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白いカーネーション:9「Who are you?」
母が最後にお世話になった施設では、
本当によくしていただきました。
古い自宅にいたら
暑い、寒いときは温度が一定ではないため
体調管理もむずかしかったとおもいます。
食欲がおちてきたときは、
ゼリーや飲み物でカバーしてくださって
母も命を伸ばしてもらえたとおもいます。
ケアマネジャーさんも
とてもいい方で、
認知がすすんだときも、
母に尊厳をもって接してくださったと感じています。
母が「子
白いカーネーション・5「母とズッコケの対面」
母の知らせを受けて、急いで準備をし新幹線に乗りました。
いつも母の面会に行くときの、新幹線の中の時間は、爆睡することもあれば仕事の作業をしたり、創作を楽しんだり、とても貴重でした。
新幹線に乗った安堵感か、急に涙もでてきたですが、その日も、そうだ、泣いてばかりはいられないと、レンタカーの予約まで済ませました。
特に今回はあわただしいので、誰かに載せていってもらうより、自分で動けて正解でした。
白いカーネーション・3「母の最期」
母が亡くなったのは4月の晴れた金曜日。その日はひさしぶりに全く予定がなく、ゆっくりと街に出かけたところでした。施設からの着信に次のホームへおりてかけなおしました。
母はその日の朝、ご飯もしっかりと食べて、スタッフさんと会話もし、"出すものもだして" きれいにしてもらって……。お昼ご飯に呼びにいったらもう逝ってしまっていたそうです。
最後にそばにいてあげられなかった……、頭の中が一瞬真っ白になり
白いカーネーション・2「母のことを書いてみる前に」
母はこの二年あまり、もしかしたら……ということが幾度かありました。そのたびに、どこか少しずつ覚悟をしていたものの、もし本当にそうなったら、私は泣き暮らしてしまったり、見る世界が変わってしまうのではないかと自分でも不安でした。
でも今は不思議なほど普段通り。いやもしかしたら、なにか、大げさにいえば、「力」さえもらったような気もしています。
もちろん、ふと思い出した瞬間に一気に涙があふれてくること
白いカーネーション:1「母が亡くなって」
すっかり投稿をしておらず
前の投稿が1年前でびっくりしました。
4月に母が亡くなりました。
まだ1ヶ月もたっていないのに
不思議なほど、落ち着いて
変わらない日々をすごしている自分に驚きながら
今の気持ちや、母の思い出を
文字にしながら受け入れていきたいとおもって、
noteを思い出しました。
今日は母の日。
義母には深い紅色のカーネーションをあげました。
母に白いカーネーションを買ってお供