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趣味を続けるためのモチベーション

Jリーグの、柏レイソルというチームを応援している。
ファンクラブみたいなものに入り、年に数回、日立台と呼ばれるスタジアムに通うという程度の、サポーターだ。
声が出せる時は大声で応援する。
むしろ大きな声を出したいから、スタジアムで応援するというスタイルが気に入っていたのかもしれない。

なぜ柏レイソルだったのか。
理由は簡単で、家から近かったから。
私の住む自治体はサポーティングエリアだし、近所に住んでいる選手もいたりする。
つまり、街に溶け込んでいる感覚がある中に、私は住んでいる。
きっかけがそんな弱いものだったから、すぐに折れてしまいそうな気がする。

趣味って、趣味にかける熱量って、人それぞれだから、正解はない。
ホームはもちろん、アウェイもがっつり行きますよ、じゃなければサポーターとは言えない、ということはありえない。
DAZNにすら加入せず、家で、無料で見られるインターネットニュースで追いかけるくらいですね、だけど柏レイソルって好きなんですよね、という程度だって、立派なサポーターです、という見方がある。

趣味なんだから、自分の好きなように、接していけば良いだけだ。

となると、もしかしたら、急激に飽きることがやってくるかもしれない。

そっち側の空気が訪れた時に、私のような人間は、「好きでい続けなければいけない」という強迫的な思いを抱く。
好きでい続けることは、強制ではない。趣味なんだから。自分の人生を切り詰めて、それに費やすんだから、自分の時間をどう使おうか、自分の勝手だから。

だけど、ずっと好きでい続ける人たち、古参と呼ばれるサポーターがたくさんいて、彼らのことを思うと、その熱量に感激してしまう。
私はまだ3年くらいで、だけど私の中では、3年も続いた趣味ってなかなかないから、だいぶ珍しい部類に入る。ランニングくらいなものだ、それ以外では。

多分私は、私のように、上記のように考えがちな人間は、「着かず離れず」という距離感を念頭に置く必要があるのだろう。
いや、分かってるんだけど、その感覚が、どうも中途半端に思えてしまって、とても困る。
私の中では、スタジアムに1度も行かないなんて、サポーターじゃないだろ、と思ってしまう部分がある。そんなことないのに。

趣味なんだから、もっと軽く考えれば良いのだ。それだけだ。

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