべきで、自分を成長させてくれる糧

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価値観について考えた

価値観について考えた

価値観は常に変わり続けるものだと感じる。

3年くらい前までは、盆栽なんて全く興味がなかったのに、今では水やりを欠かすことなく数鉢の盆栽が、うちのベランダで暮らしている。

このことから、「盆栽=興味がない」から「めっちゃ興味がある」ものへと価値観が変化したと考えられる。

だから、今の価値観でものを買ったりすると、将来興味がなくなってしまうのではないかという不安に駆られ、容易にものを買えな

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神について

神について

アインシュタインが遺した「神は弱い者が作った幻想だ」みたいな発言がここ1か月くらいずーっと頭にこびりついていて、クエン酸でも重曹でも取れなさそうな気配です。激落ちくんでも落とすことのできないほどの存在感でした。

私の基本的なスタンスとしては、神様仏様と言ったものにたいして強い信心を持つほどではなく、初詣は神社、お彼岸とお盆はご先祖様のお墓、そしてクリスマスは普通に家族と過ごす、その程度のものです

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自分って誰のことだよいったい

自分って誰のことだよいったい

今自分が考えていることは、つい数秒前の思い付きが発端になってる訳じゃないすか。
おそらく人間って五感から受け取る刺激を元に何かを思いつき、それに従って行動することを繰り返しているだけの生き物なのだから、自分の性格とか、素性とか、個性とかっていうのはただの幻想なんじゃないかと思うよね。
多分、行動する時に自分の中で「過去、私、ああやって考えたよな」とか「あんな風に動いたよな」とかの経験を元に行動を選

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Nowhere man

Nowhere man

物静かな少年だった私は、その頃、家族で車に乗っていると(私はいつも後ろの、左側の席だった)、助手席に座っている母親から「静かだからまるでそこにいないように感じる」って冗談で言われてました。多分その頃の面影って残っていて、自分は1人で静かにじっとしているのが好きなんですけど、本当にその瞬間、自分はどこにもいないんじゃないかということになるのではないかと、ふと気づきまして。さっき。

と言うのもデカル

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無知であると認識した上での選択

無知であると認識した上での選択

ターニングポイントっていうと大げさに聞こえますが、人生をゆっくりと紡いでいるつもりでも、少なからず人生を左右するような選択をしてきたわけで。

あの時、なんであんな選択肢を選んでしまったんだろう、って後悔に似た思いを抱くことって結構あって、それは自分がネガティブに考えがちだからでしょうけど、さっき哲学の本を読んでいて、無知の知っていうところにいくつか想いを抱いたので、その辺を整理したい。

「あの

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ロールモデルに対峙するには

ロールモデルに対峙するには

ロールモデルってカッコよく言っちゃってますけど、簡単にいうと憧れの人ですね。その人に近づきたいと思うことは人間の根幹にある「向上心」を刺激するとても良い素材なのだと思いますが、それが果たして人間に取って良いことなのか、みたいなことをぼんやり、仕事をしながら考えていました。

私は優柔不断で、だからこそ強い主導権を持って突き進むみたいな人に憧れていて、うーん、正確にいうと憧れてきたんですが、どうやっ

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ほぼ未経験だった同僚と振り返りをした話

ほぼ未経験だった同僚と振り返りをした話

途中から私自身がめっちゃ忙しくなってしまって、あまりきちんと彼女のことを見る事ができなかったんだよな。
ほったらかしって言うと言い過ぎだけど、正直それに近いくらいのことをしてしまった。

で、今日の夕方くらいに、プロジェクトどうだったー?って言う軽い感じの振り返りをしたんですけどね。

彼女は頑張り屋で、周りに貢献したいって気持ちが強い反面、ほぼ未経験で英語もあまり上手じゃないと言う感じの人だから

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周りから見られたいという欲求

承認欲求の話。

先日、ツイッターで相互フォローしている友達が、ある有名人から存在を認知してもらいたいと思っている(はずの)人間について言及していて、

うーん、と悩んだ話。

多分、私の好きな承認欲求に絡む話だと思っていて、noteを書きながら自分の考えを研ぎ澄ませていきたいと思っていて。研ぎ澄ませるほどの整理する力があるというわけではないのですけども。それは棚上げで。

ある有名人というのは、

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