見出し画像

白いカーネーション:9「Who are you?」

母が最後にお世話になった施設では、
本当によくしていただきました。

古い自宅にいたら
暑い、寒いときは温度が一定ではないため
体調管理もむずかしかったとおもいます。

食欲がおちてきたときは、
ゼリーや飲み物でカバーしてくださって
母も命を伸ばしてもらえたとおもいます。

ケアマネジャーさんも
とてもいい方で、
認知がすすんだときも、
母に尊厳をもって接してくださったと感じています。

母が「子供自慢?」をしていたそうですが、
「○○さんの(母)子育てを本当に尊敬しています」と
言ってくださいました。

そんな母がおもしろかったのは、
ケアマネさんやスタッフさんのことも
分からなくなったりする日もあって
「Who are you?」とか
「What's your name」など
急にジャパニーズイングリッシュになるようでした。

主人のことを紹介するのにも
「娘のhusband」といったり。
「Thank you very much」とか。

昔から海外への視線は広かった人ですが、
母は、英語話したかったのかな。

お母さん! I love you forever!!

きっと天国で、「Me too!よ」って言ってくれているかな。笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?