マガジンのカバー画像

スキマインタビュー

20
「好き!」でスキマじかんを埋めちゃってる人に聞いていく、 「スキマインタビュー」。 そこから垣間見える人生をのぞかせてもらいにいきます。
運営しているクリエイター

#ものづくり

「ドラッグやってる人の見える景色に興味があって」

「ドラッグやってる人の見える景色に興味があって」

ちょっと嬉しい話。
cakesクリエイターコンテスト、一次選考に残りました。
178人のうちのひとりではありますが。9396点の応募があったようです。
ほそぼそと、ゆっくりと、じっくりと続けてきたスキマインタビューを読んでいただけたということ、それ自体がもううれしい。

「絵はんこ作家」という肩書きながら、色々な人の話を一対一で聞いてインタビューしたい。それを文章やはんこ、イラストにしてまとめて記

もっとみる
スキマインタビュー総まとめ 5編

スキマインタビュー総まとめ 5編

こんにちは。「スキマじかん研究所」を書いております、絵はんこ作家のあまのさくやと申します。

日常の中で、ふとした時間に現れる「スキマじかん」。通勤電車の間。友達と待ち合わせの間。ぽっかりと空いたおやすみ。寝起きのぼんやりとした布団の中。日々の中にちょっとしたスキマじかんってありませんか。

きっかけや宝物がつまっている「スキマじかん」私にとって、いま、はんこを彫ることは仕事でありますが、元々は仕

もっとみる
スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

さて、インタビュー前編では、休みの日はだいたい神保町にいるという鴫原さんの、「みんながやらないことをやる」「根っこの部分が好き」という軸で物事を選択する独自の視点について伺いました。

後編では、古書集めがどのように「小さな本工房」に生かされているのか?を具体的にお聞きしました。
そこには、「ないものをつくる」という基本精神がありました。

読むために語学を勉強し、勉強のために本を作り始めた

もっとみる
スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

今回お話を伺ったのは、【小さな本工房】の鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

私が「スキマじかん研究所」をはじめます、と宣言したとき、鴫原さんは真っ先に、「私の本も、まさにスキマじかんのための本というコンセプトから始まったようなものです」というコメントをくれました。

【小さな本工房】の名の通り、鴫原さんは「小さな本」を作っています。

初めてお見かけしたのは、雑司が谷で行われている鬼子母神手創り

もっとみる
スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(後編)

スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(後編)

インタビュー前編はこちらからお読みくださいませ。

さて後編では、もう一つのコンセプトでもある「ケミカル」について聞いていきたいと思います。ケミカル=「化学的な」、「化学的に合成した」

この言葉は、作品にどのように関わるのでしょうか?そしてどんなこだわりが隠されているのでしょうか?

ー作品の制作はどういうときにしていますか?今は週3日、商社でやっていたようなニットの企画提案やデザイン、仲介など

もっとみる
スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(前編)

スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(前編)

今回お話を伺ったのは、岩田紗苗(いわたさなえ)さん。

「FAD distortion」というブランドを立ち上げられ、家庭用ニット編み機を使ってオリジナルの編み柄を作り、バッグなどを制作されています。

しかしそのバッグのコンセプトを聞くと…

「毒物的」で「ケミカル」という言葉が出てきました。

えっ?毒物的なニット…?一体どういうことですか?

ーまず…ニットって家で作れるんですね?今私が使っ

もっとみる
スキマインタビュー 予告編

スキマインタビュー 予告編

スキマじかん研究所では、今後いろいろな方へのインタビュー記事の掲載を予定しております。えへへ…と自分自身楽しみでニヤニヤしてしまいます。

インタビューの人選につきましては…私が日々出会ってきた人々の中で、「ぜひインタビューしたい!」という方を独断と偏見で選んでおります。

インタビュー第一弾は、鶯じろ吉さん。じろ吉さんは、50代になってはじめて、詞を書き始めた方。

じろ吉さんの書いた詞に合わせ

もっとみる