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『わがままに生きる』

5月31日発売のビジネス雑誌『PRESIDENT』に、元陸上選手・為末大氏のコラムが掲載されていた。

主たるメッセージは「わがままに生きよ」だ。トップアスリートの世界では、自分自身のコンディションに徹底的にこだわるため、”わがままさ”は高い成果を出すのに結構大事なのだそう。そう考えると、日本人の多くは他人の目ばかりを気にしており、自分の声に耳を傾けるという傾向が弱いと。

彼の意見は、「なんかいやだなあ」「ちょっとうれしいかも」「思ったより楽しかった」など些細な感情の表現を意識してみるとよいということだった。そういう表現をナチュラルにできるようになると、可愛らしい人間性として受け入れられてくる。つまり愛嬌だ。突然「それには反対です。なぜなら~」と言われるよりも「なんか違和感がある」など、瞬発的な感情の表明のほうが言われた側には親しみが生まれると。

なるほど~。たしかに。

私は毎日ジャーナリング(紙に思考を書く行為)をしているので、自分の感情には敏感なほうだし、表現も気軽にしているものの、他人に対しては上手くできていないかもしれない。意見は白黒ハッキリさせてから発信したほうが相手は受け入れやすくていいかなと考えてしまって、そのビミョーな感情や思考のプロセスを表明できていない。反省。

AIが取り沙汰されている現代において重要視され始めている人間性。こういうところが大事なのだろう。

ちょっと意識してみようと思った朝でした。

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