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【自分用】考察と忍耐ーこだわるー

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すぐ「表面の」結論に飛びつかない。 涵養すべきスキル。
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ベールは壁か

ベールは壁か

1はじめに

 そもそも、自分以外の人間は全員他人である。それは血のつながっている家族でさえも。そうだとすると、自分の“全て”を知っている人間は自分しかいない。しかし、それでもなお、家族やパートナー、親友は、自分のことを(赤の他人よりは)随分理解してくれている。理由は単純で、自分がありのままを曝け出しているからだ。
 もっとも、家族が知っていること、親友が知っていること、パートナーが知っていること

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あえて、わからないところを見る時間 #強制管轄外

暗闇を走る

暗闇を走る

暖簾に腕押し、糠に釘、豆腐にかすがい

スポーツをするにあたって、試合に勝つことは良い成功体験。
内容が悪かろうが、少なくとも、モチベーションにはなる。
勝ち続けるか負け続けるかで、どちらの方がより早く諦めがくるか。
間違いなく後者だろう。(自分の場合は)

※シンプルに土俵が違うからやめようという考え方もある。
ex.相撲∵体重や体格差において自明に不利

ただ、もしかすると、
時間の経過、訓練

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ナッジ

ナッジ

ナッジとは、行動科学の知見から、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。
多額の経済的インセンティブや罰則といった手段を用いるのではなく、「人が意思決定する際の環境をデザインすることで、自発的な行動変容を促す」のが特徴。

もっとも有名なナッジの事例は1999年、アムステルダム・スキポール空港の小便器の「ハエ」のナッジ。公共トイレを清潔に保つために、ハエの絵を小便器の底に貼り付けた

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コンプレックスと自我

今日は、高校時代の友人と服を買い、カフェに行き、ひとしきり語り尽くした日だった。

印象に残っているのは、「僕たちは思っているより理解し合っている(=言語化できる付き合い)わけではない」という会話である。

お互い「なんとなく席が近い」という理由で、よく購買に行ったり、たわいも無い雑談をしたりする仲だった。殊更、何があうでもなく空気感で行動を共にしていた。悪いことではないが、いいことでもない。孤独

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人間関係の構築

人間関係の構築

(画像は催眠についての拾い画)

テーマは''フランク''と''気遣い''

前者について。
なくて困らない要素だが、あると円滑に進みやすいもの。過ぎると危険と、よく言われる。個人的には自己開示がその第一歩だと思う。特にネガティブな情報は相手問わず受ける。実は〜こういう黒歴史がある、これが苦手、こんなコンプレックスがあるetc.

後者について。
いわゆる、親しき中にも〜のやつ。礼儀がないと、ただ

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ジジババ精神批判

ジジババ精神批判

(「お前疲れてんのか」と指摘が飛んできそうではあるが)時たま私の中に現れるこの考え方を''ジジババ精神''と呼ぶことにする。

つまりは、責任を負わず、自分の思い通りにしたいという心の現れである。至極自分勝手であり、疲弊した時にこのような思考になりやすい。達観してるように見えるがそうではない。これを実現させるには皺、白髪、渋い声が欲しいところ。

例えば、これといった苦労をせずに、富士山の頂点にい

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オトナ化

ある程度のプライド(もはや我儘といっていい)を押し殺して社会性を身につけた人。

不条理や不合理を理解して、自分自身を納得させ向上できる人。

伝統の保護と新たな情報のアップデートを両立し、状況に応じて比較衡量した判断を下せる人。

まとめると、意見を持ち、よく動き、ひたむきに自分と周りの生活を充実させていく人。
#既得権益 #誇示

忘れていた

忘れていた

下痢などで腹痛になると、突如として健康な状態を羨む。
鉄砲の飛び交う戦地で、何気ない日常を思い出す。
テスト前に余裕をこき、本番になると顔が青ざめる。
まだ舞えると強がるも、敵を目の前に虚しく散る。
激痛の出産を、何人も繰り返す。

人間、忘れる生き物である。本やテレビ、新聞、ニュースはもちろん、実体験を以ってしても過ちを繰り返す。おそらく、「何も学んでいない」のではなく、壊滅的に「忘れている」の

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究明

究明

直感は信じるタイプだが、最も妥当な原因を追い求めると新しい答えに辿り着くことがある。

例えば
「なんとなく好きじゃない」という気持ち

直感:話が合わないから⇒対話を重要視する自分

おそらく精神的なフェーズが違う⇒ex.年齢や環境差

理想の人間像が異なるのでは?

そこの対話次第では関係が発展しそう⇒not期待

単に''話の合わない「相手」''を嫌っているのではない

新事実:

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モノは言いよう

モノは言いよう

例えば、友達という言葉。
その間にはグラデーションがある。

AよりBの方が仲がいい。でも、悲しい気分の時はなぜかCと話したくなる。地元ではDとよく会うが、特段が仲がいいわけではない。・・・etc.
適当なシチュエーションを挙げても''友達''の範囲は広い。その時の感情、状況、環境、行動次第で関わる友人は多種多様なのである。これは友人だけの話ではない。親友でも彼女でも先生でも言える。

また、名詞

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余裕とは

余裕とは

ここでは②について考えたい。
抽象的な定義とシーンに合わせた具体的な行動等について。

・会話の最後はひと工夫
→簡潔な総括、ユーモラスな一言
ex.例えツッコミや要点整理
・TPOに合わせたファッション
→服やアクセサリーだけではなく、言動や振る舞いを含む。
ex.言葉選び、語尾や語気でも人格は現れる
・自己完結した仕事(本業)と私生活
→やるべきこととやりたいことの両立が精神的安定を産む。
e

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両親格

両親格

はじめは両親格の再生産、中盤〜後半にかけては、新人格が両親格をベースにして形成されていく。影響因子は、先生や友人、本、映画、音楽など。

良いも悪いも評価はできない。少なくとも言えるのは、確かに親が育てた子どもではあるが、親とは全くの''別人''であるということ。

個性も趣味も、多少似ているところはあれど、一致することはない。(似ている程度なら、世間に出ても山ほど出会うだろう)

「私はこういう

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したたかな「人」

したたかな「人」

「人」としての成長三段階

際限のない欲(感情)を、あまたの経験値や思考から統制する。

そのために必要なものは三つ。

・より確実な自分を理解し、考えられうる最高値、納得できる自分を育成する。
→自信の獲得
・その自分を、ありのままであると受け入れ、100%肯定する。
→今ある武器で戦う覚悟
・自分の確立した身体的、精神的、社会的な健康地位を揺るがす一切の俗を裁ち切る。
→''物足りない''を一

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