Shungym

体操競技、指導者、旅をしながら体操を教える男。日本→カナダ→日本→???

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マガジン

  • カナダ 体操

    カナダでの体操指導をしていくうえでの体験談などを書いていきます。やっぱり文化が違うと色々と面白いことが出てきますね

記事一覧

なぜ英語学習が日本ではこんなに難しいのか?

最近、日本の中学生に英語を教える機会が多いのでその中で感じたことについてまとめます。それは 日本で英語を学ぶ難しさ です。日本で英語を学ぶうえで、このせいで英語…

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3年前
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マリファナを吸いたくなかった4つの理由

2018年にカナダでマリファナが解禁になりました。私はそのときにはまだカナダに在住していました。マリファナは日本では立派なドラッグでしたがカナダでは誰でも気軽に吸っ…

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4年前
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英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか? Part2

こんにちは!!前回の英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか?の続きです。英語がしゃべれない状況で子供とどう接するのかについてとその体験…

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4年前
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英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか?

こんにちわ!!今日は私がカナダにいたときに、英語をまともに話せないのにレクリーション(週1、1時間、楽しい体操をするコース)の指導をしなくては行けなかったのでそ…

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4年前
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世界的にみて世界選手権出場は難しいのか?

おはようございます。今日は世界的にみて世界選手権出場は難しいのか?について書いていきます。 今回も体操競技が中心の話になりますがこれは他のスポーツでも起こること…

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4年前
4

体操の試合をすると儲かるカナダ

こんにちは、今日はカナダの体操クラブが大会を開催してけっこうお金を儲けているのでそれについて書いていこうと思います。 カナダの大会の仕組みこれは自分が指導してい…

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4年前
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先生怒る→生徒、泣いて謝る→練習再開 これは日本だけ説

日本で20年ほど住んでいて、スポーツの中でよく見る光景として やる気がないなら帰れ!!(先生怒る) ↓ ごめんなさい!!一生懸命頑張ります!教えてください!(生徒…

Shungym
4年前
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歯医者にいったきり帰ってこなくなったカナダ人体操コーチの話

これはカナダで体操を指導していたときのこと 私は12歳の男の子のグループをカナダ人コーチであるヒュウと一緒に教えていました。 彼はカナダ体操のナチョナルチームメン…

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4年前
7

カナダで体操が冬季スポーツである理由

カナダでは体操競技は冬季スポーツです これは冬季スポーツが盛んなカナダのなかで、夏季スポーツではなくて冬季スポーツの扱いになっているのはいいことなのかもしれませ…

Shungym
4年前
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なぜ毎日練習に来るのがカナダでは難しいのかについて

今回の記事で言いたいことは カナダの選手は練習に来ない といったことについての経験談を話したうえで、毎日当たり前のように練習にくる日本の選手の素晴らしさについて…

Shungym
4年前
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ShunGymです

はじめましてShunGymです。簡単な自己紹介をすると 日本出身 体操競技歴 17年 カナダに留学、体操を指導する 2015〜2020 といった感じです。 何をやっているかと…

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4年前
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北米(カナダ)で体操は女子のスポーツである

カナダやアメリカでは体操競技(器械体操)は女子のスポーツであるという意識が非常に高いというのをカナダで体操の指導を行っていて感じました。 詳しい例をあげると 1…

Shungym
4年前
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なぜ英語学習が日本ではこんなに難しいのか?

なぜ英語学習が日本ではこんなに難しいのか?

最近、日本の中学生に英語を教える機会が多いのでその中で感じたことについてまとめます。それは

日本で英語を学ぶ難しさ

です。日本で英語を学ぶうえで、このせいで英語を学びにくい!!というものを紹介していきます。

1、まず日本語をちゃんと理解しなくてはいけない

まず日本の教育のなかで英語を学ぶうえで必要となってくるのが英語学習に必要な日本語の意味を理解しなくてはいけないことです。例えば

主語、

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マリファナを吸いたくなかった4つの理由

マリファナを吸いたくなかった4つの理由

2018年にカナダでマリファナが解禁になりました。私はそのときにはまだカナダに在住していました。マリファナは日本では立派なドラッグでしたがカナダでは誰でも気軽に吸っているもの(合法になる前からみんな当たり前のように吸っていました)そしてそんな環境の中で私はどうしてもマリファナを吸いたくなかったのでその理由について話していきます。

マリファナのいいところ私がなぜマリファナが嫌いなのかという理由を話

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英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか? Part2

英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか? Part2

こんにちは!!前回の英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか?の続きです。英語がしゃべれない状況で子供とどう接するのかについてとその体験談から文化の違いについて書いていきます。今回は文化の違いについて重点を置きながら書いていこうと思います。

人の話を聞けない子供達カナダの教育方針としては自由に子供達に決めさせる、といった感じです。子供達はノビノビとしながら人生を送っており

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英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか?

英語が喋れない男がカナダでレクリエーションを教えるとどうなるのか?

こんにちわ!!今日は私がカナダにいたときに、英語をまともに話せないのにレクリーション(週1、1時間、楽しい体操をするコース)の指導をしなくては行けなかったのでその体験談について話します。

まずレクリーションは楽しい!!をもっとうにしているので基本的には小さい子供達が対象になります。私が教えなくては行けなかったのは5〜12歳の子供達でした。

レクリーションの流れは

15分のウォームアップとミニ

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世界的にみて世界選手権出場は難しいのか?

世界的にみて世界選手権出場は難しいのか?

おはようございます。今日は世界的にみて世界選手権出場は難しいのか?について書いていきます。

今回も体操競技が中心の話になりますがこれは他のスポーツでも起こることなので、スポーツ関係者の方なら楽しく読めると思います。

はい、では私が日本にいたときの世界選手権のイメージについて

世界選手権出場といえば夢ですね。世界中のトップアスリートが集まり、国を背負って競技を行う。カッコいいですよね!!私もこ

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体操の試合をすると儲かるカナダ

体操の試合をすると儲かるカナダ

こんにちは、今日はカナダの体操クラブが大会を開催してけっこうお金を儲けているのでそれについて書いていこうと思います。

カナダの大会の仕組みこれは自分が指導していた Halifax Alta Gymnastics Clubが開催する大会を例にしていこうと思います。

まず基本的な大会の流れは日本とあまり変わりません、

週末(金、土、日)に大会を開催して、そこで選手が演技をして誰が一番だったかを決

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先生怒る→生徒、泣いて謝る→練習再開 これは日本だけ説

先生怒る→生徒、泣いて謝る→練習再開 これは日本だけ説

日本で20年ほど住んでいて、スポーツの中でよく見る光景として

やる気がないなら帰れ!!(先生怒る)



ごめんなさい!!一生懸命頑張ります!教えてください!(生徒が泣いて謝る)



よし、練習再開するぞ!!(先生ちょっと嬉しい)

という一連の流れがあります。これは私が体操競技を行っていたうえで飽きるほど見てきた流れでありこれはスポーツの中だけでなく、学校や職場でもよく起こります。

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歯医者にいったきり帰ってこなくなったカナダ人体操コーチの話

歯医者にいったきり帰ってこなくなったカナダ人体操コーチの話

これはカナダで体操を指導していたときのこと

私は12歳の男の子のグループをカナダ人コーチであるヒュウと一緒に教えていました。

彼はカナダ体操のナチョナルチームメンバーであり世界選手権にも何度も出場しています。メキシコ人とカナダ人のハーフであり、いつも愛らしい笑顔(30代前半)とユニークなジョークでみんなのムードメイカー的な存在でした。

そんな彼がアシスタントコーチとしてまだうまく英語をしゃべ

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カナダで体操が冬季スポーツである理由

カナダで体操が冬季スポーツである理由

カナダでは体操競技は冬季スポーツです

これは冬季スポーツが盛んなカナダのなかで、夏季スポーツではなくて冬季スポーツの扱いになっているのはいいことなのかもしれません、ですが体操競技が冬季スポーツ扱いなのはちょっと変な感じがしますよね😁

ということで今回はカナダの試合シーズンが日本とはどのように違っているのかについて紹介していこうと思います。

日本とカナダの試合シーズンの違いまずカナダの試合シ

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なぜ毎日練習に来るのがカナダでは難しいのかについて

なぜ毎日練習に来るのがカナダでは難しいのかについて

今回の記事で言いたいことは

カナダの選手は練習に来ない

といったことについての経験談を話したうえで、毎日当たり前のように練習にくる日本の選手の素晴らしさについて話して行きたいと思います。

まずどれくらい練習に来ないかについてです。

当時私が教えていた選手の年齢が12歳前後、8人の子供達を教えていました。週3での練習、半数以上もの子供の出席率が60%ほどでした。

なぜそんなに休むのか?

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ShunGymです

ShunGymです

はじめましてShunGymです。簡単な自己紹介をすると

日本出身

体操競技歴 17年

カナダに留学、体操を指導する 2015〜2020

といった感じです。

何をやっているかというと

体操競技、文化、歴史などの興味があるので今年2020にカナダの仕事をやめて日本に帰国しました。

これからは機会を見て日本国内や海外の体操クラブを訪問しながら体操や文化について学んでいこうと思っています。

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北米(カナダ)で体操は女子のスポーツである

北米(カナダ)で体操は女子のスポーツである

カナダやアメリカでは体操競技(器械体操)は女子のスポーツであるという意識が非常に高いというのをカナダで体操の指導を行っていて感じました。

詳しい例をあげると

1、レクリエーション教室(週に1時間の教室)の男女比は女子95%、男子5%

2、競技用の教室の男女比は女子70%、男子30% (体操を本格的に練習したい女の子は多いですが、女子のコーチが足りないため)

3、体操競技を行っている男子が学

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