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ことばあつめ。

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記事一覧

癖は癖でしか治せない

癖は癖でしか治せない

昔、そう教えてくれたヨガの先生がいてその言葉にずいぶんと助けられてきました。その先生が運営するヨガスタジオ「ジョーティ」に数年ぶりに行ってきました。

藤沢市鵠沼の海近くに佇む緑豊かな一軒家のヨガスタジオ。ジョーティはサンスクリット語で ”心の内側にある光” という意味です。みなさまの心の光がヨガによって美しく輝き出すようにという願いを込めてそう名付けました。ジョーティではヨガセラピー、マント

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演じ始めた小さなわたし

演じ始めた小さなわたし

ごく普通の家庭なのになぜ居心地の悪さを感じていたのか。今回は過去の回想と分析。

  

父は亭主関白で、とても怒りっぽい人。

私がまだ小学校低学年の頃、家族でテーマパークに遊びに行った。着ぐるみを怖がって泣き出す私に、「せっかく連れてきたのに」と父はキレて一人でどこかへ行ってしまい、その日一日が終わるまで合流することはなかった。一人で何をしてたのかなぁ。いまだに怖くて聞けない。それから私は、父

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今日、家族に思うこと。

夫のことが大好きで、「この人と一緒にいたい」という一心で結婚した、24歳・春。

子どもを作るということは、夫と過ごす時間が短くなるということ。
私は、それがどうしても嫌で嫌で、第一子を作ることを躊躇っていた。

しかし、結婚してすぐに、お腹の中に宿った命。

自分の母性・バイタリティ・余裕・性格、全てにおいて、母になれる自信がない。
自分の子……どんな気持ちになるんだろう。
どこか冷めた気持ちと

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圧倒的孤独

圧倒的孤独

-------人は皆、孤独である。--------

そんな言葉をどこか信じていないような、そんな振る舞いをして生きてきたかもしれない。
周りからもそう見られていたかもしれないし、自覚もあったかもしれない。

群れをなす事で、生き物は安心を得る。
人は同じ血の通った人に育てられるし、そうでなくても、何らかの形で人の中で育っていく。

ただ、きっと誰しもが一生拭えない一抹の"何か"
私はそれが人とし

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子どもの成長を祈ること、驚くこと、喜ぶこと、感謝すること

私の子育てのツイートを見て、やり方を失敗した、どうしよう、と嘆いているツイートが2,3、見られた。いまさらやり直しが効かない、と落胆する声。それについて、いくつか思うところを書いてみる。
まず最初に。いつからでもやり直せる、ということを申し上げておきたい。ただし。

思春期を過ぎると、親が取り返すのではなく、子ども自身が、自分の手で取り返す必要がある。もう、親があれこれ出しゃばる年齢ではないから。

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違いは豊かさ

違いは豊かさ

違いは豊かさ

だな

口癖のように違いはご褒美って言っていて
まぁ同じ意味なんだけど
豊かさの方が よりしっくりきたな

言葉が違えば それを学び知ることで成長欲求は満たされ
知ることで交流や可能性は増え
より知見は深まり
与えることもできる

うん 豊かだ

いくら
より簡単に安全に便利になっても
欲求はまた渇く
いや、便利になるからこそ渇く
不便である状態で生存してきた設計なのだから
不便さ

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大人が抱く「寂しさ」からくるエゴと攻撃性

今日、こんなツイートをした。

なぜこんなツイートをしようと思ったか。

理由はふたつ。

ひとつめは、彼らのような「寂しさに支配されている人」の言動によって、私は傷ついたことがあるから。

ふたつめは、私自身にも、寂しさに支配された過去があるから。

すぐに牙を剥く大人。

鈍感力が皆無な私は、毎回しっかりその言葉を受け取って、しっかり傷ついて、帰り道にしっかり大泣きしてた。笑

当時は、「鈍感

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天使

天使

天使をみたの!

見た!というか天使っているんじゃない?って話なんだけど。

知ってる?
天使の存在を確かめる方法があるんだって!

いや、わたしもさ
天使の存在を確かめる方法があるって聞いたとき、さすがにそれはどうなのよってちょっと思ったよ?

まぁでも興味あるし試してみるか、と思ってさー。

なんかね声に出して
天使に呼びかけるといいんだって
「天使さん、天使さん。
あなたが存在すると教えてく

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そんな気分

そんな気分

"抱きしめて欲しい
でもそんなひとそばにはいない"

久しぶりに聴いた歌の歌詞がやけに響いた。

そうだった。

わたしには抱きしめて欲しいときに
抱きしめてくれる人がいない。

どうしたらいいの。

そのあとどうしたのか歌の主人公を参考にしよう、なんて思ったけど、歌詞ほとんど英語じゃん。

酔っ払いの頭じゃ太刀打ちできませんよー。

こんなモードになってしまったときは、とことんこの感覚に浸りたく

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誰かと繋がりたかった夜の話

誰かと繋がりたかった夜の話

誰かと繋がりたくて、わたしはベランダに出た。
ベランダに出なくなった今、そう思いました。

わたしはまごうことなき夜型です。
昔からそう、朝はまったく起きられず
なんならよく昼寝もして、夜は元気に動き出す。
それは歳を重ねた今もあまり変わらない。

夜はマイナスな考えになりやすい、と聞きます。
冷房やかすかな衣擦れの音しか聞こえない暗い
部屋は、確かにそう感じさせやすい。
考えても答えの出ないこと

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ふのるーぷ ふらふーぷ

自分に自信がないという人は自分との対話が足りていない。自分との対話ができていない人が他者との対話が上手くいくわけもなく、人との対話ができない人が人から好かれるのはむずかしい。人間関係がうまくいかないというのはここが要因。そしてそういう人には簡単に優位に立てるという理由でダメな人が集いやすい。同時に自分と似ているような人を見つけて、安心する仲間が集まりやすい。

自分の足で立てていない、または立とう

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いびつだったり、歪んでたり、傾いてたり

いびつだったり、歪んでたり、傾いてたり。

見栄えはわるいかもしれないけど、それらはどこか愛と似ていて。

偏愛という言葉を改めて調べると、「ある人だけを、かたよってあいすること。」とある。

それって純愛とも言えるのではと考えはじめたが、こういうお話は考えても考えても、深みにハマっていくだけで答えなんてものはないのかもしれない。

しかしすこしだけ残しておこうと思う。

皆を平等に愛することがで

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ズルイ男と二人の女

相手を利用しちゃってるなーというある方のお話を聞いてて、自分も昔は相手の気持ちには応えられないけど、相手の好意を自分の寂しさを補う為の道具(ツール)として使ってしまってたことがあったなーと思い出しました。人としてはすきなんだけど、恋愛感情ではなくて。いま思うと居心地は良かったけど、それは自分の寂しさを埋める相手なら誰でも良かったのかなって。

自分に自信がないときほど、その好意はとてもありがたく、

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「サッカーをやめることはチャンスなんだ」と教えてくれた父

「サッカーをやめることはチャンスなんだ」と教えてくれた父

「そこに座りなさい」と、父が言った。冷たい水をかけられたように、顔がキュッと引き締まる。

母に「サッカーをやめたい」と打ち明けたのが昨日。その日は初めて練習に行かなかった。父にもきちんと話そうと決心したはずが、いざ膝を突き合わせると簡単に決意が揺らいでしまう。

小学4年生のぼくは、半年ほど前から「スポーツ少年団」に入っていた。

ぼくの育った街は、いわゆる過疎地域と呼ばれるど田舎。全校生徒数は

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